タミ画廊

個展、グループ展、二科展等の出品作品を展示。

第30回Salon de la Lune (サロン・ド・ラ・リューヌ)

2013-03-28 12:20:31 | Weblog
 2013年3月21日~26日で第30回サロン・ド・ラ・リューヌ展を大阪・心斎橋 ギャラリー キャナル長堀で開催。
この展覧会は関西学院大学・絵画部弦月会のS40年卒業の仲間で、今回は絵画部元部長のT氏の世話で30回目の展覧会が実現。10名のメンバーが出品した。
前回は2009年7月に東京・京橋のギャラリーび~たでの開催で、今回は4年振り。本来は東京と大阪で2年交代でやろうという事になっていたので、2年遅れの大阪開催となった。
思えば50年前関西学院大学という極めて居心地の良い巣穴から、社会人として全国に散らばっていったメンバーは、それぞれの人生を歩みながらも、このサロンへの帰巣は途絶えることなく続いて、今回でついに30回、半世紀を迎えることになった。
思えば往年の美青年、美少女も、今や思わず目を覆いたくなるほどの変貌を遂げてしまったが、絵に向かう真摯な態度と情熱はなんら変わるものではない。
この度は2年遅れとはいえ、よくもここまで脱落者もほとんどなく続けてこられたものだと思う。
メンバーの多くが第一線を引き、古稀を迎えた今、それぞれの安住の地は全国に散らばりながらも、このサロンを通して半世紀の長きにわたって繋がってきたことを思うと、感慨もひとしおである。
この先何年この展覧会を続けられるか判らないが、みんなの情熱が萎えない限りは描き続け、多くの方々に見てもらうことで、さらに仲間の輪を広げてゆけることを願う。