一昨日(5/18)夜半に自宅にたどりついた。5/11に自宅を発ち実に8日ぶりの帰宅となる。
三角形の頂が特徴的な常念岳、眼前に迫るように広がる白馬連峰の眺めが忘れられず、毎年GWに信州に通い続けている。2003年からだから今年でもう10年になるわけだ。
山に登るでもなくただ眺めて帰るだけだが信州の風を体に受け毎年気持ちがリフレッシュする。
5、6年前には8月にも行ったことがあるが、さすがに8月になると3000m級の高山も冠雪がすっかり解けてしまっており迫力がいま一つだった。
信州はGW前に雪解けが進むと春が一気にやってきて、近景は里に桜、梅、こぶしなどの花、遠景は雪山というなんともいえない景色が楽しめる。
今年は訳があってGWから2週間ほど遅らしたので、残念ながら花は残っておらずすべて新緑に変わっていた。
ただこの時期は観光の端境期なので、ホテルは空いておりしかも宿泊料が安い。
旅程
・山口→奈良(泊)
・奈良→愛知・常滑(泊)
・(知多半島周回) 常滑(泊)
・常滑→(伊那谷)→ 松本
・(松本泊)・・あいにくの雨
・松本→白馬→(木曽路)→京都(泊)
・京都→岡山(泊)
・岡山→山口
奈良・・・往路の中継地
興福寺近くの下三条町に宿がとれた。駐車場も無料という。朝、宿に車を置いて徒歩で興福寺を散策する。実は、2週間ほど前にも奈良に来ており興福寺・阿修羅像を拝観した。今回は信州行きの中継地なので境内を巡るだけにする。
現在興福寺では金堂を再建中で周囲の回廊は立派な土台が出来上がっている。
五重塔 境内の鹿 南円堂
常滑・・・途中下車
実は長男夫婦が常滑に住む。孫の初節句祝いと新築祝い。
ついでに「常滑やきもの散歩道」を散策後、知多半島の先端までドライブする。ここで二日ほど長男宅に厄介になる。
孫は可愛くて仕方が無いがそこをぐっとこらえて後にする。
煙突群 土管坂 案内板
馬籠宿、伊那谷
常滑から北上、中央道・飯田ICで高速を降りて伊那谷へ。
飯田ICの手前、神坂(みさか)PAで駐車場に車を置いて徒歩で馬籠宿に立ち寄る。
神坂PAから馬籠へ下りられることはあまり知られていないようだ。駐車場がそれほど広くないので宣伝しないのかもしれない。人気が出てPAがにぎわうのも困るが、おかげで馬籠までの公共交通手段がないので歩いていくしかない。約1Kmほどの距離と途中に20mほどの上り下りがあって歩きは結構つらい。
馬籠も毎年行っているがついつい寄ってしまう。藤村記念館が有名だが今回もパス。
藤村のいう「信州は山、また山である」が実感できる。
神坂PA 馬籠宿入口 馬籠宿
馬籠宿 中央アルプス 小沢花の会のシバザクラ
松本
松本に着いた次の日はあいにくの雨。当然山は全く見えない。連泊にして、宿に車を置き一日周遊券(¥500)で市内観光とする。この周遊券で東西南北の4コースが一日乗り放題。それぞれのコース所要時間約30分、30分間隔で出ているので途中下車して30分ほど見ればつぎのバスに乗れるので非常に便利だ。まずは松本城、開智学校を通る北コースを回る。松本城天守閣からの北アルプスの眺めがお勧めだが今回は雨なのでパス。
松本城 松本城 旧開智学校
次いで東コースで県(あがた)の森(旧制松本高校)、旧制高校記念館(¥300)巡り。
旧制高校記念館の写真は添付しないが、全国の旧制高校や、学生生活等の様子が紹介されており実に興味深い。北杜夫の旧制松本高校時代の珍答案も展示してあった。構内のヒマラヤ杉の大きさに歴史を感じる。
旧松本高校本館(玄関) 中央階段
南コース、西コースには主だった観光箇所はないがそれぞれ周回してみる。
狭い住宅街を通り抜けたりするのでそれはそれでおもしろい。
安曇野、白馬
翌日は快晴。松本から白馬を目指す。
安曇野の大王わさび農場に途中下車。安曇野からの北アルプスの眺めも良い。
常念岳(車中からの眺め)
安曇野大王わさび農場から北アルプス眺望 わさび農場水車小屋
白馬駅 白馬駅から白馬連峰
白馬駅から車で20分くらいの山あいにある青鬼集落。白馬に来るたびについつい来てしまうが、田植え前の水田に白馬の山並みが映って実に美しい。
白馬駅では山がくっきりと見えたのにわずか20分程度で頂上に雲がかかりちょっと残念。
青鬼(あおに)集落から北アルプス 青鬼集落と花桃 民家の庭先に水芭蕉
大出(日本の原風景 四十九院のコブシ
※コブシの白い花が水田の水面に映って綺麗な場所だがすでに新緑に変わっていた。
京都
帰路は木曽路を南下。京都で途中下車。
青蓮院正門 青蓮院庭園
知恩院三門 貸衣装の観光客?
知恩院・三門では天井画(龍)の特別公開をやっていたので拝観したが¥800とは高すぎる。また内部の撮影禁止は仕方が無いにしても、回廊からの眺望も撮影禁止とは・・・。三門を出たら昔の旅装姿の女性が通りかかり、修学旅行のグループから記念写真をねだられていた。居合わせた外国人の旅行者から何している人かと聞かれた。勿論英語で。外人さんもびっくり。京都で舞妓さん姿、長崎でドレス姿の観光客を見たことはあるが、この姿は初めて。青蓮院でも出会ったが、こんな目立つ姿で名所巡りをするには相当の勇気が要るはず。
京都の後、岡山にもう一泊し倉敷のアウトレットモールをぶらついて一週間振りに我が家に・・・。 往復1800km。さすがに疲れた。
三角形の頂が特徴的な常念岳、眼前に迫るように広がる白馬連峰の眺めが忘れられず、毎年GWに信州に通い続けている。2003年からだから今年でもう10年になるわけだ。
山に登るでもなくただ眺めて帰るだけだが信州の風を体に受け毎年気持ちがリフレッシュする。
5、6年前には8月にも行ったことがあるが、さすがに8月になると3000m級の高山も冠雪がすっかり解けてしまっており迫力がいま一つだった。
信州はGW前に雪解けが進むと春が一気にやってきて、近景は里に桜、梅、こぶしなどの花、遠景は雪山というなんともいえない景色が楽しめる。
今年は訳があってGWから2週間ほど遅らしたので、残念ながら花は残っておらずすべて新緑に変わっていた。
ただこの時期は観光の端境期なので、ホテルは空いておりしかも宿泊料が安い。
旅程
・山口→奈良(泊)
・奈良→愛知・常滑(泊)
・(知多半島周回) 常滑(泊)
・常滑→(伊那谷)→ 松本
・(松本泊)・・あいにくの雨
・松本→白馬→(木曽路)→京都(泊)
・京都→岡山(泊)
・岡山→山口
奈良・・・往路の中継地
興福寺近くの下三条町に宿がとれた。駐車場も無料という。朝、宿に車を置いて徒歩で興福寺を散策する。実は、2週間ほど前にも奈良に来ており興福寺・阿修羅像を拝観した。今回は信州行きの中継地なので境内を巡るだけにする。
現在興福寺では金堂を再建中で周囲の回廊は立派な土台が出来上がっている。
五重塔 境内の鹿 南円堂
常滑・・・途中下車
実は長男夫婦が常滑に住む。孫の初節句祝いと新築祝い。
ついでに「常滑やきもの散歩道」を散策後、知多半島の先端までドライブする。ここで二日ほど長男宅に厄介になる。
孫は可愛くて仕方が無いがそこをぐっとこらえて後にする。
煙突群 土管坂 案内板
馬籠宿、伊那谷
常滑から北上、中央道・飯田ICで高速を降りて伊那谷へ。
飯田ICの手前、神坂(みさか)PAで駐車場に車を置いて徒歩で馬籠宿に立ち寄る。
神坂PAから馬籠へ下りられることはあまり知られていないようだ。駐車場がそれほど広くないので宣伝しないのかもしれない。人気が出てPAがにぎわうのも困るが、おかげで馬籠までの公共交通手段がないので歩いていくしかない。約1Kmほどの距離と途中に20mほどの上り下りがあって歩きは結構つらい。
馬籠も毎年行っているがついつい寄ってしまう。藤村記念館が有名だが今回もパス。
藤村のいう「信州は山、また山である」が実感できる。
神坂PA 馬籠宿入口 馬籠宿
馬籠宿 中央アルプス 小沢花の会のシバザクラ
松本
松本に着いた次の日はあいにくの雨。当然山は全く見えない。連泊にして、宿に車を置き一日周遊券(¥500)で市内観光とする。この周遊券で東西南北の4コースが一日乗り放題。それぞれのコース所要時間約30分、30分間隔で出ているので途中下車して30分ほど見ればつぎのバスに乗れるので非常に便利だ。まずは松本城、開智学校を通る北コースを回る。松本城天守閣からの北アルプスの眺めがお勧めだが今回は雨なのでパス。
松本城 松本城 旧開智学校
次いで東コースで県(あがた)の森(旧制松本高校)、旧制高校記念館(¥300)巡り。
旧制高校記念館の写真は添付しないが、全国の旧制高校や、学生生活等の様子が紹介されており実に興味深い。北杜夫の旧制松本高校時代の珍答案も展示してあった。構内のヒマラヤ杉の大きさに歴史を感じる。
旧松本高校本館(玄関) 中央階段
南コース、西コースには主だった観光箇所はないがそれぞれ周回してみる。
狭い住宅街を通り抜けたりするのでそれはそれでおもしろい。
安曇野、白馬
翌日は快晴。松本から白馬を目指す。
安曇野の大王わさび農場に途中下車。安曇野からの北アルプスの眺めも良い。
常念岳(車中からの眺め)
安曇野大王わさび農場から北アルプス眺望 わさび農場水車小屋
白馬駅 白馬駅から白馬連峰
白馬駅から車で20分くらいの山あいにある青鬼集落。白馬に来るたびについつい来てしまうが、田植え前の水田に白馬の山並みが映って実に美しい。
白馬駅では山がくっきりと見えたのにわずか20分程度で頂上に雲がかかりちょっと残念。
青鬼(あおに)集落から北アルプス 青鬼集落と花桃 民家の庭先に水芭蕉
大出(日本の原風景 四十九院のコブシ
※コブシの白い花が水田の水面に映って綺麗な場所だがすでに新緑に変わっていた。
京都
帰路は木曽路を南下。京都で途中下車。
青蓮院正門 青蓮院庭園
知恩院三門 貸衣装の観光客?
知恩院・三門では天井画(龍)の特別公開をやっていたので拝観したが¥800とは高すぎる。また内部の撮影禁止は仕方が無いにしても、回廊からの眺望も撮影禁止とは・・・。三門を出たら昔の旅装姿の女性が通りかかり、修学旅行のグループから記念写真をねだられていた。居合わせた外国人の旅行者から何している人かと聞かれた。勿論英語で。外人さんもびっくり。京都で舞妓さん姿、長崎でドレス姿の観光客を見たことはあるが、この姿は初めて。青蓮院でも出会ったが、こんな目立つ姿で名所巡りをするには相当の勇気が要るはず。
京都の後、岡山にもう一泊し倉敷のアウトレットモールをぶらついて一週間振りに我が家に・・・。 往復1800km。さすがに疲れた。
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