エコビレッジ

ちょっとオシャレな『エコライフ』に参加しませんか!

事業仕分けを仕分けする~(3)「変える」を徹底する/中ノ森 清訓

2010-06-23 06:54:32 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://news.goo.ne.jp/article/insightnow/business/insightnow-5485.html

『ムダを省くということは、今までやっていたムダな作業や事業を止める、作業・事業のやり方を変える、作業・事業をよりふさわしい主体に任せる、事業主体の選定に競争を導入する等々、いずれもこれまでの行動を何らかの形で変える事です。行動が変わらなければ、ムダはなくならず、コスト、経費は変わりません。どんなに仕分け人が的確な鋭い指摘をしようが、それを受けた結果として組織としての行動が変わらなければ何も変わりません。』

事業仕分けについては、それを喝采する人と、冷笑する人がいるように思う。本来どの事業が必要かどうかは検討済みの事であり、それを第三者が改めて審議したとしても、同じ議論はできない。同じものを方向を変えてみているだけで、それにより本当の価値がわかるともいえない。

行政には大きな無駄が存在する事は容易に想像できる。本当はその仕組みにさかのぼって改革を行わないといけない。出てきた結果だけを修正するやり方では何の解決にもならない。問題の本質にさかのぼり解決するやり方でない限り、それは単なるパフォーマンスとなる。

民主党の政策として子供手当や高速道路の無料化、高校授業料の無料化などが打ち出されている。それぞれ意味はあると思うが、これらの中に無駄はないだろうか?事業仕分けをテレビて見ていて、仕分ける側が正義で、仕分けられる側が悪と映ってしまうこと自体、やりきれなさを感じる。本当はそんなに単純な話ではない。本来はその事業がどのようなポリシーで企画されたか、さらに行政の継続的な結果だと思う。完成間際の事業が突然仕分ける事の無駄はないのか?そこまで立ち入って検証を行ってほしい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はやぶさ カプセル落下を確認... | トップ | 最年少更新は不可能に=エベ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ちょっと 『気になる』 はなし」カテゴリの最新記事