石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城16  柏木城

2006年11月21日 | 会津の城

天正12年(1584)築城、東北最大の石垣の山城「柏木城」 北塩原村

会津古城研究会長 石田 明夫

福島県耶麻郡北塩原村大塩 会津若松ICから30分 裏磐梯から20分

061119_019 会津の戦国大名、18代葦名盛隆が伊達政宗に対抗して築いた東西1.1キロ、面積50ヘクタールの巨大な石積石垣のある山城。蒲生氏郷以前、戦国時代の城では、東北最大の石垣の城。随所に石積石垣があり、甲州の武田家の技法である半月形の丸馬出しが築かれています。1589年に廃城となっています。 北塩原村教育委員会で主郭部分の発掘調査が進められています。

会津の歴史は「考古学から見た会津の歴史」へ