「飛騨高山映像祭 Youth Award 2011」の関連企画で、日比野克彦さん(岐阜出身)が講師で、デジタル写真を使ったワークショップが「まちの博物館」であるというので、「どんなことするのだろう??」 と参加してみた。
まず、60人くらい(小学生から高齢の方まで参加) を9つにグループ分けして
Mission1 差異を見つける
◆アングル共通をつないで行く(静止画)
①画面の真ん中に水平方向の境界線がある
②丸いものが画面の真ん中にある
をひとりずつ何枚も撮影して、みんなで見ていいものを繋げていく(25カット)、というのをやった。
私のは
こんな感じ。
みんなのをつなげて、BGMをつけて見ると、9×2種類の作品ができ、それをみんなで鑑賞+日比野先生の講評。
◆動きの共通をつないでいく(動画)
→握手をする(10カット)
これもグループで街へ出かけたりしながら撮影。
Mission2 差異を生み出す 差異の中にテーマが見えてくる
「色」「人」「季節」「光」「街」「時間」の中から一つ選んで「つなぐフィルム」を制作してみよう
我々は「時間」をテーマに。
そしてできた作品「握手」と「つなぐフィルム」は、外の白壁をプロジェクターにして鑑賞。
最初はぎくしゃくしていたグループの人たちとも、だんだん仲良しに
10時から18時まで、一日中動き回っていた。
しかし、普段人様の写真と繋げたりすることはないし、共通の課題を一斉に撮って見せ合いっこすることもない。色々勉強になった。
そばで見ていた若い女の子が
「人って仲良くなれるんだねー。握手だけであんな素敵な作品ができるなんて感激」
と言っていた。