花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

高野豆腐酒粕和え

2007-06-19 | 週末ごはん・お酒
先日の高野豆腐酒粕和え
の作り方です。


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高野豆腐2丁
A) 煮汁
  出汁(昆布・鰹)  3/4cup
  水  3/4cup
  砂糖  大さじ4
  塩  小さじ1/2
  みりん  少々

B)酒粕
  酒粕  100g
  出汁  大さじ3
  白味噌  50g

青ねぎ
  

高野豆腐はA)の煮汁で10~15分煮て冷ましておく
酒粕を分量の出汁でのばして白味噌を混ぜる(B)

高野豆腐の水分を軽くしぼり、拍子木に切る
(B)の酒粕で和えて青ネギの小口切りをトッピングする

煮冷ました高野豆腐の水分をしぼりすぎてしまうと和える酒粕の
水分を吸ってしまってもたつくので注意です。

精進料理の場合は出汁は昆布の戻し汁だけを使います。  


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さて、昨日に引き続きもう肉は見たくなーい、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、残った短角牛のお肉をマリネしておいて翌日焼いて食べました。

オリーブオイル、白ワイン、塩、胡椒、ハーブ(タイム、マジョラム、にんにくなど)とタマネギ、ピーマン=これは残っていたから適当に入れちゃっただけ=の細切りと合わせてラップして一晩お休み~

マリネに使ったお野菜もともに焼いちゃいます。
これもまたおいしい♪

上に飾ったタイムは買ってきたものですが、たくさんあったのでまた鉢の土に刺してみました。 そう、挿したというよりただ刺しただけです。 これでまた根がついてくれるかしら?




そして今日はちょっといいワイン
・・・すいません、見栄張りました。うちでは相当いいワインです。


ラ・クロワ・ド・ボーカイユ2001



サンジュリアンのワインで、シャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドだそうです。
って言ってもちっともどんなありがたいものかわかってませんが。

昨日飲んだものよりも濃厚で、コルクを抜いて時間が経つにつれやわらかな甘味がふわーっと出てきます。 

それにしても・・・ナントカの香りとか、スパイシーとか、表現できない自分が情けないです。。。



さて、明日はまた横浜行こう~~~っと♪
(そしてダッシュして帰る)

短角牛がやってきた

2007-06-18 | 週末ごはん・お酒
・・・といっても
牛が我が家にのこのこ歩いて来たわけじゃありません。

やってきたのは肉です。 
お取り寄せの牛肉です~。


以前から興味のあった短角牛のお肉。
世間一般ではまだまだ霜降りの牛肉を「やわらか~い」とか「とろける」とか言って喜んでいますが、そんなもんばっかり食べてちゃ体に悪いです。 霜降り肉なんて人間で言ったら肥満なんですから。(とはいえ、やはり自分も喜んで食べます)

ところが、この短角牛(日本短角牛)は脂肪の少ない赤身。そして味良し、らしいのです。 近頃人気が出てきてネットで扱っているところでも売り切れになってることが多々。 どこのショップの扱いのものが質がいいのかはわからないもののお取り寄せしてみました。



見ての通り霜降りではありまっせ~ん



シンプルに塩、こしょう、ニンニク
赤身ですから焼きすぎてしまうと堅くなるのでミディアムレア
くらいで、とショップからのアドバイス通り焼きます。
付け合わせ=超手抜き

先日「元」で食べた葉山牛ももちろんおいしいですが、
これもまたおいしいんですよ~。

お肉食べるのにヘルシーっていうのも変ですが・・・
脂が少ないってことでついそういう錯覚してしまうのです。


そして、牛肉には赤ワインでしょー、とプチセラーから引っ張り出した
シャトーメイネイ1997 (サンテステフのワインです)

97から長い時間眠ってまろやかになっているのでしょうか?
もっと重たいしっかりとしたワインを想像してたのでちょっと物足りない
気もしましたが、きれいにまとまった感じが赤身のあっさり短角牛には案外
これで良かったのかも。 まったく澱がなかったのにビックリしました。


ワインがあるってことは=チーズも欲しいわということでして。


ウォッシュチーズ=ランゴドール
ウォッシュチーズの中では割合マイルドらしいです。
赤でも白でもイケそう♪



いつもはアボカドとクリームチーズのサイコロミックスか
クリームチーズに小ネギの小口切り&ペッパーなんですが
本日それをすべてミックス♪
フランスパンにつけたり、スティック野菜につけたり。



そして定番、にんじんサラダ
タイム・オリーブオイル・レモン(ビネガー)・塩こしょう



野菜いっぱいといえば、これ!
ラタトゥイユでっすー。
ラタトゥイユといえば、普通は冷まして食べるものですが
うちではなぜか冷めるのを待ちきれずホットラタトゥイユになります。

なんだかパーティーみたいになっちゃった。

マグロ~♪

2007-06-15 | 週末ごはん・お酒
某日お久しぶりに「井のなか」

久々の井のなか(って言ったって一月も行かなかったわけじゃありません)ではお馴染み様とこれまた久々の再会、そしてこのブログを見たことがあるとおっしゃる若い美人さんとの出会いもあり、楽しい夜を過ごしました。


しかし・・・女がいつも1人で(←私のことです)居酒屋行っては顔なじみの人と盛り上がって飲むっていいんでしょうか。 完全におじさん化してる気がします。 と言ったらおじさん方に失礼かしら?


モツと豆のトマト煮込み、じゅんさい、等々・・・と小物が出て淡々と飲んでいると、出ました本日の"サプライズ"(と勝手に私が言ってる)。

たしか豚肉出すっていってたのに、目の前にあるものはどう見てもオ・サ・カ・ナ。

魚の輪切りの煮付けです。 輪切りです、輪切り! 
皮の近くにはゼラチン、山椒とともに煮られた輪切りは臭みなく肉々しくて~ってもおいしい♪ ところでこの魚何? 中心の骨を見れば想像ついたかもしれませんが、食べてもわからなかったんです。 あぁ、ニブイ私。

3.5センチほどの厚み、10センチほどの径のあるその輪切りは「マグロの尻尾近く」でした。 骨付きものを食べ始めると無口になる私です。 おまけに食べるのに集中してお酒に手が伸びない。。。 けっこうおなかもいっぱいになってきて、そんなわけでこの日は軽~い飲みで終了。

これで終わりと思ったら、やはり告知通り肉出てきました。 しかもこれも骨付き(あばら?)。 手も口もドロドロ状態になって食べました。 たまにサービスされてるのかイヂメられてるのかわからなくなる店です。  

でもスキなんだけど。  


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ということで、マグロつながりの週末ごはんのお写真です。




でっかぁ~~~~~い、マグロのカマです。
トレイの大きさは25センチはあったかと。 
お値段たしか千円程度(元値の半額になってました)
デパ地下にて




厚みのある部分、そうでない部分とあるので多少解体してオーブンに。
ハーブ焼きとシンプル塩こしょうと2種焼きしました。

白ワインがくいくいイケちゃいます♪



さすがに2人で食べておなか苦しい~

美人女将

2007-06-14 | そと料理・お酒
皆様にご報告

私この度「ととや 元」の美人女将に任命されました。


ウソです、ウソ。

自ら"美人"とつけるこの図々しさ。 
おばさんになると、怖いものがなくなってくるんですね。

美人かどうかはさらりと流すことにして、女将がカウンターで飲んで食べて酔っぱらってたんじゃ店なりゆかないですから。 そんな冗談はさておき、和服姿でカウンターにちょっと座ってみたいな、と思います。


ある日の元 (ととや 元)



本日のオススメ入り刺盛
黒ソイ、黒ムツ、マグロ、鯛、ホッキ貝、天然ヒラメ(肝を巻いてます)
お刺身がおいしいのは当然ながら、古伊万里の器がステキ



岩牡蠣としては小振りな方でしょうか?
でも十分ミルキーでおいしぃ



お刺身用のわさびと一緒に出された手前の豆鉢には刻み山葵
他に何も肴がなくともこれで永遠にお酒飲み続けられます♪

なんで中身の写真がないんでしょー?
どんなものかと言うと「たこわさ」のわさびだけという見た目とお味
酒飲みが泣いて喜びます
当然おかわりしました。

・・・この説明、お店の人が見たら笑うんだろうなぁ。



あら煮
しっかりと甘辛味
向こうの器は焼きおにぎり♪


名古屋コーチンのねぎま
コーチンはやっぱりおいしいわね。 柚胡椒とレモン添え。



葉山牛八幡巻き
脂が嫌みなくジューシー
葉山牛おいしいです!



名古屋コーチンの鳥皮ポン酢(だったかと)



名古屋コーチンの黄味揚げ
甘辛味

和食としてはこの甘辛はいい味付けですが、
私としては日本酒のお供には
もうちょっと甘味抑えめがスキかもです



写真は撮ってませんが、お通しはお豆腐
八方出汁(たぶん)を張った小鉢にとんぶり、刻み海苔、生うずら卵をトッピングしたお豆腐。 こういうの大好きです。

最後は焼き味噌で飲んでおりました。
ホント、のんべいなヤツです。   

というところでこの日も時間切れ
夜10時ごろ横浜駅に猛ダッシュしている女を見かけたら、それが私です。


元ではお一人でいらしても、お願いすればお料理は1人用に量を調節して出してくれます。 ただ、ものによってはどうしても1人分ができないものもありますのでそこはこらえてくださいね。 この日の葉山牛八幡巻きもその一例でこれは他のご常連様分と一緒に作って分けていただいたもの。 卵焼きなんかも少量はムリでしょう。

お刺身、焼き魚をはじめとするメニューは毎日のように変わるものが多いですが、葉山牛、自家製のつくね、薩摩揚げ、卵焼き等々人気の定番メニューもあります。
今度は定番ものも写真におさめて紹介しますね。


カウンター席は私のようなチビには足が床に届かず足置き場が欲しいところですが、そのうちきっと何とか考えてくれるでしょう。


ゆったりしたトイレが男女専用それぞれあるのもうれしいです。


お酒は先日ブログに載せたもの以外をピックアップ(順不同)


菊姫の古酒「菊理姫」くくりひめ


最初のお刺身に合わせた「天寶一」夏バージョンで瓶も爽快な水色




菊姫にごり
にごりズキなもので・・・
温泉上がりに冷えたにごりは最高なんですが、
お風呂入って店にくるわけにもいかず。


そして特別編
ジョセフ マトロ/ムルソー ブラニ2002
プルミエクリュ
お馴染み様からの差し入れ
ありがたくお相伴に預かりました
心地よい樽香です。あぁ幸せ♪



先日の写真はお料理の本来の色になるべく近くしようとカラーを調整しましたけど、今回の画像はお店の雰囲気そのままの色合いになってると思います。
どちらがいいんでしょう? 



尚、写真を撮るのは開店間もない今だけでしばらくしたらフツーのお客さんになるつもりです。 今はお店の宣伝部長(女将と言ったと思ったら今度は勝手に部長か?)のつもりでお料理の写真撮影をしてますが、もし不快に思われるお客さんがいらっしゃるようでしたらすぐにでもやめようとは思ってます。 いつも端っこのお一人様専用席とはいえ何せデジイチで撮ってるから目立つのですよ。 

食べず嫌い

2007-06-13 | 週末ごはん・お酒
いつものように表題と関係のない話から入ります。毎度すみません。

会社にグループ会社3社共同で使っている冷蔵庫が1台あります。
各社利用棚が決まっているのですが、我が社の棚に見知らぬ賞味期限切れのヨーグルトやらなにやらが放置されることが多々あります。 社内で聞いても該当者はなく・・・いつも私が片付ける羽目になるのです。


今日はカップ入りの「もずく酢」が入ってました。
しかも、賞味期限2005年です! 

もちろん処分しましたけど。 
正直、捨てるためにカップを開けるのが怖かった。

しかし・・・先月冷蔵庫チェックしたときにはなかったのになぜに2005年のものが?

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さて、本題。

ほとんど好き嫌いなく、同僚から「なんでも食べる女」と言われる私ですが実はちょっとだけ苦手なものがあるにはあるのです。


その一つが高野豆腐。

堅いんだか柔らかいんだかわからない食感と(どっちかはっきりせ~、と)噛むと「ぐじょっ」っと汁の出るあの感覚。 特に冷たかったりするとアウトです。泣きたくなります。 それでも出されれば食べますけど。


ところが何を血迷うたか?精進料理の本で高野豆腐の酒粕和えというのを見つけまして、嫌いな高野豆腐なれど「作ってみようではないか」などと思ったわけです。 挑戦的ですねー。

もとはといえば、某居酒屋でたんまりどっちゃり「酒粕」をいただいて使い道に四苦八苦した故で。




普通に市販されてるなんてことのないカチコチの高野豆腐を[薄味のお出汁]=昆布・鰹出汁、みりん、水、砂糖=で戻しながらしばらく煮てさまします。

酒粕に出汁と味噌少々を合わせ

高野豆腐の汁気を少々絞り、細切りにして和えます。


本来精進料理なれば昆布や椎茸の戻し汁を出汁とするところですが、菜食主義者ではない私は鰹節も使用してます。


ちなみに写真のものはちょっと絞りすぎたため酒粕の水分を高野豆腐が吸ってしまって少々ごたごたした姿になってしまいました。


ところがねー、これが「目からウロコが落ちる」なおいしさ♪
↑この言葉、私の場合コンタクトレンズが落ちるような気がしてとってもイヤなんですがあえてここでは使います。

高野豆腐がこんなにおいしく食べられるなんて~


酒粕が大の苦手という方はダメかもしれませんが、青ネギのトッピングもあってか酒粕の臭いはさほどじゃなくなりますので嫌いじゃなければおいしく召し上がっていただけるかと思います。


もし、くわしい作り方をご希望の方がいらっしゃれば別途メールにてご案内します。


これで高野豆腐ギライの呪縛から逃れられたのか、先日日光でいただいた高野豆腐の湯葉巻きは非常においしゅうございました♪ 


克服して「キライ」→「スキ」になったこの達成感。 幸せです。

くいしんぼ~

居酒屋の宣伝&肝臓の話

2007-06-12 | そと料理・お酒
先日TVコマーシャルで「最近肝臓の調子が悪い、という方に」と、健康食品だかなんだかを宣伝していました。


肝臓は沈黙の臓器と言われるくらい痛みを感じない場所ですよね。
・・・肝臓の調子悪いって自覚症状あったら相当ヤバイ状態だと思うんですが。
健康食品とか悠長なこと言ってる場合じゃなく、とっとと病院駆け込んだ方が良いんではないかと。


と、重箱の隅をつつくようなツッコミを思わずしたくなるCMでした。

肝臓の調子、気にするくらいなら健康食品なんぞに頼るより脂物やお酒を減らすことをオススメしたいです。


しかし、「わかっちゃいるけどやめられない」 私もその1人。

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肝臓の話から入りながら、その肝臓を駆使させる居酒屋さんの宣伝しまーす。

「ととや 元」にて。
普段は旅行先でもないかぎり飲食店で写真って撮らないんですけど、応援隊として、お店の許可をいただいてお料理写真撮らせてもらいました。

店内の雰囲気もいいので写真撮りたかったんですが、他のお客様の迷惑になっちゃいけないので今回は遠慮しときました。 

お料理・店内風景ともにまたバシバシ写真で紹介しちゃいたいな~と思ってます♪
・・・あんまり紹介しちゃうと行ってのお楽しみがなくなっちゃうかしら?





渋い! 和の色濃い大人ムードな入り口
引き戸がかっこいいですね。


さて、本日のakiko姉さんへのオマカセ料理は


お通しはペコロス? 


大好きな鯵(本日豊後の味です~)を多めにと頼んだ一人前の刺盛り
鯵・いさき・だるまいか・まぐろ(ですよね?)
この日は他に鯨もメニューにありました


地鶏のたたき
ついつい撮影前に箸つけちゃって・・・
すでに一枚減った姿です、面目ない


自家製薩摩揚げ
お察しの通り、はい、半分食べてしまってからあわててパチリ

この間、他に2種軽い肴=豆餅、酒盗=をいただいたんですが、
やっぱり撮る前に食べちゃった。
食い意地の張っている私には写真撮影は非常に難しい。

お料理出てきたとたんに巣でぴぃぴぃと
大きな口開けて親鳥のえさを待ってる雛のようにがっつく私。
(んなかわいいもんじゃないか?)



豆鯵の南蛮
かわいいチビ鯵は骨やわらか


他にオススメ料理としては、つくね焼きとか葉山牛とか、
囲炉裏でじっくり焼いたお魚とか・・・
まだまだおいしいものたっぷりありますからね~

とはいえ、私としては超控えめにこれで締めました。
ダイエット中だし(ウソだー)
遠いんで早く帰らないといけないし
たぶんこの後も時間さえ許せば延々と食べていたと思います。

家に帰って小腹すいてましたけどぐっとこらえて寝ました。
自分をほめてあげたい~。




そしてお酒はこんなの飲みました~










あ・・・お酒の写真は先日飲んだ分も入ってます。
いいわけがましいですが、ほとんどちっちゃいグラスでいただいておりますです。


横浜という場所柄もありますし、若者向けのやっす~い!と言えるお店ではないかもしれまえんが=っていうか、それは私がいっぱい飲んじゃうからですね=安心しておいしく食べられる、落ち着ける大人のお店ということで満足していただけるんではないかと思ってます。


さて、肝臓のお話から始まったので〆も。

肝臓が1時間にアルコールを分解できる量は一般にビール大瓶1/3本、ウイスキーダブル1/3杯、日本酒1合の1/3程度だそうです。 


某所で見つけた計算式によると

肝臓のアルコール分解能力=7g/1hour
飲酒量(ml) x 0.8(=アルコール比重)x アルコール濃度=アルコール摂取量(g)

ということ。 


でも、肝臓くんが働くのはアルコール分解だけじゃないですからね。飲まなくても脂物や薬、サプリメント、食品添加物、タンパク質等々など・・・お酒を飲まずに休肝日といったって、ちゃんと他のお仕事してることをお忘れなく。

2晩外飲み

2007-06-11 | 週末ごはん・お酒
横浜の居酒屋さん「ととや 元」は本日オープンです。

わたくし、ととや元のまわし者ですから・・・というのは冗談ですが、応援隊としてじゃんじゃん宣伝致します。

そして、そして、同じく横浜の友人/町田さんのお店「焼きものBar 酒と肴」もヨロシク。


一昨日はそのレセプションにおじゃまさせていただきました。
お友達からいただいた夏着物を着るチャンス、とお着物でお出かけ♪
近頃は袋帯で二重太鼓ばかりでしたので久しぶりに名古屋帯を締めようと思ったら、「あれ?お太鼓の作り方忘れちゃったーーー」と着付けの本を引っ張り出して悪戦苦闘してしまいました。 袋帯より簡単なはずなのにね、情けなーい。

1人で行っても顔見知りの常連さんたちと合流できて楽しい宴となりました。


そして昨日は「井のなか」つながりで某寿司店(通称?T寿司)にて宴会でした。
こちらも久々にご常連の方々=ブログ友達に会えて楽しゅうございました。
お寿司屋さんですが一手間二手間かけた魚介のお料理が抜群においしいんです。しかも目の前でお魚をさばく見事な包丁使いを見られるのがいっそう魅力的。 なにより、おいしいものはもちろん大好きだけど、お酒も大好き♪な人たちをうれし泣きさせるくらいなお酒揃い。 よく食べ、よく飲みました。

今度は「井のなか」で浴衣会しましょうね~とか大盛り上がりで気がついたらもう「早く帰らないと日が変わって魔法がとけてしまうわ、シンデレラ」な時間で大あわてで帰りました。


というわけで私は楽しい楽しい週末だったのですが、1人ご機嫌超斜めな方がおります。。。 おこりんぼー


「ととや 元」に行ってみた~い、と言ってくださる方々もいらしたので、そのうちに横浜遠征会企画しようと思ってます。 みなさま、ヨロシク♪


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そんなお出かけ三昧だったもので料理らしい料理を作ってないので料理ネタがありません。。。 ですが、パスタ人な私。 パスタネタ行かせていただきます。


もとは~Mamma ho fame!!!~のbuongustaiaさんの3月12日付けのお料理なんですが、私の記憶の中で勝手に内容が変わってしまってこんな料理になっちゃいました。




本家はアスパラのクレーマパスタ=アスパラをくたくたに茹でて炒めたタマネギと合わせ、つぶしてさらにパスタの茹で汁を加えクリーム状にしたところにバターを入れてソースとするものなんですが。

どこでどう記憶が差し変わったのか?
これの作り方はこんな感じ。

材料)パスタ、グリーンアスパラガス、塩、ニンニク、アンチョビ、オリーブオイル、パルミジャーノレジャーノ、EXVオリーブオイル
一人前あたりのグリーンアスパラガスは4~5本使用、アンチョビは2切れ程度
(アンチョビは多すぎるとくどいし、少なすぎればもの足りないですがお好みで)

グリーンアスパラガスのハカマを取って根もと近くは皮をむく
穂先は別に取り置きして茎を小さめにカット
茎部分はぐにゃりとつぶせるくらい柔らかく煮て穂先は後から湯に入れて色よく茹でる
パスタはアルデンテに茹でる
(パスタ鍋でお湯を沸かし塩を入れて先にアスパラガスを茹でてその鍋で続けてパスタを茹でました)


フライパンにオリーブオイルとつぶしたニンニクを入れ火にかけて、香りが出たらニンニクは取り除く
アンチョビを入れ焦がさないようフォークで崩しながら(刻んでおいてもいいです)ちょっと炒めたらアスパラガスとパスタの茹で汁を入れて乳化させながらフォークの背でつぶしクリーム状にする

筋は少し残りますが気にしなーい
ここで穂先の部分も入れる

アンチョビの塩分があるので塩こしょうは加減して、茹でたパスタを投入
降ろしたパルミジャーノレジャーノもたっぷり加えてよ~っく和えてできあがり



これがねぇ、"見てくれ"はあまり良くないんですけどあんがいおいしかったのですよ。
考えてみると、以前にアップしたブロッコリーやカリフラワーのパスタのアスパラ版って感じです。 


お野菜をくたくたになるまで茹でるなんて栄養が逃げちゃうじゃない、と栄養士さんはおっしゃるかもしれませんが、「おいしいが一番!」 ここは目くじらたてず、ぐにゃりとなるまで茹でちゃってくださいませ。

色よく栄養たっぷりなまま食べるお野菜はまた別に作って食べれば良いのですから。

ととや 元 -公式HPのお知らせ

2007-06-08 | そと料理・お酒
急遽、本日二つ目の大事な大事な話題で~す。

いつの間にか「ととや 元 -げん-」のHPができてました~ パチパチパチ
というわけで、勝手にご紹介させていただきます♪


ととや 元 -げん-
横浜市西区浅間町1-13-5 藤江ビル1F
営業時間 : 17:00~24:00
定休日 : 日曜日(お盆・年末年始等は別途/祝祭日?要確認)

PHONE : 045-312-8116
PC HP : http://totoya.cc
MB : http://totoya.mobi

横浜駅西口 徒歩約10分
相鉄線平沼橋 徒歩5分

6月11日オープン!!

スタッフブログ→コチラ ととや 元(-げん-) 

PCホームページとスタッフブログはブックマークからも行かれます。
スタッフブログとPCHPの、代表(店主-山田さん)の似顔絵はそっくり!!
PC版スタッフの似顔絵もなかなかいいとことらえてます。
見てくださ~い。

しかし・・・料理長/賢哉(まさや)さんの取締役料理長って、すごいぞ!この肩書き。


本日付けPC版にはまだメニュー等は準備中で、mobile版の方に案内があるんですが、ずずっと詳細を見ていくと・・・メニューのお値段の他に[カートに入れる]って出てるんですけどぉ。 これって事前注文!???

んなわけないですよね。 ちょっとおもしろかったんでツッコミ♪

意地悪ねえさんでごめーん。

お茶菓子

2007-06-08 | 文化・茶道
今週はお茶のお稽古が2回。 
火曜日は他の生徒さんがお休みで1人だったので初炭点前~お濃茶~お薄とみっちりお稽古させていただきました。 それまでまだ咳が続いていた私ですが、お茶室の緊張感からか不思議とピタっと咳が止まりました。


火曜日の主菓子は「紫水」
紫水って何か意味がある言葉なんでしょうか?
山紫水明というのは江戸時代の儒学者の使った言葉のようですが、そこから持ってきたのかしら? 

お茶のお菓子は毎々季節を取り入れたものが出されます。
こういう情緒ってやっぱり日本ならではと思うし、いいですよね。


水に写る紫の山と青い若葉を思わせる、と感じました。
右側に写った方にちょっぴり緑が見えてるの、わかります?
ひんやりと冷やされたこのお菓子、おいしいです。


紫に色づけした餡を葛で包んだ涼しげなこの和菓子は、餡の中には青梅でしょうか?緑の小さな果肉の色と酸味が見た目も味もアクセントになってとても清々しく出来上がってます。

これが木曜には見た目はほとんど同じですが、紫芋の餡にキウィフルーツが入ったちょっと洋菓子を思わせるものに変わってました。

紫芋にキウイの酸味も悪くないですけど、やっぱりお茶に合うことと名前のイメージからも前者の方が良かったと思うんですが、なぜ変えちゃったのかしら? 


先生曰く、「きっと青梅がなくなっちゃったのよ」

え・・・それはまたずいぶんと飛んだ発想で。


真相は定かじゃないですが、お店の方も急に中身が変わっていたらお客さんが驚くと思ってか、お菓子を入れる箱に「紫芋餡にキューリーフルーツ」と書いてありました。  


あの・・・キューリーフルーツって???
おじいちゃんが作っているならいざ知らず、そんなお年の方じゃないらしい。
キウィ(=キューイー)を間違ってキューリーと覚えちゃってるなんて、かわいらしくって思わずくすっと笑っちゃいました。 キュウリもキウイも緑色は同じですけどね、胡瓜入ってたらそりゃびっくりしますわ。



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も一つ、これは私が盛岡のお土産として差し入れしたお菓子です。
「竹芳」(=ちくほう)さんのどらやき
盛岡の駅ビル/フェザンの中、[おでんせお土産館]内に出店されている和菓子屋さんです。



黒糖かしら?と思って食べたらもっともっと上品な香りと味。
なるほど、色から想像した黒糖ではなく、和三盆を作る行程の一歩手前のお砂糖だとか。 色から思い浮かべるのよりずっと穏やかな上品な甘味にコクがあります。

駅ビルに出店しての販売だからたいしたことないんじゃ?と半信半疑で買った物の、超おいしいです♪


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もういっちょ、いただきものの「切腹最中」



新橋の和菓子屋さん[新正堂]製
名前はかの有名な「忠臣蔵」より、浅野内匠頭の切腹に由来するそうです。
普通の最中は餡を挟んだ上下の皮はぴたっと閉じられるものですがこれはみごと切腹、餡が飛び出ています。(餡だからいいけど・・・想像はしたくないです)

ですが、名前のブラックとも思えるユニークさにひきかえ、皮は固めで香ばしく、たっぷりの粒あんは甘さほどよく(とはいえ、餡ですから甘い)、求肥の食感もおいし最中です。


取引先にお詫びに行くときに洒落で許していただこうと、買っていく方も多いとか聞きましたけど、くれぐれも「こんなふざけたことを」と逆効果にならぬように祈ります。  世の中そんなに甘くはないはず(って年寄り的語呂合わせかしら)

他には「景気上昇最中」「出世の石段」などのサラリーマンの心をグッとつかむような商品があるようです。

ととや 元

2007-06-07 | 週末ごはん・お酒
5日間お酒飲まずな日々でした。 5日間 "も" です。
いっそ一週間飲まずに過ごしてみようか・・・が、ついに今日飲んじゃいました~。


横浜に居酒屋「ととや 元」まもなくオープンです。

今年2月まで同じく横浜の名店「悠庵」で腕を振るっていた山田さんが同店のスタッフをひきつれてついにご自分のお店を持つことになったのがこの「ととや 元」です。


本日、野暮用で休みを取ったんですが午後の時間がちょっと空きましたのでオープン間近の居酒屋さん、「ととや 元」の様子を見にお邪魔してきちゃいました。 

着くなり「お暑い中お疲れ様です」とビールが。 

そりゃ居酒屋ですからね。
いやいや、まだ今日は私はお客じゃないんですからーーー、
とかいいつつもちゃっかりしっかりいただいちゃいました。 
あぁ、久々のビール、幸せでした。

というわけで、本日晴れてお酒解禁としました。 


健康ってほーんとありがたい!


と、そんなことはさておき、お店の雰囲気ですが
すんんんんんんんんごくかっちょえ~出来です。
これは落ち着けすぎちゃってアブナイです。 
(それじゃいいんだか、悪いんだか。。。) 
ここで写真で紹介できないのがツライ!


肝心のお料理についてはベテランの山田さんに息の合ったスタッフですからもう折り紙付きと言っていいでしょう♪ 

正直、宣伝してお店は繁盛してもらいたい反面、私の座る席がなくなっても困るし・・・複雑なオトメゴコロ(←オトメっていうか、ただのノンベイです)


ととや 元 -げん-
横浜市西区浅間町1-13-5 藤江ビル1F
営業時間 : 17:00~24:00
定休日 : 日曜日(お盆・年末年始等は別途/祝祭日?要確認)

PHONE : 045-312-8116
PC HP : http://totoya.cc
MB : http://totoya.mobi

横浜駅西口 徒歩約10分


6月11日オープン!!

スタッフブログ→コチラ ととや 元(-げん-) 


詳しいお店情報はまた後日お知らせしま~す♪♪



せっかく埼玉くんだりから横浜まで遠征したのだから帰りには横浜駅反対側、友人の町田さんが営む「焼きものBar 酒と肴」に寄ろうと思っていたのですが、夜はお茶のお稽古で断念。 あぁ残念ー。  昼間のビールで火がついちゃってお稽古から帰ってもうちょっとお酒飲みたいなぁって気分でしたけど、ここはぐっとこらえて週末2日連チャンの飲み会に備えます。