忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
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シリア援助の無駄

2013-09-30 | 随想
 27日に安倍総理が国連で講演し、シリアへの60億円もの経済支援追加を
表明した。

シリアは2年以上も内戦を続けており終わりが見えない。恐らく相手を徹底的
に潰してしまわないと自分の方がやられるのだろう。だから武器がある限り死力
を尽くして戦い続ける。その間、国内は破壊尽くされるだけだ。内戦だけにお互い
が国内の施設を攻撃しあうので余計始末が悪い。

完全に国としての体をなしていない。多数の難民が溢れているとは言え、こんな
国に経済支援を行う必要があるのだろうか。


めぼしい地下資源や産業がないシリアが、これほど長期に亙って内戦を続けることが
できるのはなぜか。武器を供給している組織があるからだろと思う。事実、今回の
化学兵器問題で、その化学兵器はロシア製という。フランスもアメリカも武器を大量
に輸出し、それが直接、間接的にこういう不安定な国に流れている。

国連で訴えるのは、経済支援だけではなく、武器を世界にばら撒いている国を糾弾
すべきなのではないのだろうか。
武器を垂れ流したままでは、内戦や紛争は果てしなく繰り返される。


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