石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城13 飯盛山城

2006年11月08日 | 会津の城

飯盛山の山頂にある飯盛山城 会津若松市飯盛山

会津古城研究会長 石田 明夫

福島県会津若松市一箕町滝沢 市街地の北東部  磐越道会津若松ICから15分

 02 会津若松市街地の北東に位置する会津戦争で白虎隊が自刃した飯盛山の山頂には、4世紀初頭と推定される未発掘の飯盛山古墳があります。標高は368.5メートルで山頂に全長65メートルの前方後円墳と円墳があります。そのはも平場が段々に築かれ、堀跡もあるのです。滝沢と牛ヶ墓を統括した豪族が築いた城跡です。江戸時代前半のキリシタンの隠れ家と推定されるなぞの洞窟も近くにありますが、口は開いていません。

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