お祭り 歴史探索の旅   ~尾陽雑記抄~

活動拠点をやいと屋知足斎の日記に移しました

「エントリー・オブ・ザ・イヤー2005」解説編 エピソード2 北海道の逆襲

2006年03月05日 13時01分20秒 | プロ野球(きょうろぐ)
試合評論部門
はむすぽ。―Go! Go! Fighters!!:[中日5回戦]移転2年目…試されるにわか日ハムファン

 尾張(名古屋)と北海道の浅からぬ因縁。
中日ドラゴンズが本拠地、ナゴヤドームに、北海道日本ハムファイターズを迎え撃った、
セパ交流戦(6月3~5日)

 ナゴヤドームにほど近い所に尾張徳川家の美術品を展示した「徳川美術館」があります。
近年、整備され観光地としての価値が大きくなった徳川美術館、蓬左文庫を含む「徳川園」ここで、6月5日に、付近の祭礼に出されていた山車「王義之車」「河水車」「鹿子神車」「神皇車」「湯取車」を徳川園に入れるという、画期的行事がありました。徳川園の中に山車が入るのは、明治以来の大行事と言われています。

 北海道…

 明治期、北海道の開拓に当たったのは名もなき尾張藩士たちであり、北海道名物「熊の木彫り」を北海道の名産品にしようとしたのは、ほかならぬ、当時の尾張徳川家当主。
北海道の名産を尾張のお殿様が伝えたのです。(開運 お宝鑑定団でも、熊の木彫りの説明では尾張のお殿様の逸話が出てきます。

 尾張名古屋で、お殿様に因む行事をしていた時、北海道を本拠地にする日ハムが名古屋にいた…

 セパ交流戦の日程を見たとき、少なからぬ因縁を感じました。

 今後、日本ハムを強くする選手は、愛知県出身の選手かもしれない。

 2004年、中日ドラゴンズがセリーグ優勝を決めた時、プレーオフを勝ち上がってくるのは日ハムとの下馬評もありました。もし、ナゴヤドームを舞台に日ハムと日本一の戦いをすれば、かつて北海道の発展に精を出した今はなき尾張の御殿様も喜ぶでしょう。

 また左のブックマークにある「007名古屋商法」4番打者、毛利氏は北海道でも、地場産業を立て直すため、日々奮闘しております。北海道と名古屋は不思議な縁があるのです。

自称阪神タイガース評論家:The Game
は、昨年のタイガースリーグ優勝を事実上決めた、9月7日のナゴヤドームでの追いすがる中日を突き放した、伝説となりつつある死闘のレポ。すんごい文章力だ。