体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

車内で缶詰

2007-11-07 22:09:48 | Weblog
今日はリフレッシュデーなので、渋滞を避けるために早めの退社。
本当ならもう1本早いバスに乗りたかったのだが、いろいろあって乗れなかった。

定時前の退社したので渋滞に巻き込まれることなく野洲駅に到着。
ここまで来れば、あとは新快速でピューッと高槻へ・・・。

と思っていたら、向日町を過ぎたあたりから車速が鈍り長岡京駅で停車。

車内アナウンスでは、「高槻-大山崎間の踏切に人が倒れており、大山崎駅員が救助に駆けつけ、救急車が救助活動中。」とアナウンス。

長岡京駅で停車しているのにもかかわらず、扉も開けてもらえずその場で立ち往生。
私は椅子に座って本を読んでいたので暇を潰すことができたのだが、仕事で急いでいる人や待ち合わせなどで大阪方面へ向かう人が頻繁に携帯でやりとりを行っている。

別に聞き耳を立てていたわけではないが、こういうときの電話のしかたが人それぞれで面白い。
他の人の迷惑にならないよう小声で話している人、でっかい声で自分の現在置かれている状況を話す人。
中でも一番強烈だったのが向かいに座っていたチャイニーズの女性。
なんで中国人ってわかったのかって?
そりゃぁ、彼女の母国語で話していたからです。
大音量の着メロがなってもなかなか電話に出ないわ、電話に出たかと思ったら誰とケンカしてるねんというような口調でガ----ッっとまくし立てているし・・・。
そんなやりとりを何回も聞かされたら、ムッとくるでしょ?
彼女の周囲5mの人はあからさまに不愉快な顔をしている。
私も、本を読みながら何度もチラ見しながら睨んじゃいました。

で、1時間弱してからやっと発車。

おかげで、車内で本を一冊読み終えました。

はまりまくりの作家

2007-11-07 00:32:32 | Book & Magazine
前にも何度か書きましたが、東野圭吾の書いた本を図書館で必ず毎週1冊は借りている。
以前ほど読む時間も取れないのと、読んだことのない東野圭吾の本が他の人に借りられていて図書館に無いというのもあって、最近は他の本も混ぜて借る。

同一の作者の本にはまったのは西村京太郎以来。
西村京太郎の本は100冊は買って読んだ。
あまりに本が多くなり、当時の勉強部屋に置けなくなってきたので古本屋に売りに行ったら、店のおっちゃんに
「えらい西村京太郎の本ばっかり読んだなぁ。こんだけ読んだら西村京太郎の論文が書けんでぇ。書いてみぃ。」
といわれたのを今でも覚えている。
当時は高校生で、論文ってのは小難しい文書ってイメージだったので笑うしかなかったのだが・・・。

で、最近はまりだした東野圭吾の本だが今回読み終わったので8冊になる。

最初に読んだのが、
容疑者Xの献身」。
全てがここから始まった。
この本が大して面白くもなかったら、こんなに読んだりはしなかったろうと思う。
で、次が
赤い指」ときて、
探偵ガリレオ」、「手紙」、「白夜行」、「秘密」、「ゲームの名は誘拐」と読み、今回
使命と魂のリミット
を読み終えた。

これがまた最高に良かった。
「幻夜」の読後感が最低最悪だったのもある。
が、自分の思い描いたとおりにストーリーが展開してくれたことが最高に気分が良かったのだ。
最後には「えぇっ、そうなの・・・。」ってのもあったが、それは裏切られて嬉しい方のビックリだったのでもう大満足さ。

これまでに読んだ東野圭吾の本の中では、1、2位を争う面白さだ。

「白夜行」が最高傑作という論評がアマゾン等では支配的。
だけど、僕はいまいち好きになれない。
「幻夜」もそうだけど、読み終わった後にムカムカして眠れないのだ。

その点、今回の本は「ええ話やぁ。」って感じですぅ~っと眠りにつける。

お薦めです。