…………うわぁ……!
というワケでしつこくおおかみ探訪記であります。
昨夜東京を発ち(珍しくイビキ者がいなかったので快適に眠れた)、今朝富山に着きそのまま立山駅へ。
ここまでは昨秋来ました。ここからは未体験ゾーン。
コヨーテさんはいちおう最高峰の室堂を目指してまた立山駅まで戻ることにしていました。事前予約してあったのでちょっと安かったよ。
立山から美女平まではケーブルカーで10分足らず。
この斜面!
美女平の展望台からの風景。晴れててよかった!
美女平から室堂まではバス(ハイブリッド車)であります。
室堂まで約50分。この前行った富士山五合目までの道のりと比較すると、富士山は直線が多いのに対して立山は曲線が多く、自然をそのまま活かした道 って感じ。
雪が増えてきました。
この辺は軽く5mは残っていました。
そんなこんなで室堂に到着。長野県側に抜けるならまだ道のりは長いけど、コヨーテさんはここが目的地。
絶景。
そして、一番見たかった「みくりが池」です。『おおかみ』作中では、雨が先生と山に出かけて雨が絶景に「うわぁ…!」と声が出たシーンで登場した池です。コヨーテさんも同じ声が出ました。
遊歩道を横切って「みくりが池」に水を注ぐ「みどりが池」。
美しさは風景だけじゃない。
道端の植物もみんな美しい。
劔岳方面を臨む。
室堂に戻り、簡易郵便局にて「はが木」を購入し、実家に送りました。ちっとも帰省しなくてすみません!
みくりが池の美しさを胸に室堂を後にし、称名滝を目指しました。
室堂から戻るバスにて撮影。上の画像の右端の方に微かに見えるのが称名滝です。
立山駅まで引き返し称名滝まではそこからバスて15分程です。
称名滝のバスの駐車場なのですが、この駐車場が『おおかみ』のラストの花と雨の別れのシーンのモデルとなっているそうです。しかし駐車場と奥に見える断崖(悪城の壁)との間には、
このように川(称名川)が流れているため、かなり作品ではアレンジされた地形だとわかります。つーか、この壁の上にオオカミがいるのを肉眼で確認するのは至難の業です。アフリカ出身か?
あと「雨が駐車場に花を置き去りにしてかわいそう」という意見を目にしたことがありましたが、実際はこの駐車場の脇には称名平休憩所という建物があり、職員がいる模様でした。そういうとこも実際行かなきゃわからないアレなんだよね。
さて、
称名滝はこの駐車場から20~30分程歩いた場所にあります。
落差350m、日本一の滝なので、飛沫がもうガンガン降りかかって来ます。軽く降雨です。
2本の滝(右側は時間が経つと消えてしまうらしい)の右手には雨と先生が登って行ったような崖が。
大自然を満喫した一日でした…が、予定より散策が終わってしまったので、当初予定になかった城端線巡りをしてきました。この話題は、また、今度。
明日はレンタカーで上市を見て回る予定。おおかみハウスの再訪もあるでよ。
【おまけ】
標高2450mの室堂で中身を飲み干して地上に持ち帰ったらぺちゃんこになったペットボトル(左側)と、室堂の湧水が入ったペットボトルの比較。