コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

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第∞話 「感想」

2016年12月18日 | 雑記

一年間ドラマを見続けたのは本当に本当に久しぶり。もう十数年ぶりくらいかもしれない。(一年間に及ばないドラマでもあまちゃん以来だと思う)


全話通して思うのはさすがにフラグの立て方。「この描写いらなくね?」ってのが何週か後に「ああ、あの時の!」って感じで出てくる。
それの最たるものが先週の「黙れ小わっぱ返し」だと思う。そしてこの最終回の、信之の手の中の六門銭だと思うんですよ。アレはじわじわと感動が出てくる、時間が経つにつれて少しずつ感動が大きくなった。

最終回、直接描写はしないで、視聴者に想像させるシーンが多かったのも印象的でしたね。そんな中信繁が佐助に年齢を聞いて「そんな歳いってたんかい!」と思わせる、「ぶっこみ(笑い)」を仕掛けてくるのはさすが三谷作品だと思いました。


もともと(鉄道とかサマーウォーズとかが起因ではありますが)上田市にはちょいちょい行っていて、真田氏の(ある程度ではありますが)知識があったので見始めたワケです。
真田一族はもともと武田の家臣なので山梨県出身のコヨーテさんにとってもドラマの最初の頃に「おお岩殿城やんけ!」とか「今、新府駅の周辺とかなんにもねぇぞ」とか馴染みの地名が出てきたのもこの作品にのめり込んだ理由ではあります。


大河ドラマで泣いたのは初めてです。老いた秀吉が「真田安房守の息子だな」と、デジャブのように語りかけるあのシーンで不覚にもウッと来てしまいました。アレもフラグだったんだよな。


とにもかくにも、
視聴者という船員を乗せた真田丸の一年間の航海が終わったワケです。


来年はたぶんイッテQに戻るかもね。