体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

Tri Nations (New Zealand vs Australia) 観戦記

2006-08-20 02:52:36 | Rugby
土曜日というのに今日は出勤日。
見たい番組がたくさんあるのに。
特にスポーツは競技場で見るにしろテレビ観戦をするにしろ『LIVEに限る!』と思っている私にとっては断腸の思いでTri Nations 第6戦を録画。
チャンネル権を奪還できる子供が寝る時間を今か今かと待ちわびる。

帰宅後、待たされること3時間。
現地より7時間遅れで私のTri Nations 第6戦が始まった。

結論から言うと『LIVE』ではなかったけれども実に楽しめた。
(その後、憂鬱になったけど・・・。)

今日の注目ポイントは
①両チームFLのジャッカル対決
②怪我のメイジャーの代わりにインサイド・センターに入ったマカリスターの出来は如何に?
③ワラビーズが意地で勝利をものにし、対オールブラックス戦全敗を阻止するか!
の3点。

前半、序盤はPGによる得点で、静かな動き。
中盤を過ぎて双方のチームにトライが出だしゲームが動く。
FL対決は、放送での名前の露出度でマコウの独壇場。
確かにマコウはよく動くし、よくボールに絡む。
対するワラビーズ、ウォー、エルソムもマコウの前には影が薄い。
エルソムは前半終了間際にトライを取るが、ビデオ・レフェリーが生んだトライと言える。(ビデオが無かったらノッコンだ。)

前半終了時点で9点差でリード。

後半はどうなる?ワクワクしながら後半開始を待つ。
(ビデオだから早送りは可能。だけど、あえてそれをしない事で『LIVE感』を堪能する。)

後半はカーターが序盤にPGを2本決めてアッという間に3点差。
その後、クリス・ジャック、マカリスターが続けてトライ。
ワラビーズ11点ビハインド。
残り時間は10数分。
ワラビーズ、このまま負けるのか?意地が見たいぞ!と思っていたら、トゥキリがトライ。コンバージョンも成功でその差4点。

その後もワラビーズが敵陣に入りゴールラインに迫る。
だけどオールブラックスのディフェンスが実に堅いし、ワラビーズもミスが出る。
残り数分というところでオールブラックスが自陣でターンオーバー。
ボールをつないでトライまで持って行きそうなところで、ウォーがサポートの選手をつかんでいたと言うアピールでシンビン。

THE END。
これは実に痛かった。

これでワラビーズの勝ちはなくなったと思った。
実況でも『これでオールブラックスの負けはないですねぇ。』と同じ意見。
放送している側もオールブラックスが負けるところが見たかったのか?

結局、カーターがPGを決めて7点差で勝利。

オールブラックスが地元で地力の違いを見せ付けたと言えばそれまでだが、最後の最後まで試合を楽しませてくれたワラビーズにも感謝。

マカリスターは良い出来ではないか。
(黒衣軍ならあれくらい当然か・・・。)
試合の途中で『マカリスターの今日の活躍』みたいなビデオも流れていたから、地元NZでも注目したいたのだろうか?

今日の試合を見終わって憂鬱になった。
JAPANがW杯に出場したとしてワラビーズとどう戦うんだ?
まぁ、今日出場していたメンバーがそのまま出てくる事は100%無いだろうけど、心してJAPANを強化しないと南アW杯の時のような悪夢が再びやってくるぞ!