愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

映画・噂のアゲメンに恋をした!

2008年05月18日 | 映画に行こう
噂のアゲメンに恋をした!をみました。
R15指定。全編ドリフターズのコントのような馬鹿馬鹿しさ。イケてます。

ジェシカ・アルバが主演女優なんだけど、どんなキャラクターなのかよくわかんない。日本でいうと長澤まさみクラスかインリンぐらいか?

出てくる女優さんはみんな美人だとは思うけどみんな同じ顔に見えちゃいます。洋画は弱いんだ。
私はルックスよりキャラ重視なんだなって思います。まあ、そんなの抜きで楽しめる映画です。

途中、狂気を感じる場面もあるけれどそれもアゲメンの親友くんのおかげでうまく笑いになってます。親友の形成外科くんが実にいいのだ。



実はこの映画を私の友人がガールフレンドと今日観たらしいのだけどちょっと心配。

激しく愛し合いたくなるというメリットはあるけど。


普段のデートがあっさりし過ぎているって女の子に思われるかも。

この映画を観た後、カップルは情熱的に愛さないといけないよ。


こんなネチっこいキスを繰り返し見せつけられちゃあ、照れるし弱るよ。

隠し砦の三悪人・長澤まさみ・松本潤

2008年05月11日 | 映画に行こう
隠し砦の三悪人

観てきたよ。長澤まさみさんかわいかったあ。
実は昔、黒澤明監督版を見たことあります。前半はまあまあ面白かったけど、後半長すぎ。DVDで早送りして結局内容分かってなかった。

今日、長澤まさみ版見てようやく納得。
やっぱりストーリーは前半の方が面白いね。

祭の場面は良い感じでした。映画のせいか演技のせいか分からないけど長澤まさみファンから見ると松本潤がなんとも苦々しい。初めて体験する祭の踊りのあと
「2人で逃げよう」
とか言いやがる。

俺の姫に気安く触るんじゃねえ!!と勝手な焼き餅を焼いたりしまして。

まあ、姫が民衆のつらい生活を知り驚くとこがかわいいね。
祭をみても
「これほど踊り狂わねばならぬほど苦しんでおるのか?」
「すべて私のせいだ…」
って落ち込むとこが頭の良すぎる姫らしさです。


ネタバレ御免。




「姫には明日、結婚してもらう。我らの国の子を産むのだ」

時代劇の定番なのかなあ?
私の世代ならルパンのカリオストロの城を思い出すね。

難しく言えば、男女の性の不公平さを感じるってことでしょうか?

女性は社会や一族の財産として強い男に与えられ家族になることで絆を強めて、お互いに生き残っていく。あるいは乗っ取られていく。


こんなイメージを今の女性は否定するだろうが、真実の一面であると私は思う。
ちょっと脱線かな。

映画は画面が暗く、テレビの年寄りくさい時代劇とは違うと表現している。が、私は普通の暴れん坊将軍みたいな方が好きだなあ。


長澤まさみ以外には阿部寛もまあまあの仕事だが、彼の持ち味のユーモアが全くないのが残念。


三悪人の最後の軽い男が一番良い仕事してたね。

ジョージ・ルーカスが黒澤明版から取り入れたのは筋書きよりもスターウォーズの凸凹ロボットの2体のコミカルな演技だって読んだことあるけどねえ。松本潤くんはかっこいい役をやりたかったのね。


裏切り御免っていうけれど映画への期待はそれほど裏切られなかったよ(^-^)ノ~~

いま、「いま、会いに行きます」

2008年05月05日 | 映画に行こう
4年遅れで映画「いま、会いに行きます」を観て

主役の竹内結子と中村を振り返ると、
普通の「泣ける」映画という感想だけでは語りきれない。

みなさん、とっくに観ているという前提で書くと
長いキスシーンが3回もあって、ベッドシーンもある。

映画では中村の片想いと思わせて
竹内の方も実は思いを寄せているという構成。
中村は頭の出来がちと足りなくて、フォレストガンプ風な男を演じている。
実際、歌舞伎の御曹司で竹内と結婚して
調子に乗りすぎて、結局離婚されるという実生活から見て
中村も賢いわけじゃないな。

でも、映画の撮影現場では
役の上の素朴さと実際のモテモテ遊び人の男でギャップがある
中村に惹かれてしまう催眠術のような体験を
映画監督が仕向けていたようにも思える。


竹内は
「愛ってすばらしい」
「子供が欲しい」などと思って、
共演者の中村に過剰な思い入れを抱いたという心理が想像される。


この映画の後の竹内は実に激動の私生活だが、
いまだに人気も美貌も衰えていない。


日本中の観客を魔法にかける映画は…
演技者自らが映画の魔法にかけられるという奇跡がおきた映画でした。

映画と役者という視線のあとに、


映画と私という視線で観ると、

中村の演じる司法書士事務所に務める事務員という職業が私にとって理想的に思えました。

私も素朴な人間関係の下手な男で
仕事も出来ないし、あの
「いろんなことが人並みに出来ない男」
にはすごく共感してしまいました。

実際には見た目や家柄や高校生活での様子も全く違うけど、
弱い男というのは私のことだああ、って思ってみてました。

くちゃくちゃな家の中。
うんうん、ありうる。
両親が死んでから、汚くてゴミ箱のような家に住む私の将来の様子が
想像できる。


そのとき、どんな仕事に就いているだろう??
司法書士事務所の事務員かあ。

出世とか昇給とかないし、
責任は司法書士さんも責任だから事務員は私でも務まるかも。

実際の事務員さんの様子を知らずに、この映画の一場面を観て想像しただけの
失礼な意見で実際の事務員さんの方は不快でしょうか…申し訳ありません。

映画と私の接点は
学生時代に私の隣にいた女性などではありえません。
「弱い男」が幸せになるってことが一番心にしみました。
良質のファンタジーだねえ。


次はセカチューだあ。