批判とダメ出しⅡ

「他人に対しても自分に対しても親切であること。人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。これこそ真の思いやりである。」
by E.アラン　

　昨日からずっと「ダメ出し」と「批判」の違いについて考えてて・・・。コレってこどもを「叱る」のと「怒る」のとの違いに似てるなぁって思った。

「ダメ出し」「叱」には、愛があって、その人の事を思ってこそダメを出している。「批判」「怒」っていうのは、どこか自分勝手な期待が入っていて。自分の期待通りに相手が動いてくれないと、自分の期待と現実の相手の状態の差にイラついて、相手を「攻撃」したくなるんじゃないかなぁ。簡単に言ってしまえば、「ダメ出し」「叱」には愛があって、「批判」「怒」には愛がない。

　私はどちらも経験がある。こどもを「叱」った事もあるし、自分の感情に任せて「怒」ってしまった事もある。仲の良いミュージシャンに対しても「ダメ出し」した事もあるし、「批判」してしまった事もある。「怒」ったり「批判」してしまった時は、だいたい自分の精神状態が良くない時。言ってしまえば、相手を利用して感情のはけ口にしてしまう。でも、そういう時は、相手にも伝わるから・・・はね返されて疲れちゃうんだよネ。愛を以って「叱」ったり「ダメ出し」したりすれば、相手も愛を返してくれるから・・・自分の為にもいいんだよネ。

　人間だから、なかなか難しいけど・・・。
　なるたけ愛があった方がいいよね～☆。