コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

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しおさいのメモリー

2015年01月25日 | 鉄道
千葉県の北東部を開拓してきた。



まずは銚子。どでかい樽がお出迎え。
銚子市は、ヒゲタとヤマサの二大醤油メーカーのお膝元であります。




…の前に、


しおさいに初めて乗ったのだけど、佐倉から先がだいぶ停車駅がありますな。あんまり特急感はしなかったぞオイ。



さて、


銚子駅に着きはしたものの、そこから先へ行く銚子電鉄の電車の発車時間までだいぶ時間があるので歩くことに。


ヤマサの工場を過ぎるとすぐに仲ノ町駅に着く。この駅は銚子電鉄の本社、ならびに車両基地がある。

基地の車庫では所有されている様々なタイプの車両が置かれ、入場券の購入で自由に見学が可能だ。


普段使われているような車両はもちろん…

「日本一短い機関車」とされている電気機関車もある。この車両はイベントの時のみ運行するらしい。

なお車庫のとある場所には、

この看板がある。「のぼりちょうし」は上り線は銚子駅行き ということと、上り調子をかけたもので、「ほんちょうし」は下り線方面で2つ先にある本銚子(もとちょうし)駅と本調子 をかけたもの。

ちなみにこの仲ノ町駅は車庫だけじゃなく、待合室とか駅舎全体の佇まいもいい雰囲気なんだ。

運賃表は手書きだし、増税後も運賃は据え置きみたいだ。


なんだかんだで見学を終えてもまだ時間があったからさらに歩く。



10分程歩くと観音駅。シャレオツな駅舎。

なぜかわからないが、駅に入ってすぐの売店で売っているたい焼きが名物らしい。予め注文をしておけば電車内へのデリバリーもしてくれるらしい!


そんなこんなで電車が来て、一気に終点の外川駅に到着。銚子から乗っても20分足らずという路線だ。

この外川駅もいい風情だなあ~。


外川駅にも停泊車両あり。現役の車両とのツーショット。



駅を出て、暫く坂を下っていくとすぐ漁が見える。


この辺りの風景はなんとなく三崎の方に似てるように思えた。

路線がある方はちょっと高台なんだけど、坂を下ると漁港がある点とか、水族館があったりとか、高い方に来たら辺り一面畑だったりとか…。


そんなこんなでまた結局犬吠駅まで歩いてしまった。

犬吠駅は銚子電鉄の商業的な面での中心地。
銚子電鉄グッズをはじめ、銚子電鉄名物濡れ煎餅や海産物を多数揃えている。コヨーテさんも売上に貢献できたかな?


濡れ煎餅の派生品。破片がそのまま入ってます。
なかなか香ばしかったよ。すぐ飽きちゃったけど



10分程歩くと水族館。

時間がなくてイルカショーは見られなかったけど…、

外から丸見えなんだよなぁ…。大丈夫かオイ!


水族館のすぐ先に犬吠埼灯台があります。

そそり立ってます。
そっくり返ってます。



てっぺんから市内を、そして太平洋を一望できる。関東の一番東の端っこにいるんだよなぁ~。


うみまる。
海上保安庁のキャラクターです。


灯台に合わせてポストも白色。白いポストは、全国でここだけなんだって。



犬吠駅に戻ってちょうど電車が来たから乗車。一日フリーきっぷを買って、その裏面には各駅の紹介文が書かれているんだけど、唯一何も書かれていない駅があったので立ち寄ることに。

西海鹿島(にしあしかじま)駅というのだけど…、

こぢんまりした待合室以外はなんにもありません。

周囲はほとんどキャベツ畑。

「海鹿島(あしかじま)」という地名の由来はその名の通りアシカのいる島が沖にあったことから とされている。



再びしおさい号に乗って今度は佐倉へ。
セゲオさんでお馴染みの街ですな。


街を歩くとあちこちにカムロちゃんがいるのだ。「わち」という一人称がたまらなくかわいい。ロリコンとか言うな。
ロリ系からババアまで幅広くこなせる


城下町だけあって、建物にも風情がありますな。

これもちょっと違うけど美しい建物。元々は大正時代に建てられた銀行、現在は美術館のエントランスなんだって。

ネコもなんだか風情があるように見えて…は、こないか。



元々佐倉城があった場所。現在は公園になっている。

ほとんどが「かつて城があった」とされている場所ばかりで、遺構として残っているのは空堀くらい。


ちょっと離れた場所に武家屋敷が残っている。

ひよどり坂と名付けられた小往。

竹林を進むと異空間に吸い込まれたような不思議な感覚になった。



佐倉も銚子も、どちらも歴史の古い街だけに、もっと散策してみたい気持ちになった。次はいつ再訪できるかな?