エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考: ウソとゴマカシの組織の末路

2017-01-23 08:19:32 | 間奏曲
 
エリックの文体
   本音と建前の一致  糞づまりとは、ちょっとお下品でしたでしょうかね。 p176下から13行目から。   かなりしつこいために、抑...>続きを......
 


 三年まえの投稿を、facegookが自動的にリマインドしてくれます。3年前に、JR北海道の元社長の自殺の記事がありました。その3年前にも、JR北海道の社長が海で自殺したばかりだと言います(http://nbkturu.net/510.html)。

 7割の保線報告がウソとゴマカシだった。儲からない路線の保線管理は、無駄遣いと見なされていたことは、容易に想像できますね。しかし、ウソとゴマカシでやり過ごしていたら、石勝線の特急「スーパーおおぞら14号」が脱線火災事故を起こしてしまいましたね。覚えている人もいると思います。

 そして、「JR北海道は11月18日、在来線の総延長の約5割が「維持困難な路線だ」と公表した。」(http://biz-journal.jp/2016/12/post_17363.html)となります。

 ウソとゴマカシの組織の末路悲しき…

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発達トラウマ障害(DTD)のことを教えてくれるところ、ケアしてくれるところは、ニッポンにはほとんど皆無

2017-01-23 07:21:40 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
発達トラウマに効く薬がない!
   目暗ましがイッパイ  知識と実地訓練を積んでいくと、直感力が付くと言います。 p5下から14行目途中から。    &...>続きを読む......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.157の、ブランク後の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 1998年、ネイサン・カミングス財団から電話を貰いました。その電話の話は、この財団は、学習に対するトラウマの影響を研究した研究に関心があるってんですね。私がその財団に申し上げたことは、そのテーマで研究した善い研究が幾つかありますけれども、すでに分かったことを実践する公の場がありません、ということでした。トラウマを負わされた子どもたちの、心理面、生物面、道徳面の発達を、子どもを支援する仕事をする者、小児科医に教えるところはありませんでしたし、心理学や社会福祉の大学院で教えているところもありませんでした。

 

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の子ども達の研究はあっても、その研究成果を実践する公の場もなければ、発達トラウマ障害(DTD)のことを、保育者や児童施設の職員、教員、小児科に教えるところもなく、心理学、社会福祉の大学院で教えるところも、20年前まで、アメリカにさえなかったのです。

 日本では、いまだ、発達トラウマ障害(DTD)のことを教えてくれるところはほとんどありません。福井大と浜松医大くらいでしょうか? 小児科、児童精神科医、臨床心理士、保育士、児童施設職員、小学校教員などで、発達トラウマ障害(DTD)を知っている人は、ニッポンでは、ほとんど皆無です。ニッポンはやっぱり、後進国ですね

 

 

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聖書の言葉 : 壁 φραγμός のお話

2017-01-23 04:01:54 | 聖書の言葉から

 

 

 

 
なぜ、日本の学校で、イジメがなくならないのか?
   売り物は自分自身だ 三訂版  「売り物は自分自身だ」。そう語るのは、最もセクシーな男性として2度評された、ジョージ・クルーニーさん。でも、クルーニ......
 

 

 先日、トランプが大統領に就任しましたね。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのアメリカ版にならなければいいなぁ、と思います。そのトランプが大統領選で、メキシコとの国境に壁を作って、お代はメキシコに払わせる、と宣まいましたね。それに対して、フランシスコ・ローマ法王は「壁を作るのはクリスチャンではない」ときっぱりやりましたhttp://mainichi.jp/articles/20160219/k00/00e/030/177000c)。

 今日の聖書の言葉は、その「壁」φραγμός フラグモス です。『新約聖書』の中に、4つあるイエス・キリストの物語の後に、いくつかの手紙があります。その中の1つに「エフェソ人への手紙」があり、その第2章14節に、壁、垣根が出てきます。前田護郎先生の翻訳では、

14彼こそわれらの平和です。彼はふたつをひとつにし、お体によって敵意という隔ての垣をおこわしでした。

です。この「彼」はイエス・キリストのことです。

 私はサイコセラピストなので、眼に見える壁、隔ての垣、垣根は、心の中にある壁、敵意、分裂の投影だとみています。エリクソンの言葉を使えば、心の中に「人間を上下2つに分けるウソ」がある時、外に、目の前に、「壁」ができる

 しかし、本当の意味で「人間を上下2つに分けるウソ」をぶち壊すことができるのは、「超小心者」の私どもができることではない、と私は考えますね。ですから、「人間を上下2つに分けるウソ」という壁をぶち壊すためには、私どもひとりびとりは、その方のイエス・キリストに出逢わなければなりませんね。

 

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インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 大人の最大の罪と悪魔の仕業

2017-01-23 02:31:20 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
いつでも役立つ、使徒パウロの臨床心理学
   売り物は自分自身だ 三訂版  「売り物は自分自身だ」。そう語るのは、最もセクシーな男性として2度評された、ジョージ・クルーニーさん。でも、クルーニ......
 

 

  今宵は、Young man Luther から。p.70.

 

 

 

 

 

 

 あらゆる罪の中で最も致命的な罪は、1人の子どもの魂を傷つけることです。子どもの魂を傷つけることは、信頼という人生を支える原理を根こそぎにしてしまうからです。信頼と言う人生を支える原理がなければ、人がどんなことをやろうとも、それが良さそうでも、一見正しいことのようでも、悪い良心の猛毒にやられて、悪魔の仕業になってします。

 

 

 

 

 子どもの魂を傷つけることが、いかに恐ろしいことか、解りますでしょ

 発達トラウマ障害(DTD)の子どもは、この信頼と言う人生を支える原理を根こそぎにされているんです。


 

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