コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

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F1並みじゃなくていい

2015年09月26日 | 鉄道

コヨーテさん、現在三重県にいます。

F1のチケットを手に入れたので見に来たのですが、そのついで…というよりかは、三重県の鉄道をいくつか見てくる というのがメインの旅となっています。


昨晩東京を発ち夜行バスで桑名に来ました。本当はそのまま三岐鉄道北勢線を体験しよう…


…と思っていたのですが、直前に「電車は動いているけど桑名駅隣接の西桑名駅の窓口が開くのが7時から。三岐線の近鉄富田駅は始発から窓口開いてる」との情報を得ました。窓口で一日券を買って乗ろうと思っていたので先に三岐線を見てくることに。



ちなみにこの直前に携帯を落っことして音量ボタンを絶命させてしまうという失態を…まあつまようじみたいな先の尖ったもので突けば動作はするのでそんなに問題はないかと。
しかし、富山で紛失したり、変な運命にあるなこの携帯は。



さて、
桑名駅の二つ先の富田駅から近鉄富田駅に乗り換えます。


待っていたのはどこかで見たような車両…後で調べたら三岐線の客車はみんな元々西武で使われていた車両だそうです。

山に向かっていく路線だから割と奥の方は寂しくなるのかなぁと思っていたのですがあんまりそんなことはなく、最後の方まで家々が見られました。



終点のひとつ手前、西野尻駅で降りてみました。無人駅だけあってこの周辺はさすがに辺鄙な場所。


20分くらい歩くと、

三岐線の終着駅である、このSLの形をした西藤原駅に到着します。日曜日にはミニSLを駅前で走らせるのが習慣だったらしいのですが、今年3月を以て終わってしまったとか。


三岐線は、コヨーテさんが今まで乗った中だと、なんとなく長野の上高地線を思い出しますね。山に向かっていくというアレ。
でも貨物も取り扱っており、東藤原駅の辺りとか、近くにセメント工場があるため、貨物列車なんかがいろいろ停まっているのも見られるから、本当にいろんな側面が垣間見えて面白い路線ですね。


さて西藤原駅から、伊勢治田駅に戻ります。降りる時に駅員さんが威勢のいい挨拶で送り出してもらっていい気分。

ここから、こちらも20分程歩くと、同じく三岐鉄道ですが、今度は北勢線の阿下喜(あげき)駅があります。


駅の向かいにはやや大きめのバスターミナルがあるので、さらに奥にはバスで接続します。


こちらも駅員さんはいい人。グッズをいくつか買ってきたので、少しは売り上げに貢献できたかな。


さて、

この北勢線はナローゲージという、いわゆる普通の線路幅よりはるかに細い線路幅の規格の電車を用いています。それゆえ車体もなんだか細長い感じ。

向かい合って座っても膝はぶつからない程度なのですがやや圧迫感はありますな。ハコの大きさで言えば、西武山口線とか、ニューシャトルとか、山万ユーカリが丘線とか、そんな感じですかねぇ。


けっこう民家の際を細い車両が通り抜けるので、江ノ電みたいなスリルがあります。


三岐鉄道、初めて乗りましたが、スタッフの皆さんの気の効いた対応で非常に楽しめました。是非また機会があれば乗りたい!



さてそんなこんなで、鈴鹿サーキットに行くために、伊勢鉄道。
伊勢鉄道というかは「快速みえ」でそのまま桑名から乗り込んだので「別の路線に入った」という感じはしませんでしたねぇ。

いちおう伊勢鉄道の各駅停車の写真。



鈴鹿サーキット・F1体験談はまた明日の決勝が終わってからにしましょう。



さて予選を見終わったコヨーテさんでしたが、鈴鹿市近辺のホテルはもうことごとく予約が取れず全滅。しかたなく同じ三重県でもだいぶ離れた伊賀上野へ。



亀山から先はJR西日本の管轄。ディーゼル車はまぁちょいちょい乗ったことはあるけど、このカラーリングは初めてだなぁ。



そして伊賀上野駅から伊賀鉄道に乗り換え。さすが忍者の里。忍者列車でした。


内装も床が石畳風になっている点など、かなり凝った造りになっています。なおこの電車のどこかに忍者が潜んでいるので、乗った際には探してみては!?




そして現在伊賀市のホテルにてこの記事を仕込んでいます。




とりあえず、時間のない中ながらもいろいろ回れました。明日は伊賀鉄道周辺をちょっと見て、どっぷりF1に浸かってきます。