愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

ダ・ヴィンチ・コードと私

2007年01月10日 | 詩人

映画「ダ・ヴィンチ・コード」と私のコード

映画は昨年6月に見たが、前半部分を見逃していたので、正月にDVDを見た。

で、後半は見ているのでオチは完全に分かっているはずなんだけど、前半わかりにくいわああ。
本当にどういう人間関係や組織があるのか理解できないような映画になってるね。
後半だけみると、余計な前振り、伏線を省けるせいでかえって楽しめるかも。
要するに、キリストの子孫であるヒロインが名乗り出て、DNA鑑定を受けて、それが証明されるっていう可能性を突いてるわけ。
それがどんなインパクトをもつのかワカンナイからなあ。殺された祖父が行っていた秘密儀式を回想するシーンではヨーロッパらしい古さが見られて興味深いね。日本でも昔、村の長老が初夜の相手をするなんていう蛮習があったらしいからね。

これが、証明されると社会のヒエラルキーが根本から崩れるような「秘密」って発想が面白いのだ。
私なら、
脳の仕組みとコンピュータの中枢部品とを関係づけて、精神と遺伝の関係を解き明かす秘密。
軍事人工衛星の技術とサイバー軍事力を革新的に向上させるアメリカ軍の秘密研究。
2000年問題で話題になったコンピュータが時間をコントロールする技術に関して、新材料デバイスの開発にしのぎを削る日米軍事半導体競争。

こんなコードをストーリーの軸に小説や映画をつくりたいものだ。


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フラガールで泣いた

2007年01月10日 | 映画に行こう

映画「フラガール」で泣いた!

2006年邦画マイベストはフラガール!!!

常磐ハワイアンセンターという実在の元祖スーパー銭湯の開店当時を描いた娯楽作品。

役者がいい。っていうか、蒼井優かわいい。福島訛りってかわいいなあ。以前、スイングガールで注目された東北訛りの女の子の魅力はここでも大活躍。
松雪なんとかはどうでもいい。まあ、プライドだけ高くて、くたびれたダンサーには彼女ははまり役。
冨司純子は最高。国を守る炭坑を守るというコチコチの保守派を演じていて、貧しかった日本を、頑固なおばちゃんを、見事に表現していた。
蒼井のフラダンスに見とれていただけで、終わらないのがこの映画のすごいところ。「泣き」である。フラダンスを反対されたり、南海きゃんでぃーずのしずちゃんのお父さんが死んだり、松雪先生が出て行こうとする場面、ハワイアンセンター開店前の苦労話には涙、涙のオンパレード。
特に反対派の冨司純子が一転してハワイアンセンターを応援しようとストーブをリヤカーに乗せて集めてまわるという一見、コメディーにも思える不思議な場面の涙が、観客のもらい泣きを誘うのだ。

気持ち良いもらい泣きでポロポロ泣ける名作です。


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