コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

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初めての大相撲巡業

2015年04月19日 | 大相撲観戦記
大相撲水戸巡業に行ってきました。

本場所はちょいちょい行っているけど、巡業は初めて。



水戸駅近くのホテルにて前乗りして、朝早起きして会場入り。

開場前だから大勢のお客さんの行列。地元の方の期待の高さが伺い知れます。

力士の幟旗はいつ見ても胸が高鳴ります。ご当地茨城県の関取、稀勢の里と高安の幟はやはり多い。



開場時間が近づくに連れて次々と力士が入ってきます。


そして開場。

出入口のところで一番太鼓が鳴らされていました。


玄関を入ってすぐのところに、地元水戸市出身の第十九代横綱・常陸山の像が。


土俵では黒いまわしの若い衆が稽古のまっ最中。


開場してしばらくのこの間は、稽古前の関取はリラックスしているので気軽に写真やサインに応じてくれます。

玉飛鳥。土俵を離れるといつもニコニコとしているイメージがあるのでコヨーテさん的には好印象です。なんとか今年中にはまた幕内に戻ってもらいたいなぁ。

サインもいただきました。ありがとうございました。


やがて土俵では十両、そして幕内力士が稽古に励む。

稀勢の里と高安、ご当地力士同士の稽古。同部屋で本場所じゃ見られないから貴重なものを見られました。


この間横綱の若手へのシゴキがあったりして、「勝負の世界の厳しさ」を垣間見たりもしました。


そんなこんなで力士衆の稽古は終わり。地元の子供たちが土俵に上がります。

これいつ見ても楽しいですね。力士たちも会場の沸かせ方をよく心得ているし、子供たちの思いもよらない動きに思わず笑ってしまいます。



角界随一の知識人である大山親方による「相撲講座」。力士のひとつひとつの所作の解説がありました。コヨーテさんもより深い知識を得ることができました。



満員御礼!



やがて取組がスタート。時間の都合上序二段からの取組となります。



幕下までの取組が終わると相撲甚句の披露。力士たちが地元ネタ・時事ネタを織り込んだ歌詞を一生懸命考えるそうです。



初切。高三郷&勝武士のコンビは大相撲トーナメントの時も見ましたが、本当に息ぴったりでしたね。こういうのも才能でしょうね。



そして十両力士の土俵入り。



土俵入りが終わると太鼓打ち分け。はね太鼓の最後の「トトン、トトトン、トトン」というのをきくと、ついついTV中継が終わって6時のニュースに切り替わるシーンを思い浮かべてしまいます。



そして髪結いの実演。モデルは高安。

出来上がりに15分ほど。これはコヨーテさんは見たことがなかったから新鮮にうつりました。



やがて横綱の綱締め実演。やはり横綱は土俵に映えます。



いよいよ幕内土俵入り。



碧山と逸ノ城のスーパーヘビー級の取組は場内から大きな歓声。

ちゃんと懸賞がつきます。



三役揃い踏み。




ご当地の大関稀勢の里登場。対するは琴奨菊。
ここは稀勢の里の勝利。
ただ残念ながらここで帰ってしまうお客さんも…。



結びの一番は横綱同士。日馬富士が寄り切りで勝利。



取組終了してすぐに帰ってはいけません。しっかり弓取式まで見て帰りましょう。




今回マス席のチケットで見ましたが、巡業といえども国技館と同じ価格そして規格なのでいささか狭い印象でしたし、巡業だと段差がないからちょいと見えづらいですかね。日本男子の平均から比べて大柄なコヨーテさんにはキツイ。
快適さを求めるなら2階、臨場感を求めるなら1階ですね。



とても楽しめました。特に雰囲気が本場所とは全然違った。ぜひまた来たいですね。