愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

新垣結衣と草なぎ剛の映画

2009年10月11日 | 映画に行こう
バラッド 名もなき恋の歌

痛快娯楽作品
見ていて気持ちいい
子供にレベルを合わせてあるからかわかりやすい。


昔の日本

所ジョージのダーツの旅で
出てきた田舎の日本人をパロディにしたような作品だ


戦国時代に携帯や自動車を登場させて驚いている様子が可笑しい。

自動車ひとつで戦が変わってしまうっていう子供だましが痛快なのだ



れん姫の新垣結衣も
侍大将の草なぎ剛も大好演だ。


漫画を実写化して良かったと思うね。


クレヨンしんちゃん 原作者の不慮の死もまた映画に泣きを追加している。




最初から最後まで浅い作り方が実にほんわかして良い作品だった


草なぎ剛の代表作になりそうだ。



クスクス笑いが上手い。


バカデカいおにぎりや


コント仕立ての無法者たち。


大笑いはしないけど、なんか真面目な戦国映画と現代のミスマッチ以上に
面白い映画です。


本格的映画が好きな真面目な人は怒るかもしれないけど


私にはぴったりツボにハマるね。


秋の寂しさを忘れる2時間。あっという間でしたよ。

映画・いけちゃんとぼく

2009年09月06日 | 映画に行こう
久しぶりに面白い映画だった。

たぶん発表されたのはもう少し前なんだけど

女の子ものがたりに合わせて再上映されてたのを見ました。



男の子の母親になる西原理恵子さん原作がすごくいい。


イジメの連鎖を野球で断ち切る少年の話。


野球がスポーツでなく遊びで、
みんなが野球を通じて一つになるって

女の子の発想だなあ~けど


男の子も共感できるひとが多いかもね。


自分の男の子どもにこんな味方
いけちゃん
がいたらいいなあ~って母親なら思うんじゃないかな。


いけちゃんの正体は冒頭で明かされてラストでダメ押し。


CGのいけちゃんの声を蒼井優が演じている。

蒼井優はうまいなあ~
声もかわいいし、
映画をずいぶん良くしてくれる。



そのほかのキャラクター設定は女の子ものがたりと似てる。
西原理恵子の幼児期の体験が原作に反映してるのだから当然だけどね。


いけちゃんとぼくのほうがずーっと完成度が高い。


現実からファンタジーに昇華している。



あとは
恋する女の子への視点が独特なんだよね。


カネ持ってるけどカッコ悪い不良に媚びる女ってゆう視点。



世の中、そんな女の子も本当に多いんだろうなあ。


金持ち
経済力のある男と付き合いたいってゆうのが

お馬鹿からお嬢様までほとんどの女の子に共通した理想像だからねえ。


どうせ私なんて金持ちに相手にされないと、ひねくれ者は仕事に燃えたりしてね。



まともに映画を見たってゆう感動で気分よく日曜日を過ごせそうです。

映画・女の子ものがたり

2009年08月30日 | 映画に行こう
奇才 西原理恵子原作の自伝的映画。


貧しい四国の貧しい女の子3人が
出会い
友情が芽生え
大人になっていくまでのほろ苦い青春ドラマ。



四国の貧乏人は本格的やなあ。

私も小学生のときヤンキーふうな知り合いの家を見たことがある。
貧乏っぽくて荒れていた。


今私は暴力とは縁のない生活を送っている。


しかし、もし結婚して子供が産まれて
小学生ぐらいになったら



今の私の経済力じゃあ、
イジメられっ子に間違いない。



社会は競争で
ヒエラルキーがあり
子供は敏感で残酷だからねえ。



まあまあの映画ですね。

泣けるハリポタ新作映画

2009年07月26日 | 映画に行こう
ハリーポッターの新作映画見てきました。
金券ショップで売ってなくて定価で見ちゃった。


どこが面白いのか訳わからない映画。

クライマックスって何?

良いもんと悪者が最初から分かれている。



あれぇ、前の映画のときはそんなにわかりやすくなくて謎解きがあったのに。


しかも、霊魂を7つに分けて隠したから不死身になるとか


ドラゴンボールや南総里見八犬伝の話みたいで



ずいぶん、引っ張った割には詰まらない展開




面白いのは媚薬の効き目ぐらいか。


マーハイウォニーだかハーマイウォニィだかの恋バナもちょっと面白いけど、


お子ちゃま向けだからねえ。


魔法学校が
イギリスお坊ちゃん学校を連想させてくれて、
文化の面白さはあるよ。


魔法が使える
~異端児
~障害者

みたいな視点が弱くて現実との接点が薄くなったなあ。


物語のための物語としても楽しめなかったよ。


登場人物が一人ずつ死んでくのが泣けるだけです。

映画「少年メリケンサック」◆エンターテイメント宮崎あおい

2009年02月14日 | 映画に行こう
映画「少年メリケンサック」を観てきました。
巷はハッピーバレンタインで浮かれた客で映画館は満員です。

映画は宮崎あおいの魅力が炸裂です。かわいい。
ユースケ・サンタマリアがすごく良い演技してました。

内容的には予備知識がないほうが楽しめると思います。

♪ニューヨーク マラソンっていう歌詞もなかなかのひねり具合でクドカン頑張ったね。


全体に宮藤官九郎さんのパンクに寄せる熱い思いが詰まった佳作ですね。


くすぐりが上手くて最後は感動に持っていかずに
あえてあっさり笑いの中で終わります。

むちゃくちゃ危険なパンクもクドカンさんの味付けでほのぼのした笑いのエンターテイメントに仕上がってました。


オススメはしません。

予告編で見たいと思ったのは竹内結子さんの映画かな。


綾瀬はるかさんのおっぱいバレーは本当に脱ぐなら見たいけど。


他にはマンマミーアやらララピポは見たいなあ~。


映画じゃなくてミュージカルでレミゼラブルも見たい。

ついでにドリカムかミスチルのライブもチケットが安けりゃ観るよ。

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ブレイブストーリー映画短評

2009年01月13日 | 映画に行こう
ブレイブストーリー映画見ました。
子供っぽいとか
神話的とか
ロールプレイゲームみたいとか
思いましたが
結局、テーマは肉親の死ですね。受け入れがたい現実です。
家族を新たに作る力はいくつになってもあります。結びつきたい魂たちが集まって社会を作っているのです。

家族を持ちたい、結婚したいという結論にしときますね('-^*)/

椿三十郎★織田裕二★世相を読む

2008年12月29日 | 映画に行こう
リメイクの原作はいわずと知れた黒沢作品。
戦後17年たった平和な時代の娯楽作。
原作も以前見たし、リメイクも今日見ました。

主人公織田は39歳浪人の役らしい。
椿が咲いているお屋敷で 名前を聞かれて
「椿三十郎、もうすぐ四十郎になります。」
浪人の悲哀がでてくるわけよ。
郎と浪がかかってるのよ。
「本当にいい刀は鞘に入ってるものですよ」と
奥様に言われてしまうのは
椿三十郎自身もズシンと響いている。

仕官して結婚して鞘に納まるって
実に現代社会の「一人前」ってイメージにかなってるんですよ。


剣の腕も合戦の知恵もあるが、もはや戦国の世ではない。

侍といってもお城勤めの平凡な生活ができなくては仕官はできない。
世の中の元軍人の不器用なサラリーマンを暗示してるってことかな。

1962年、戦争が終わって17年。
20歳で愛国に燃えていた戦士が、戦後の仕組みに入れない。
これが、37、8歳の浪人もどきの男を連想されたわけ。
サラリーマンになりきれない男のかっこよさ。

これを現代に置き換えると、
金融危機、株価低迷、低成長、高齢化社会での
フリーターを意識させるわけよ。

フリーターって悲しいもんねえ。

若い9人の侍たちはお坊ちゃんよ。
フリーターになっちゃいけないって親に言われて
世の中の好景気を味方に正社員になって
年上のフリーターを使いまわしたり馬鹿にしてるわけ。

そこに森田監督の狙いもあったんだろうけど、
観客にはちょっと伝わりづらいね。

まあ、暗い話は置いといて映画自体はいいよ。
ストーリーも面白いし、コミカルなシーンがいっぱい。
軽くて面白くて娯楽快作だね。

決闘の名シーンも、血の吹き出し方が笑える原作だったのに
そこだけリメイクで大幅に変わってた。
あってもなくてもいいような決闘だしね。
名シーンっていうようなもんかね?

痛快娯楽策の影の現代社会を描いてることを
アピールしないとダメだよね。

レッドクリフ◆一兵卒と軍師

2008年11月04日 | 映画に行こう
映画・レッドクリフを観てきました。
ジョン・ウー監督。ミッション・インポッシブルは確かに良かった。
ハリウッドで活躍している中国人が三国志を撮るって話題が面白いと思って見ました。

前半の戦闘シーンでは名もない兵士の命がけの戦いに号泣してしまった。

映画の迫力ってやつですな。
泣く必要もないのにボロボロ泣いてました。
普段なら戦闘シーンなんてある映画は見ないので免疫がないんです。


軍師・孔明がかっこいい。金城武だ。

みんな男っぽい厳つい表情だ。
孔明だけは冷静で学問や音楽や外交をこなす不思議な存在だ。


オイラも順調にいけばあんな男になるはずだったんだなあ。

電機メーカーで新デバイスの材料開発の闘い。
開発を進めるときの軍師として働きたかったなあ。

それは特許という知的財産を使いこなしたいって理想にもつながっている。



今は全く畑違いで
軍師になれずに名もなき一兵卒に過ぎない。


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◆パコと魔法の絵本◆ファンタジー・私の解釈

2008年09月13日 | 映画に行こう
映画《パコと魔法の絵本》を観てきました。

泣ける。

アヤカ・ウィルソンかわいい。

時々、笑える部分もある。

良い映画だね。

なかでも

「もうワケわからんわあ」ってセリフは大うけ。

全員が
「とっくに前からワケわからんがや」と名古屋弁で突っ込んだね。



そこを無理に解釈すると、以下ネタバレ







舞台は病院。入院中。もちろん精神科。おかしな人間ばかりで、優しくない看護婦もリアル。
看護士も患者の心配はしているが
「どうしていいか分からん」
という世界。
「もう人間の言葉も通じない」
も狂人ふう。

発作も心臓より脳の発作のような…。

おかしな人間ばかりの精神科の入院中をファンタジーに味付けして作品に仕上げているのです。

前作の《嫌われ松子の一生》でも狂気を扱った監督。今回も良い仕事でした。


子供が観ても分からんし、分からないまま済んでいく大人も多いかもなあ。


難しいことはなくて悲しい女の子の泣けるお話でした。

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★嫌われ松子の一生を読み解く★ネタバレ

2008年09月01日 | 映画に行こう

●映画「嫌われ松子の一生」を見たよ。
感想は…笑えない。泣きそうな映画でした。原作者はどうやってこのストーリーを思い付いたか、知りたいです。

愛に飢えているのが、すべてのきっかけですよね。それを満たすための「普通」の判断が出来ない人だなと思いました。


「愛」なんて平凡なありふれたもので、探さなくても身近にある。けど、過剰に愛に期待して求めてしまう松子の病。

そんな姿に僕の最近の一喜一憂ぶりが重なって切なくなりました。

映画自体の感想はまあまあ。音楽は良かった。歌詞で意味が分かんないのがあったけど。

中谷美紀は面白くない。魅力ないね。宮沢りえあたりにして欲しかった。

その他、見たことがある芸能人がちょっとずつ何人もでていて賑やかでした。


●「嫌われ松子の一生」を読み解く。
「嫌われ松子の一生」を読み解く。
映画では51歳になった松子が精神科にかかるシーンがある。
精神科にはネガティブイメージがつきまとう。
が、松子はどうみても子供のときから精神を病んでいる
本人や妹の錯乱は遺伝的な精神病を表している。
独自の表情も父の気を引く最初の意図を離れて
精神分解の危機を切り抜ける狂人の仕草だ。
異常さは明らかだが、美貌を持ち合わせてしまった女性の不幸だ。

生活力がなければ普通は入院しかない。
が、不幸なことに実家でも入院を嫌い家族の縁を切って片付ける。
時代も精神病に理解がなく、薬もなかった。
松子の寂しさは、一種の狂気に見える。
その寂しさは誰もが抱くものだから
観客は自分の中の狂気としての恋に気付かされる。

松子の場合
自分の特別な体験を出会った人に長々と話してしまう。
うちあけることで、気を引きたいのか、そうせずにはいられない様子がある。
話を聞いてくれる人に依存する松子の姿が見える。精神崩壊の危機をその場を取り繕う嘘でごまかす。
教師としての失敗は決め手は同僚の金を盗んだ事だ。
これは社会能力の欠如を示している。
自分の状況を筋道を立てて説明が出来ない。
思考と表現力に致命的欠陥がある。

肉体関係には真心が必ずついてくると信じてる。
関係を持った男性を客観的に評価できない。
極端から極端へ移る気持ちにも異常さ感じる。

「人生は終わった」と思っても、また新しい恋に落ちる。
それを恋というか微妙だ。
依存症にしかみえないからだ。
刑務所から出所する際の女性職員の「理解できない」という感想が冷酷に現実を語る。
松子を無理に理解すると、一途な女だが、
冷静にみれば異常な自分自身をコントロール出来ていない狂人そのものだ。
荒川沿いのアパートでゴミに囲まれ生きる様子が特に切ない。

あれが、狂人の無理のない幸せだろうか。
一人で薬とジャンクフードをとりながら男性アイドルに夢中な毎日。
それが身の丈にあった幸せだという晩年はつらいが・・・。

松子の一生は無理に幸せを追った末の不幸だったのだから



チームバチスタの栄光と私(再掲)<ネタバレ注意>

2008年08月27日 | 映画に行こう
「チーム・バチスタの栄光」
阿部寛のコメディー演技最高。
竹内結子の診療内科医役がうまい、かわいい。

竹内がチーム一人ひとりを動物に例える部分は映画では苦労してたなあ。
役者さんのキャラと短いシーンで竹内の印象を納得させるには難しかったのでは。
竹内かわいいなあ、とは思いましたがね。
動物の絵とかノートに書いてあって、高校生みたいでほのぼの。
あんな医者いないだろうけどねえ。
あんまり鋭くないとこが竹内のいいところ。
優しい竹内の演技が光ってました。
診療内科医の普段の仕事ができなくなるほど、精神的に参ってしまった竹内も
また、かわいい。



阿部さんは面白いねえ。実在する感じがまったくしないキャラクターですが
コメディーとして安心して笑える。
ソフトボールの場面での名刺見せて強引に代打になるところも
嫌味な役人というわけじゃなくて、ある種の天才の無邪気さに思えました。


サスペンスとしてのストーリーでは、意外性がありました。
結局は「狂気」がカギなんだけど、
狂気を演じるのは不自然でしたねえ。
っていうか竹内、狂気ならあんた、専門家だろおおおおおって
後から突っ込みたくなりますねえ。

犯人の演技力も問題ありだけど、
原作としてこのオチはどうなんだろう?
意外なオチの前の事故説?の方が自然で納得できるんだけどなあ。

外科医の吉川がなかなかいい演技でした。


みなさんのレビューを見ていると、原作を読んでる人の映画評は悪いですね。
ミステリーだから犯人わかったら映画みる価値半減ですからねえ。

ぜひ、原作を読まないで、映画を見てください。

映画・ベガスの恋に勝つルール

2008年08月15日 | 映画に行こう
映画『ベガスの恋に勝つルール』
原題《ホワット ハプン イン ベガス》
キャメロン・ディアス主演。


ラスベガスでデタラメに結婚した2人がやがて本当の恋に落ちる。



ずっと、つまらなかった。


なぜだろう。


家具屋社長のドラ息子が仕事をクビになる。
証券会社のキャリアOLが婚約者に振られる。


そんなどん底も馬鹿馬鹿しい。真剣さもないし、共感も出来ない。

アメリカの考えるどん底ってこういうことか。
キャメロンがかわいいとか美人とか感じる瞬間は一秒もない。

なぜ、主演できたのか謎だ。


ユーモアも今日の私には通じないか笑えないものばかり。


映画館の隣りの席に年上の英会話教材を売りつける女と初めてのデートで敬語で会話する純情な大学生くん。


なんかうらやましい。
金も未来も若さもある大学生くんがうらやましいのかなぁ。

それが映画の中のアメリカの若々しい強さと老練な粘りを象徴してるからか?


考え過ぎかなあ。


どこにもセンスも面白さも感じないけど…、

おかしいなあ。
どんな映画でも楽しめる力があるかと思ってました。

みなさま、良い週末、良いお盆を、良い夏休みを。

蒼井優『百万円と苦虫女』を私ならこう撮る

2008年08月08日 | 映画に行こう
蒼井優さん主演の映画『百万円と苦虫女』を見ました。


文化庁がクレジットされてました。

なるほど。


罪を償った人を偏見の目で見るのは止めよう。


イジメは止めよう。

言いたいことを言わないで愛想笑いをしているだけではいけない。


感想文の肝はこのあたりかな。



この苦虫女を犯罪者(前科もの)とだけ撮るから奥行きがでないと私は思いました。


ネコを棄てたぐらいでルームメイトの所持品を棄てるところの《狂気》をクローズアップしたら!!

そう。精神を病みながら転々とせざるを得ない苦虫女だとしたら。


だれにも心を打ち解けない理由にちょっと面白さが出てくるよね。


海の家で住み込みバイトしてるとき。軟派な男が声をかけてくる。蒼井は当然のように無視する。
ここでレイプされる展開の方が面白くなる。女ひとりの弱さがはっきりして。レイプのあと輪姦され、そのなかのひとりの男と付き合って結局、丸めこまれて…。そのあとで改めて引っ越し。


海から山へ。桃畑で住み込みバイト。

そこでもセクハラが甘いよ。もっと過激なセクハラして、逃げ出そうとするのを村長のドラ息子がレイプ。村の警察官が黙殺。


さっきからレイプシーン見たいだけのエロ親父化してますな。


3つ目のバイトで花屋さんの男と恋に落ちる苦虫女の蒼井優さん。


その花屋さんが実は知的障害者で花としか話せない男って設定の方が面白くない?
あるいはその花屋さん男はバイトの女の子を次々と手を出す遊び人で…。

そっちを期待したよ。花屋さん男とのベッドシーンもないのかよ。ねちこっいやつ期待したのによ。
花を使ったプレイとか。
実は花以外には超暴力的なDV男とかさあ。


なんか小さく無難にまとまった映画だったなあ。


蒼井優さん主演じゃなき絶対観てないよ。

これだけ設定変えればパクリと言われずにオリジナル作品にならないかなあ。

ザ・マジックアワー

2008年07月06日 | 映画に行こう
三谷幸喜さんの映画ザ・マジックアワー見たよ。

前半は面白い。佐藤浩市がコントをやってるようで笑えます。

西田敏行が演じるギャングが可笑しい。ヒロインも不思議。

けど後半が納得出来ない。佐藤浩市が映画館で自分の顔が上映されるのを見たとこの感動がないんだよなあ。
妻夫木聡にも共感出来ない。死ぬわけがないよなあと緊張感がない画面。
綾瀬はるかはかわいいけど役は中途半端。

映画の最大の魅力が三谷幸喜さんでそれを超える俳優がいない。

世の中の真実・リアルとかけ離れていて長いコントを見ているだけでなんか映画らしくない。

リアルって難しいよね。なにがコントでなにがリアルか。映画のなかはみんな嘘じゃん。


それを
なんか実際にこうした人もいるかも…
って思わせるのが映画だと思う。

まあ後半笑えなかった。

映画に熱くなるより1人で見た寂しさが寒すぎ。



私は映画は滅多にけなさないけど、このマジックアワーは期待し過ぎたのが悔しい。

前半は最高なのにねえ。


小林信彦の「紳士同盟」に似たような騙しコントっぽい小説があってね。そっちの方が面白かったな。薬師丸ひろ子さんの映画は残念ながら見てない。

小林信彦さんは本当に面白いので三谷幸喜さんの目標かもね。

映画・噂のアゲメンに恋をした!

2008年05月18日 | 映画に行こう
噂のアゲメンに恋をした!をみました。
R15指定。全編ドリフターズのコントのような馬鹿馬鹿しさ。イケてます。

ジェシカ・アルバが主演女優なんだけど、どんなキャラクターなのかよくわかんない。日本でいうと長澤まさみクラスかインリンぐらいか?

出てくる女優さんはみんな美人だとは思うけどみんな同じ顔に見えちゃいます。洋画は弱いんだ。
私はルックスよりキャラ重視なんだなって思います。まあ、そんなの抜きで楽しめる映画です。

途中、狂気を感じる場面もあるけれどそれもアゲメンの親友くんのおかげでうまく笑いになってます。親友の形成外科くんが実にいいのだ。



実はこの映画を私の友人がガールフレンドと今日観たらしいのだけどちょっと心配。

激しく愛し合いたくなるというメリットはあるけど。


普段のデートがあっさりし過ぎているって女の子に思われるかも。

この映画を観た後、カップルは情熱的に愛さないといけないよ。


こんなネチっこいキスを繰り返し見せつけられちゃあ、照れるし弱るよ。