愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

2015年映画「ビリギャル」「日本のいちばん長い日」「百日紅」

2016年01月11日 | 映画に行こう
映画「ビリギャル」を見て





名古屋の塾が舞台になった映画でした。名古屋弁がクドイ。

有村架純さんはまだしも、父親役の名古屋弁は汚い。

映画本編は、名古屋の貧困風の家庭の娘さんが、一念発起して慶応大学に入る。

ただそれだけなんだけど。

名古屋の田舎にいると、慶応って夢の世界のように見えるんですよ。

テレビの中の芸能界と同じぐらい夢の世界。



慶応にさえ入ればすべて解決する。

シンデレラの宮殿のダンスパーティーのような描き方ですよね。



本当は、私学って国立の滑り止めだったり、

お金持ちが入る学校だったり、

東京ローカルな学校だったり、



いろいろ名古屋の田舎から慶応に入っても苦労することも多いと思う。

だけど、偏差値30のビリギャルが勉強して

夢をつかむって描き方も悪くはない。

勉強さえすればいいってイヤだと思う。

勉強はできても、生き方が下手だと結局は苦労するんです。

それでも勉強しないことを奨励するのも嫌だなあ。



私も早稲田出身で

塾の講師を仕事にしていて、身につまされることもあります。

日々を考えさせられました。





勉強しないで消費だけしてれば、日々の仕事に追われていて

一生を終えるのは植民地って感じがするんです。



欧米列強は日本人をおバカに育てようとしている。

おバカにしてライバルから植民地民に落とそうとしているように思える。

勉強して、日本を盛り立て行くことが大事だと思う。



勉強して地域の役に立つことが大事だ。


ご聖断を。

国家を総動員して戦争してしまうと
規律やモラルや常識などが
画一化されてしまって

他と違う考え方が出来ない。

明治大正で60年弱
昭和戦前まで加えて開国から80年。
戦後70年。

昭和20年には、
まだ江戸時代の名残があったんだろう。切腹とかね。

それでも明治教育の行き着くところで、
皇軍思想や神国思想は
そうとう深く根付いている。

だから、昭和天皇が
ナポレオンを引き合いにだして
戦争中止、敗戦を決断する場面の鮮やかさが光るんだろう。

グローバルの波は昭和20年から進み続けている。
平成27年でも世界、ヨーロッパ、アメリカの理解はまだ進んでない。歴史観も不十分だ。

映画を見るとすぐに落涙してしまう。
この映画も例外ではない。

必死に戦い、必死に敗戦した日本の政治家や軍人の愚直なまでの
皇軍思想に悲しみを感じてしまう。

将来の復興は、遂げたものの、
植民地化が進む現代日本。

成り行きで敗戦したのではなく
自分の考えにしたがって終戦したっていう面子とプライドを
もう一度取り戻すべきだと思う。




名古屋で、映画をみた。
杏さんが声優として主人公の声を吹きこんだアニメで百日紅という映画だ。

葛飾北斎の逸話を娘との同居生活の視点から描く映画だ。

同時代の絵師との交流や、
盲目の末娘や
江戸時代ならではの逸話をアニメで生き生きと描いている。

放し鳥屋さんとか、
珍しい風習も描かれている。

杉浦日向子さん
原作だから江戸時代の描き方が面白い。

人情や涙や笑いや色っぽい話など様々な逸話がちりばめられて
楽しい。
明るさがいい。
才能があるっていうのはいい。
あんな年齢が上の
居候とか、本当にいたんかなあ。

とにかく面白い。オススメの佳作。

映画 海街diary(ダイアリー)のDVDを見たよ。薄味だね。

2015年12月27日 | 映画に行こう
綾瀬はるかさんと
長澤まさみさんの
豪華キャストで描く映画でした。

美人4姉妹の日常を、
ほのぼの描いています。
ベッドシーンがあるといっても、ホントにライトだし、
喧嘩シーンもライト。
お葬式が多いなとは思いますね。

スズ役の子が一番元気でかわいかったね。
女性もしっかりしすぎると、きつくなるし、
酒や男にだらしないのも、かわいくない。

スズは
若い女の子で
箸は転んでも笑うような年頃の、
ホントに素直で真面目な子を演じています。

ちょっとぎすぎすし始めていた3人の年増の姉妹を
スズが良い感じに和ませてくれています。

梅酒を作るシーンや、

生シラスを料理するシーン

花火のシーンなんかが印象に残るね。

食べ物と「美しいものを美しいと思える幸せ」

っていうのがキーワードかな。

中年おっさんフリーターの真ん中で、
美しいものに感動していないような気がして

イカンいかん。

もっと季節の美しさや旬の食を楽しもうって思いました。

親とか、恋愛とか、結婚とか、死っていうものに
まだ向き合っていないおっさんがいるわけです。

子供の延長上に大人があるようなわたくし。


結婚式やら、葬式やらも、まともにできる気がしない。

それでもリリーフランキーのような自由な立場のおっさんも演じられているから、

それを一つに理想にして、

映画の脇を見ていたわけです。





映画 百日紅を見て

2015年08月14日 | 映画に行こう
名古屋で、映画をみた。
杏さんが声優として主人公の声を吹きこんだアニメで百日紅という映画だ。

葛飾北斎の逸話を娘との同居生活の視点から描く映画だ。

同時代の絵師との交流や、
盲目の末娘や
江戸時代ならではの逸話をアニメで生き生きと描いている。

放し鳥屋さんとか、
珍しい風習も描かれている。

杉浦日向子さん
原作だから江戸時代の描き方が面白い。

人情や涙や笑いや色っぽい話など様々な逸話がちりばめられて
楽しい。
明るさがいい。
才能があるっていうのはいい。
あんな年齢が上の
居候とか、本当にいたんかなあ。

とにかく面白い。オススメの佳作。


映画(日本のいちばん長い日)を見て

2015年08月10日 | 映画に行こう
ご聖断を。

国家を総動員して戦争してしまうと
規律やモラルや常識などが
画一化されてしまって

他と違う考え方が出来ない。

明治大正で60年弱
昭和戦前まで加えて開国から80年。
戦後70年。

昭和20年には、
まだ江戸時代の名残があったんだろう。切腹とかね。

それでも明治教育の行き着くところで、
皇軍思想や神国思想は
そうとう深く根付いている。

だから、昭和天皇が
ナポレオンを引き合いにだして
戦争中止、敗戦を決断する場面の鮮やかさが光るんだろう。

グローバルの波は昭和20年から進み続けている。
平成27年でも世界、ヨーロッパ、アメリカの理解はまだ進んでない。歴史観も不十分だ。

映画を見るとすぐに落涙してしまう。
この映画も例外ではない。

必死に戦い、必死に敗戦した日本の政治家や軍人の愚直なまでの
皇軍思想に悲しみを感じてしまう。

将来の復興は、遂げたものの、
植民地化が進む現代日本。

成り行きで敗戦したのではなく
自分の考えにしたがって終戦したっていう面子とプライドを
もう一度取り戻すべきだと思う。






映画「小さなおうち」は傑作

2014年02月02日 | 映画に行こう

映画「小さなおうち」は傑作

 

小さなおうち:山田洋二監督、松たか子主演。

あまり期待してなかったが、すごくいい映画。日本の懐かしい風景がいっぱい散りばめられた映画です。さすがに井戸水ポンプとかは動いているのを見たことないけどね。

ストーリーは、ドラマチックじゃないし、エロイ映像美もない。

ただ、戦時中の東京の上流階級の様子をきれいに描いていて、なくしかけている日本の昔からの暮らしを思い出させてくれるんです。

 

女中と奥さまの関係が実感としてはよく分からないけど、映画の描き方では、女中は花嫁修行と職業を兼ねていたらしい。

2時間も現代と過去を行ったり来たりで飽きさせない構成になっている。

ラストは、現代とのつながりが明らかになって感動的なヒューマンドラマになる。

戦争をどうやって日本が捉えていたかを、庶民視点で描いています。

昭和10年から20年までの日本には、江戸時代からの和服や日本文化と西洋文化の入り混じった不思議な世界がありました。現代日本人は、歴史を忘れて戦争を美化したり、逆に日本人は大虐殺をした犯罪者ばかりだと自信喪失したりいます。歴史は、日本には日本の文化があって、それなりに頑張って世界の仲間入りしようと奮闘していたんでしょうね。

 

今の日本は、自動車産業や電機産業で世界を席巻したバブル時代を頂点として徐徐に老化していく黄昏の国です。少子高齢化が進み、若いパワーは大きくないです。芸能やスポーツにばかり注目が集まり、小保方さんのような頭脳の面で世界にデビューする一流のプレイヤーは例外です。

 

この映画から「日本は世界の中の小さなおうちである」というメッセージを感じます。東洋の純真な世界と西洋の戦い歴史を併せ持つ日本は、東京という世界の玄関をもつ一方アジアそのものの地方という文化をもっています。日本の地方文化は衰えてきているように思います。生活様式や行事が画一化して植民地的になってきています。世界中のどこでも似たような生活をしていて、日本の歴史・文化が廃れていきます。それは仕方のないことかもしれないけど、いつまでもヨーロッパやアメリカを憧れているだけでも進歩もないです。

日本オリエンタルという文化を愛している日本人の一人としても、日本らしさを大切に生活していこうと思いました。


フィクション日韓戦争

2012年08月20日 | 映画に行こう

日韓もし戦わば

1)日米同盟によって竹島、尖閣諸島を含む日本本土への攻撃には米軍が応戦できる。
2)韓国には仮想敵国の北朝鮮があり、日本戦に全軍を投入できない。
3)中国では経済成長のために、先進技術を持つ日本と手を組んだ方がいいという判断がされる。
4)国内世論は、国土を守るためなら開戦やむなしに傾いている。
5)日本には先進自衛隊のほか徴兵可能な男子数も韓国より多い。
6)国際世論もヨーロッパ経済の先行き不安のため、円の安定を望んでおり、強い日本のイニシアチブが望ましい。

2012年。

ヨーロッパの経済不安をもとに世界経済は不透明感を強めている。
8月
竹島、尖閣諸島問題で、日韓の関係悪化。
9月
維新の会の代表が国政を握る。
ヨーロッパで経済恐慌。
日本で反韓国デモ勃発。
10月。
スーパーを暴徒が襲う食糧騒動。
国際司法裁判所で竹島の日本領を訴えるものの認められず、席を立つ。
日本の原発へのテロが発生。放射能汚染が広がる。
11月。
竹島、尖閣諸島を韓国が不法占拠。
日米は応戦して日韓は開戦へ。
12月。
日米同盟軍ソウルへ進撃する。
2013年
新下関条約締結。
韓国は新GHQの占領下に置かれる。


映画・ソラニンを自分に置き換えてみると★ネタバレ

2010年04月05日 | 映画に行こう
映画ソラニンの感想を主人公のメガネのロックボーカルと自分を重ねてまとめてみます。

メガネロッカーは非正規雇用のフリーターで貧乏なくせに
宮崎あおいと同棲して
「心配するな、俺がなんとかしてやる」
とかいう、一昔前のかっこつけたセリフを言ってしまう。

それに乗っかるように辞表を出す宮崎も
現代の現実から逃げている。

一度正社員を辞めたら、経済的に自立は諦めざるを得ない。

メガネロッカーよ。
あんな美人な彼女と同棲したなら幸せな生活だろうなあ。

ちっぽけな仕事をしながらアーティストもどきな私。
小悪魔に愛想を尽かされた私。

アーティストを志して仕事を止める勇気もないし、
一曲録音してレコード会社に送る力もない。

バンド仲間もいないけどブログやSNS仲間がいるから救われてるのかもしれない。


幸せって日々の積み重ね。
それを日記として共有できてるならアーティストじゃなくても幸せなんだって思う。



運転中に幻覚や幻聴で事故して死んじゃうってよくあるのかなあ?

私は運転しないようにしてる。
歩いてるだけでもたまにボォーっとしちゃうから。
才能あっても命を落としちゃやっぱり負けだよね。


自分が死んだあとにこのブログを見る人がいるのかも知れない。
ブログってどのぐらい残るんだろう。

東京で大地震が起きてデータがすべて吹っ飛ぶこともありうるから

ときどきダウンロードしなくちゃって
思うけどね。

本当は、出版したり、多くの人の記憶に残る日記になることが
目標なんだけど、


多くの人からお金をもらってブログを生業にしているブロガーの神は
いまのところ
現れそうにない。

作家というのは人気商売で出版業界で売り出す宣伝の力も
必要でしょ。

独力で世に認められたいって思うところが
あのメガネロッカーと全く同じで、

愛し愛される人のいない私は
アーティスト気取りのもっと困ったサンですね。

映画◆人間失格に主演の生田斗真さん

2010年03月01日 | 映画に行こう
生まれてすみません。

いきなり冒頭から名言炸裂。

小さな子どもが突然

生まれてすみません。

とツイートします。




あとは酒を飲んで
カフェでホステスといい仲になり、


タバコ屋の看板娘と結婚して


モルヒネ中毒になり

精神科に入院。


途中、心中で女だけ死ぬとか


子持ちの職業夫人と同棲とか


嫌われ松子の一生を作る際の参考作品だろうね~


主人公の生田斗真くんがかっこいい。


代わる代わる現れる女性たちが

だんだん老けて気持ち悪くなっていき


最後の
三田佳子さんとの絡みは
発狂してる様子がリアルに表現されてます。


見どころは昔からの日本人らしさをシンボリックに表す小道具かなあ~


古本屋だったり

ざるそばだったり

和服だったり

魚を焼いてたり

縁側や軒先

金魚やSL

昔風な女性たちや


不倫や姦通や


とにかく、日本人の歴史の上に現代がある。

そのモルヒネ中毒の人間失格男に現代日本人の社会不適合のニートやフリーターを重ねて捉えてるね~。


歴史を見失って

おとぎ話と現代日本人の中間にある
日中戦争やアメリカとの戦争を

忘れてはいけないというメッセージを感じました。


社会は男性が女性に選ばれて生きていけます。

選ばれない男性が
人間失格であり

子どもという遺伝子を残せない失格男になるわけ。


代々続いた日本人の遺伝子が絶えつつある。

人口も国力も衰退に向かう日本で


人間失格を撮った監督は
実に面白い素材を見つけてます。


ただし、映画は男性から見ると

もの足りなさそう。
気色悪い。

唐突な設定やセリフや歌に驚いた長すぎる2時間あまりでした。

映画バッタくん町へゆく

2010年02月01日 | 映画に行こう
映画 HOPPTY GOES TO TOWN

バッタくん街へゆく


バッタくんが主人公のアニメーション映画です。1941年作品、ディズニーではなくポパイの作者による作品です。


ディズニーやらトムとジェリーなどとよく似ています。

音楽や動きが面白くて明るい作品でした。


スタジオジブリのコレクションのひとつ。



都会に行くってゆうより住んでいた空き地の周りが大都会で
その小さな空き地も高層ビルが立つって話です。


モスキートとフライが悪者なのは分かるけど
ビートルが金持ちの悪人役なのはなんか不思議ですね~



蜂のハニーを金の力でお嫁さんにしたいビートルと

ハニーと愛し合っているバッタくんのホピティ。


最終的にはホピティが見事に危機から救い出し虫仲間みんな の居場所を確保するんだけどね~



空き地の持ち主の人間が作曲家でポップスを大ヒットさせるところは
アメリカンドリームだねえ~


しかも売れない作曲家時代を支えた優しさ奥さんも描かれてます。


こんな優しい奥さんがいたら、頑張って良い曲を作れるだろうね~


ラストシーンの虫たちが
高層ビルの屋上から下界をみて

見て!!
みんな小さな虫たちみたいじゃないか!!

ってセリフがオシャレですね~。


人間も偉そうにしてても虫たちのように小さな小さな存在で
群れを作って暮らしてる。
虫たちのように仲良く暮らそうじゃないか!!って1941年にアメリカで上映されてただなんて

戦時中ぢゃないみたひであった。




アメリカの余裕ぶりを感じますね。
アメリカには都会生活しかなくて
昔ながらの田舎町がないんだろうなあ~

虫たちまで都会生活してるのは日本人じゃ描けないよ。

インディアンをからかうような表現も出てくるからちょっと古臭いなあ。

タバコも映画の重要な要素だし。


デートがナイトクラブってゆうのもアメリカらしい。愛知の田舎町じゃ70年たっても追いつけないや。


短めに終わるし
ストーリーより音楽やアニメーションがを堪能していたら
あっという間にラストでした。

良い映画でした。

板尾創路さんの映画

2010年01月31日 | 映画に行こう
板尾創路の脱獄王って映画を見ました。


板尾さんが監督主演で
脱獄を繰り返す明治から大正時代ぐらいの脱獄王の話。


見どころは

脱獄のワザとくすぐり笑い。


脱獄があまりにも上手くできるのが
可笑しくて笑えます。


シリアスな場面も多いんですが
看守による暴行とかも
なぜか笑えてしまう。

不思議な笑いです。

板尾さんが監督主演じゃなければ
もっと重苦しい映画になってたと思いますが、

板尾さんの力で割と面白く見られるんです。

特に中村雅俊さんの
ふれあい
を板尾さんが独唱する場面が笑えます。


暴行でボロボロになって歌う歌が

ふれあい

って深いのか
笑いを狙ったのか
分からないぐらいです。



ラストが秀逸で素晴らしい!

明るくて予想外な感じなラストです。

映画のだめカンタービレ&ルーセントタワー

2010年01月04日 | 映画に行こう
映画・のだめカンタービレ

幼稚園向け!
あまりに真面目にクラシックをやる姿をおちょくったような演出。


音楽も生演奏の感動には比すべくもない。


のだめってキャラクターがアニメ的でコレが代表作の上野樹里さんは残念だなあ~




ルーセントタワーの山本屋本店の味噌煮込みうどんを旧友といただいてきました。
写真はルーセントタワーのイルミネーション。

大阪出身で東京勤務の旧友は名古屋は通り過ぎるだけだった街。

けれど今回、特に時間を作って味噌煮込みで名古屋を紹介できて、
楽しい時間が過ごせました。

共通のサークルの話や今の仕事の話が半分。

残りの半分は
恋の応援でした。


押せ押せ論から慎重論までとにかく激励されました。

私は本当に友人に恵まれてるよ。

どうもありがとう。


縁結びの御守りを次回のお土産にすることを約して

新幹線で東京へ帰っていきました。

さあ、明日からいよいよお仕事。


休みあけはつらいだろうなあ。

映画【アバター】を見て。おふざけ感想からやがて真面目に語る日記

2010年01月01日 | 映画に行こう
映画「アバター」観てきました。
ネタバレしない程度に書きます。

まあ、予告編である程度「アバター」って知られてるから、
概略を書くと、
パンドラって星へ地球から侵略にいくわけ。


そこの蒼い肌の原住民との戦い。
それに絡むのが主役のアバターという
原住民と人間とのDNAを掛け合わせたアバターという
原住民に似た生き物です。

原住民は青いけど、リアルに描くなら
当然、黒いわけですよ。
侵略者が白人で実際の歴史がそうだからね。

未開な野蛮人と思われていたのは
日本人も100数十年前まで同じだった。

いろんな人が指摘してるんだけど、
ナウシカやラピュタ、もののけ姫
と類似点というか通じる設定やメッセージあるんですな。

こう書くと、ああ分かったあの路線ねって早合点しないでほしい。
アバターは3Dが評判だけども2Dでみても十分楽しめる
エンターテイメントです。

ネタバレしないのは難しいけど、
青い半裸の原住民が最初はすごく違和感を抱く。
顔もジミー大西みたいな描き方してるんだ。

ところがヒロインのネイチャー(?)をひねったような名前の子が
かわいいんだ。
セクシーでくびれがあってすらっとした実在しない美人体型を
うまく表現してます。

あれは、ずるいね。
ナウシカ風な自然大好きっ子なのに
あんなセクシーでモデルさんみたいなカラダ。

あれを描いただけでこの映画の男性ファンの心はがっちりだね。

「オマター」とかいうAVが出来そうです。(失礼、脱線しました)

そのほかの設定は古典的でいわゆる実在ではなく、
記号的に描いている印象です。

かっこいいでしょ。「記号的!!」って使ってみたい言葉だったんだ。
ようするに、個性はなくてその役柄を演じるための典型的な設定で
典型的な性格を集めたような。

むしろそっちの方がアバターっぽいね。
人間を扱っているようで、仮面のアニメと通じるのは
そうした効果がでてるんでしょうね。

それは、メッセージを効果的に伝える意味で大成功してます。

「地球には緑がある、それを大事に」

故マイケル・ジャクソンさんの遺志とも通じる共通の願いなんです。








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以下、若干、ネタバレを覚悟で書きます。
ナウシカには「ミュシャ」の有名が女性像が影響してるって聞きました。

なるほど、似てます。
もののけ姫は日本人。

アバターでは黒人として描きたかったのでしょうが、
そこは人権が絡むから青い生命体として描きました。

その動きや、踊りはアフリカの黒人の動きとそっくりです。

アフリカの侵略がどうやって進んでいるか、進められてきたか、
非常に無知なままですが、

日本人も欧米からみれば、島国に住む原住民で
自然と調和して暮らしていた神話があります。

かつての日本はそうした自然を大事にして植物を中心にした
環境ユートピアだったようなイメージを私自身も持っています。

熱帯での狩りや踊りや半裸な原住民など、
かつて確かに実在したアフリカやアジアの民族は

グローバル化でほぼ絶滅したでしょう。

英語を教え、学校をつくり、服や文化を押し付けてきた歴史は
急速に自然や伝統と繋がっていた民族の歴史を
ヨーロッパ中心に書き換えようとしています。

巨大な木が民族の過去と繋がるデータベースであると主張する学者は
死んでしまいます。


日本人として、日本伝統的な暮らしが形式的になって
アメリアと同じような文化を有難がって使っているうちに

植民地支配は完了しているんでしょうね。

日本人としてこの映画をみると、
アフリカの侵略をしている環境破壊側の側面も日本にあるんです。

武力で侵略はしなくても
資源を求めて環境を破壊する姿は

しかし、日本には自然や植物を大切に風刺ですよね。


万物に神がやどる文化があり、それを大切にしなくては
日本の存在が植民地そのものに消えてしまう危機を感じます。

自然環境とは共存してしていく必要があります。

壊れた自然を修復して環境立国として
アジアアフリカの援助に対する
日本環境ポリシーを打ち出してCOP10などにつなげていくべきだと思いますね。

個人的には
いたずらに物質の購買意欲を掻き立てられないような生き方をしたいと思いました。

映画★ゼロの焦点に時代を読む

2009年11月23日 | 映画に行こう
ゼロの焦点って時代が古いねえ。。
映画も当時の状況を再現することに大半を費やしていた。
女性が働けない社会だなんて
ほんの50年前まであったんだね。
そういえばウチの母も、結婚したらすぐ仕事辞めてた。

女性の社会参加って大きなテーマがあるから、
なんとか安っぽい推理サスペンスから一段上の
評価をされるんだろうけど、

今の世の中、仕事をバリバリする女性なんて珍しくない、
女性のアメリカ大統領もありえる世の中だ。

それよりも結婚に夢をもつ女性を増やして、
早く結婚して仕事も続けていく環境が大事なんじゃないかな。

売春婦もカジュアル化してだれでもやるような
簡単なオシゴトになってるし、
日本の性産業が2兆円を超える巨大マーケットという事実も
現代的な問題だ。

そうした現実に対して映画なりの答えが用意されていたのかなあ。

私なら、2、3ヶ月そんなオシゴトしても結婚も信用も
ぜんぜんOKっていう意見で、
これからの世の中はそうなるんじゃないかな。

みんなの憧れの女優やタレントも
どこかの社長の愛人や売春まがいのことをしているらしい。

そんな社長は、のうのうと世襲されてる世の中です。


そんなネガティブな現実より

結婚に夢を持たせるのが、映画の役目なんじゃないの??

その意味では時代が変わって、今の世にあわない映画だったなあ。

マイケル★キングオブPOP★This is It 映画を見て

2009年11月03日 | 映画に行こう
マイケル★キングオブPOP★This is It 映画を見て
昨日見に行きました。
This is it。
英語が部分的にすごくわかりやすい英語で
字幕を見ながら本場の英語って意外と単純だなあ、
っておもったりました。

もちろん解らないところはいっぱいですが。。。

映画はご存知マイケルジャクソンのライブリハーサル。
死の直前とは思えない。
精力的な仕事ぶり。
ダンスも歌も冴えてます。
ショーのアイデアもどんどん出していきます。

日本でいうと
郷ひろみと松任谷由実を合わせたみたいな存在なんでしょうか??
世界中の才能を集めている様子が面白い、

また、エッチな仕草が笑えます。

ストリッパーみたいなダンサーに、
指マ★をエアーでしたり。。。
どんだけ、エッチがすきなんだ。

男中心のショービジネスを感じました。

才能あったマイケルに合掌。