ヒゲクマが朝の食事を終えたころ、キキはヒゲクマのベットの上の窓から日が差し込むところに丸くなって寝ていました。朝から昼寝なのです。
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今日は、クロガネモチとシロダモの確認をしなければなりません。まずは正幸寺へ、
勝軍地蔵尊にお参りしてから、裏手の墓地にお邪魔しました。それにしても、いつみてもおもしろいよね、鎧に身を固めて白馬にまたがるお地蔵さんて…
これが、「シロダモ」と思われる木です。葉っぱに虫こぶがあるかどうか探してみたけど見つかりませんでした。でも…
見つけました、黄色の花、シロダモは赤い実と黄色の花が一緒に楽しめる木だって図鑑にありました。枝に直接固まって咲いています。これは雌花です。
シロダモは雌雄異株で、実のなるのは雌木なんですって。
これで、正幸寺の赤い実のなる木は「シロダモ」で確定のようです。
でも、心配なので友人に電話してクロガネモチを見せてもらいに行きました。
三中通りから昭和町の路地に入ったら、正面の家の屋根に赤城山の鍋割が覆いかぶさるように見えていました。
<どこ行くの?>、「クロガネモチの木を見に行くの」、<ああ、この先の立派なおうちの庭にあるクリスマスの樹だね…>、クロガネモチの木は猫にも知られていました。
Sさんの家のお庭で暮らしているクロガネモチの木です。赤い実がとってもきれい、猫の言う通り、ほんとクリスマスの樹ですね…
実はシロダモよりも一回り小さいです。そして、葉っぱは革質でつるつるしてます。それに、花はありません、5月ごろ咲くからです。でも、モチも雌雄異種なのは一緒です。
Sさんちのクロガネモチ、職人さんがしっかり手入れをしていて、きれい樹形ですね。実もむらなくすべての枝に実っていました。
庭先に鬼瓦が一つ置かれていました。立派な鬼瓦です。よく見ると上のところに字が彫ってあります。
「大正拾年六月七日 高崎住人年廿八才 瓦葺師綾部勝美是葺」と刻まれていました。伺ったら、旧曲輪町(大手町)にあった旧S家住宅の屋根を飾っていたものなのだそうです。若い職人の心意気が鋭い線刻の文字から伝わってきました。
Sさんのお宅の一角に小さなギャラリーがあります。Sさんが集めたデッサンや小品の彫刻が展示されています。
船越保・船越桂父子のデッサンも並んでいました。初めて見せていただきました。
もし、Sさんのギャラリーをご覧になりたい方は、「百日紅ギャラリー」(前橋市昭和町3丁目 027-231-4010)へお問い合わせください。
お土産に、庭になっていた夏みかんを三ついただきました。果汁を使ってポン酢を作ります。
お昼は、寒かったので、あったかなけんちん汁を作ってあったかなそばを食べました。外は木枯らし、すごく冷えました。
夜も残ったけんちん汁、肴は出来立ての白菜漬けと9月5日に漬けたしば漬けです。ユキ子さんも二代目も外食、一人だったものですから。
9月5日に漬けたしば漬けは、9日にあげてポリ袋に詰め、冷蔵庫の野菜庫で保存して3か月半。色は少し悪いですが味は落ちていません。うれしいですよね、漬物がうまく保存できて、熟成した味を楽しめるのって…
次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)は、新年の1月8日の朝刊に掲載予定です。来年もよろしくお願いします