コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

※多忙につき現在更新停止中です。近況はTwitterをご覧ください。

人生という名のSL

2013年09月07日 | 鉄道

また乗ったよ!









関東地方、主に西側の路線を体験してきました。

まずは竜ヶ崎線……………といきたかったけど、いきなり常磐線人身事故ってアレ。早めに自宅を出たにもかかわらず、後の予定が大幅に狂ったため竜ヶ崎線はまたいずれの機会に…。


なんとか運転再開して取手から常総線。関東鉄道であります。

『あまちゃん』でもお馴染み三陸鉄道と似たようなカラーリングのアレ。

複線区間はさすがに利用者も多くいたのですが(ほとんど高校生)、単線となる水海道から先はちょっとまばらになりましたね。でもローカル線のワンマン列車はどれも風情があって好きです。特に一両編成だとね。
ちょっとコヨーテさんの乗った車輌は警笛鳴らしすぎでしたね。




終点下館から本日のお目当て、真岡鐵道のSLに乗るんだけど、竜ヶ崎線乗らなかったために時間が余ったのでまずは駅前をぶらり(ナレーション・滝口順平)。………といきたかったけどなんにもねぇ!
JRと私鉄2社乗り入れ駅なのに…。
まあだからこそSLが走れるんでしょうね。

時間を潰していたら汽笛が聞こえたので行ってみると、

いました!SLは実際動くのを見ると、前世紀の「発展(あるいは戦後復興)に向けての力強さ」というか、そんないろいろな思いが巡るワケです。


客車の様子。普通に使われている車輌とほぼ同じですが、冷房がききませんから窓を開けなければいけない、しかし窓を開ければススが入ってくるという究極のジレンマであります。



こちらは一般普通車輌。スイカカラーです。

下館を出発して暫くしたら車内販売のお姉様方(正しい表現)がいらっしゃいました。


お姉様方よりグッズとお弁当を購入しました。これで1K払ってもお釣りが来るんよ。
クリアファイルは長い間放置されていたのか、SLのススのにほひが染み付いていました。


途中「団体さんいらっしゃ~い」という様相でめちゃめちゃ客が増えましたがすぐにいなくなった。全体的に客は(その人らがいなくなってからは)コヨーテさんが思っていたよりは少なかった。静かに乗りたいもんね。


全線通じてトンネルがないので窓を開けても多少は大丈夫です。そこはJRのSLみなかみより融通が効きます。



終点・茂木駅の様子。駅前は風情ありますが、ちょっと離れるとこちらも閑古鳥的なアレ。



無人駅の市塙駅まで戻る。


今度はバスで40分ほど揺られて山を越え烏山駅へ。乗客はコヨーテさんしかいなかった……。最後の方でおばちゃん一人乗ってきたけど。




腕木式信号機が飾ってあった。
今まで降り立った駅では割と駅前がマトモな方かと。しかし…、


次の電車まで一時間以上はあったのである!


とりあえず駅周辺を散策。コヨーテさんは時間の潰し方がヘタクソなのです。「ちょっとでも同じ場所にいるとすごく邪魔に思われるんじゃないか」と思ってしまうのですぐ立ち去ってしまうのです。
なんとかヤマダ電機とローソンで時間を潰したアレ。
街並みはなんとなく今日一番好きだったかな。



東北本線に向けて帰ります。


帰りの車内でSLで買った弁当を食べました。タケノコの煮物と昆布巻きが抜群に旨かった!!



それぞれ違う路線には違う路線のよさがありました。
人間だってそうです。人も一人一人違うのです。一人ずつ違うよさがあります。



「人生という名のSL」っていうのは、ブラックジャックの連載最終回のタイトルなんですが、SLっていうのは人生の縮図だと思うんです。煙も出るから文字通り他者に煙たがられることもある。でも愛してくれる人もいる。その人逹のために一生懸命生きればいいんです。

がんばろう、俺も。

コメントを投稿