日本キリスト教会 大分中央教会

1517年、宗教改革による改革派信仰の伝統を引き継ぐ教会です。

プロテスタントとカトリック

2018-01-10 14:38:40 | 大分中央ウィークリー

五、「教会とわたしたち」(443)

 5.近代から現代へ(宗教改革とその後」

初めに、近代への萌芽としてアウグスチヌス著「神の国」(1968.教団出版)(その83)

  最終篇に入ります。

 第二十二編 神の国永遠の浄福

      14.赤子がそのよみがえりの際に持つのは、もし彼らが死なずに成長すれば有したであろうような

            体であろうか。

     赤子については、彼らがよみがえるのは彼らが死んだときの(前回はここまで)ような小さなからだではなく、時が経過したならば有するに至ったであろうようなからだを、神のすばらしい・瞬間的なわざのゆえに受けるであろうということ以外に、何を言わなければならないだろうか。……

     15.よみがえりの際には、すべての死人の体は、主キリストのからだと同じ大きさになるのだろうか。 

     16.聖徒らが神の子の姿に似たものとなるだろうというのは、どのような意味であろうか。

    「神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに似たものとしようとして、あらかじめ定めてくださった」(ローマ8・29)という言葉は、内なる人に関わりがある。他の箇所でも、「あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ心を新たにすることによって、造りかえられ……」(ローマ一二・二)とも言われている。わたしたちが造り変えられるのは、この世と似たものとなるためではなく、神の御子と似たものとなるためである。……

    17.よみがえりにおいて女性はその性のままでいるので(つづく)(「神の国」出村彰訳)


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