涼しくなったとはいえまだ晩夏。それでも京都へ(^^)/
今日は伏見稲荷界隈を探索です。
伏見稲荷大社
全国3万社ある稲荷神社の総本宮。無数に並ぶ朱色の鳥居のトンネル「千本鳥居」が有名。外国人観光客人気No1。711年 伊侶巨秦公が勅命を受けて稲荷山の三つの峯に神を祀ったことに始まる秦氏にゆかり深い神社。上娘高校受験祈願で家族できたお礼参り。あの時はお山めぐりで2時間かかった。
さて本殿から千本稲荷に向かっていきましょう
伏見稲荷大社 奥社
「千本鳥居」を抜けたところに鎮座。「白狐」が神様の使い「命婦様」として信仰。御朱印所は本殿・奥社・御膳谷(山頂付近)と3箇所ありますが今日は奥社まで。ここには「おもかる石」という祈願成就を占う石がある。「億万長者」と願って持ち上げたらすごく重かった。
伏見神宝神社
「奥社」からちょっと進んで入ったとこに鎮座。竜神を祀る神社はあるが「狛竜」は非常に珍しい。神宝と称するのは御親授の十種神宝が奉安されているから。物部氏の遠祖神饒速日命が天神御祖より授けられた宝らしい。
本殿側に戻ってお山めぐりを少し逆走します。
産場稲荷
お山めぐりの最後にある。昔多くの狐が棲んでいた。「神の使」である狐が子を産み、慈しみ育てていたことから、ここで祈願すると安産できると言い伝えられている。燃え残りのロウソクを持ち帰ると、その持ち帰ったロウソクの長さだけで陣痛が済むらしい。
東丸神社
伏見稲荷大社境内にあるが独立した神社。江戸時代の国学者 荷田春満が祀られている。学問の神様として広く信仰を集める。春満は伏見稲荷大社の社家の生まれ。吉宗から重宝され幕臣にまで出世した。『吉良邸の見取り図を浪士たちに手渡した』という話もあったりする。
荷田春満 邸宅跡
石峰寺
1713年 黄檗6世千呆禅師の創建。寛政年間に伊藤若冲が草庵を結び、禅境を好み仏世の霊境を化度利益する事を願い、10年余をかけて裏山に五百羅漢(撮影禁止)を作った。若冲の墓もある。
宝塔寺
平安時代に創建され源氏物語にも言及される極楽寺が前身。鎌倉時代末期に日像により真言律宗から日蓮宗に改宗した。仁王門天井の紅白牡丹が美しい。多宝塔は室町初期建立で京都市内最古。
瑞光寺
1655年 元政上人がこの地に称心庵という庵を結んだのに始まる日蓮宗の寺。縁結び・縁切り祈願の寺でもある。山門と本堂の茅葺き屋根は風情いっぱいでシブイぜ。
おみやは宝玉堂の「きつね煎餅」
8箇所巡りましたが、御朱印を頂けたのは4箇所。総計は90です。