タミ画廊

個展、グループ展、二科展等の出品作品を展示。

半年ぶりの神戸

2012-03-17 14:23:17 | Weblog
今年も半年ぶりに神戸の叔母を訪問。
毎年3月には、遊び、叔母の介護、墓参り、それからちょっとした仕事・・・・等々で故郷の神戸を訪問する。
昨年は3.11の大震災の翌日に大変な想いをして神戸に行ったが、今年は3月10日の行きも、15日の帰りも順調だった。
例年は叔母の介護はカミサンにお任せで、自分は学生時代の友達と旧交を温めているのが常のケースだが、今年はカミサンに何もかも丸投げというわけにもいかず、6日間の滞在期間中は、何らかの形で毎日94歳の叔母のお相手をさせられて、かなりしんどい一週間だった。
それでも、ちょっとした空きを見つけて、神戸在住の高校時代の友人、H君、MA君、MO君の3名とは久々に会って旧交を温めることはできたが、同じ高校時代の友人のN君は先月に膵臓ガンで亡くなっていた。高校時代の友人の中でも、いつも豪快に飲んで、辺りかまわず大声で話して、高笑いしていた人物がもうこの世にいなくなったと思うと、やけに寂しく、もの悲しい。それに比べると神戸の叔母は足と頭はだいぶ衰えているものの、元気なものである。
早く逝ってしまった友人と、94歳の叔母と、どちらがハッピーかは判らないけれど・・・・・。
せっかく神戸まで来たのだからと、関西学院発祥の地である神戸文化会館と、毎年11月に弦月会の展覧会を実施している原田の森美術館を一人で訪ねた。
 
     
                                            神戸文化会館

神戸文化会館には水曜日に行ったので、あいにくと休館日で、建物の中まで入ることは出来なかったが、母校発祥の建物にはいやされた想いである。
この神戸文化会館の正面に原田の森美術館があるが、都内の国立新美術館や東京近代美術館などと比べると、規模は小さいようだが、おしゃれな感じの美術館で、いかにも神戸の美術館といった雰囲気でなかなかのものである。
           
                          
                           原田の森美美術館

今年の神戸は一週間の間、毎日寒い日が続いたが、天気に恵まれて良かった・・・・。