今年もいろいろありがとうございました。善きこともありましたし、悪しきこともございました。
広瀬川の流れのように、時は勝手に過ぎ行きます。
今、友人の訃報を受けました。
寂しいことです…
(29)天然ブリの照り焼きです。お重に入れる都合上、小さくして焼いています。
(30)鶏のつくねです。胡麻をたっぷりふってあります。なんとなく、お重の埋め草のの感もあるのですが…
(31)田作りです。材料のごまめは、養田さんが「お歳暮だよ!」ってくれました。とても良い品物でした。
さつま芋を夏みかんの果汁で煮ました。それを結んで、(32)さつま芋の茶巾絞りです。芋好きがいるものですから…
生牡蠣を使った伊達巻です。いつごろからか、必ず作っています。(32)生牡蠣入りの伊達巻です。作り方を書いときます。
卵4個に生ガキ150g、砂糖70g、塩少々をめどに、フードプロセッサーでよく混ぜます。
卵液100mlを小型の卵焼き器に流してアルミ箔と鍋蓋でふたをしっかりして焼きます。
卵液を流すときは強火、ふたをしたらうんと弱火でゆっくり焼きます。
卵液に火が通って固まったら、返しを卵焼きの下に入れて引き出すように巻簾の上に出します。
手前からやさしく巻いて、巻き切ったら縦にして少し力を入れて絞るようにして余分な水分を除きます。
そのまましばらく巻簾の中で休ませ、粗熱が取れたらアルミ箔で巻いて保存します。
(33)叩き牛蒡の胡麻和えです。軽くゆでてすりこ木でたたいた牛蒡を甘酢に漬けておき、それを胡麻で和えます。沖縄の皆さんがお好きな食べ物のようです。
最後の仕事は、(34)牡蠣のしぐれ煮です。貝は縁起物、アワビやハマグリは高いので、今年は牡蠣でした。
これでお正月料理作りはおわり、例年並みの仕事をしました。
夕方に取りに来る皆さんの分を、それぞれのお重に詰めます。右端のたくさん入っていおるのは、私の姉と姪の家族のものです。
全部で7つの家のお正月の食卓にのります。あ、ヒゲクマの家を入れると八軒です。
右端は、隣家の90歳を超えたおじさんの家の分、息子さんと食べます。でも、ユキ子さんが届けに行ったら、「おッ! すぐ食べよう!」って言い出しちゃって…。作り手にとって、本当にありがたいことです…
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前橋中央駅の南東、群馬酒販の裏手にある安立医院のある角から向かいの細路地を覗いています。床屋さんのくるくるが見えているでしょう、その手前が「まる中」です。
普通の家ですが、ブロック塀に派手な看板が描かれました。午後、予約した年越しそばをいただいてきました。
これから、年越しそばを食べて、城東町1丁目の諏訪若御子神社に二年詣りに行ってきます。
三河町の正幸寺の除夜の鐘を聞きながら、家族で歩いて行きます。
悲しい知らせが届いた大晦日、でも、やることは何も変わりません。ただ、少しだけ、落ち込んで…
みなさん、良いお年をお迎えください…
次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)は、新年の1月8日の朝刊に掲載予定です。来年もよろしくお願いします
(PS)夕方のお重をお渡しした皆さんにお詫びします。鯛の昆布締めを入れるのをすっかり忘れておりました。食べた気になってお許しください。スンません。今年も謝罪で暮れます…