R25ってフリーペーパーで10円玉トリビアが載っていた。
酢に食塩を混ぜたところに10円玉を浸すとピカピカになる!
という話。
10円玉は95%銅でできている。表面の汚れは銅の錆(酸化している)と手の脂だそうだ。
身近な酸である酢で10円玉表面を軽く溶かすのだが、食塩もまた大事なポイント。水道水にも塩素がわずかに含まれているが食塩を加えて塩素を追加する。塩素は銅を溶かすときの触媒になる。難しくゆうと銅表面に吸着してイオン化する際の電子の受け渡しを助ける働きがある。
やったことはないが、理屈上では10円玉に金属線と乾電池プラスと繋げて酢と食塩液に漬けて、さらに電池マイナスにアルミ箔を繋げて同じ液に浸す。理屈では10円玉が溶け出して、酢が青くなっていく様子が見られるはず。
ただこれは貨幣を加工する犯罪だし銅の溶けた液は非常に危険な猛毒廃液。
ちなみに銅にはばい菌などを殺菌する作用があり水虫対策靴下にほんの少し付けてある。
化学ネタでした。