ほっとかれママ ☆ Ready, steady, smile !

仕事人間の主人にも 大事に育てた息子たちにもほっとかれ。。。それでもめげない元気ママがある日突然、白血病に。

骨髄移植から17年 〜減薬〜

2024-09-11 | 病気

今日は闘病記録です
興味のない方はスルーでお願いします

2007年9月11日 

1月から4回にわたる化学療法を経て
9月6日より6日間の移植前治療の後
ドナーさんから届いた骨髄移植が行われました

この化学療法と組み合わされたのが
現在も服用を続けている分子標的薬
(経口抗がん剤)です

移植までは6錠飲んでいましたが
これが点滴による化学療法の吐き気とは
比べものにならないくらい強力な吐き気を
伴いました

吐き気というより吐く

空腹では飲めないので朝食をとると
1時間後には全て吐いてしまうという
私とは極めて相性の悪い薬でした

すべて吐いてしまうとスッキリするので
無理にガマンせず、吐き切っていました
なので、その新薬がどのくらい効いていたかというのは疑わしいです

吐くのも、かなり体力を消耗します
その辛さも移植までと思っていたので
耐えていましたが

移植後も念のために
4錠飲みましょう

と言われた時には

うそつき!

と先生を恨んだりしました
4年目の2011年
その薬が効きすぎて
骨髄抑制が強く出過ぎてしまい
3錠に減らされました

その頃から手話やフラを始めましたが
その後も吐き気が怖くて
午前中のお出かけや人と会うことは
ずっとタブーでした

2020年、減薬を試みることになりました
「より精密な遺伝子検査」が可能になり
早期に再発を発見できるようになったからです

1週間のうち2日を2錠に減らす・・・
3日減らす・・・
5日減らす・・・

この検査は外注のため
結果がわかるのはさらに2ヶ月先なので
2ヶ月毎の検査の結果を見ながらの減薬で
2021年、毎日2錠になり
2023年、毎日1錠になりました


17年経ち、やっと、やっと・・・
副作用であった結膜下出血で目が真っ赤になることもなくなり
筋肉がこわばる痙縮も軽くなりました

肌の色も薬のせいで真っ白だったのが
小麦色に!
(これはチョット残念🤣)

そういった副作用も軽くなり
今は気分がとても楽になりました

さて、この1錠をゼロにできるかというと
これまた怖いものがありますが
当分、
の状態で寛解を保ちたいと思っています


この病気との闘いは長期戦ですが
その間にも医学は進歩して
新しい道が開けると信じています

今をがんばって生きましょう

※トップ画像は夏の暑さにも耐え、咲いてくれた
鉢植えのバラです♪






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