一年以上も前にアップした自作の野良猫トラップの記事に、先日突然4件ものコメントが相次いで寄せられた。それも悪意に満ちたコメントである。
ちなみに投稿者名がいずれも違うが同一人物らしい。
いわく「動物虐待なのでみんな警察に通報しよう」だの「警察に通報したぞ」だの、あげくに「ネトウヨの仕業」と罵られてはたまらない。
「ネトウヨ」とはネット右翼のネット界略語らしいが、当方は間違っても右でもなければ左でもない。世の中が右に傾けば左になり、逆に左に傾けば右になる。よく言えば「中道」、悪く言えば「どっちつかず」ともいえる。ただし物事をマクロに見つつ全体観もつかんでいるつもりでいる。
尖閣列島で中国が領海侵入を繰り返すニュースを聞けば怒(おこ)り、「中国の海洋進出に対抗するため必要だ」として安倍政権が安保法案を無理やり立法してしまったことにも怒(いか)る。
また、野良猫を捕獲するだけで「動物虐待」とするのもおかしい。こう主張する人も多分根拠となる「動物愛護法(正式名称:動物の愛護及び管理に関する法律)」を読んではいないだろう。人がそうというから多分そうだろうではなく一度この法律をつぶさに読んでみてほしい。
ネットでは猫愛好者が犬愛好者より多いようだ。こういう人たちにとって野良猫を捕獲したなどとはもってのほかという訳だろう。たしかに飼い猫の警戒心がない寛いだ表情や仕草は可愛い。ただし野良猫は違う。
100円ショップで売っている被服網板5枚と在り合わせの材料で、実質500円少々で作った自作の猫トラップが実に効率よく野良猫を捕獲した。その後野良猫の姿は見えなくなり、現在この自作トラップは”休戦”状態となっている。
しかし「動物愛護」の名目で、増え過ぎ野放しにしている猫や猿や鹿に被害を被っている人々(人間も動物ですよね)が多いことに、頬かむりしているエゴイストが過度な愛護者です。
都会の愛猫家に多いですね。
「忙中閑話」を通読していれば、捕らえた後は殺すのでも保健所に持っていくのでもなく、人里離れた野に放つことを読み取れるのに。
人のブログに「不法侵入」してきて悪意に満ちたコメントを投稿する輩には、「筋の通った反論は歓迎だが記事趣旨から外れたこのような投稿は今後消去する」と返事すると止みます。
「ワンワード検索」でサーフィンやっている輩は「炎上」狙いの愉快犯が多いと見受けます。