マハムニ母子寮にガスが来ます

3月3日

マハムニ母子寮に行ってきました。

今回はなにかイベントが！ってわけではないですが、引越しに伴っておいて行く
古着なんかを持ってゆきました。

冬も終わって、もう着ない服やらなにやら、かばんにつめてバスへ。
そうしたら、来月から母子寮にガスを引くことになったということでレンガを
買ってきたところでした。

バングラデシュでは石があまり取れません。
かわりに粘土質の土を焼き固めてレンガが建築材料では一般的です。
（道路もビルディングもレンガを砕いたものを混ぜることが多いです）

レンガの値段が物価の上昇に伴って上がってきていて、昨年の２倍くらいまで
上がっているそうです。
現在１個３．８タカほどだそうで、トラックで運んでもらうとだいたい４タカ位
になるそうです。

昨年の始めに聞いたときは２タカくらいの話だったのでずいぶん高くなりました。


マハムニ母子寮ではいままで薪で煮炊きをしていました。




１００人分からの食事を用意するには火力の強い薪が良いということだったのですが、
薪の値段も上がってきており、ガスのほうが値段が安いのでガスにするということでした。
薪の値段が月に５０００タカ程、ガスは使いたい放題で月２０００タカの固定料金
だそうです。

マハムニの村まではガスが来ているそうで、家によってはすでにガスの導入を
したところもあるそうです。
昔マハムニ母子寮を作ったときには、電気が来ていなかったので、２キロほど
離れた幹線道路から電柱を作る作業をしたそうですが、今回ガスは
近くにガス管があるので、費用は高くないといってました。
一応、来月４月から来る予定で手続きは済ませたそうです。。



母子寮の入り口に積んであるブロックを、中まで持ってゆきます。
何回持ってった？って聞いたら、たくさん！って答えが。







３月１日から学校の授業時間が夏時間に変ったそうです。
もう暑くなったので朝から授業を始めるんですね。
　３月から１０月までが、　朝８時３０分から開始
　１１月から２月までが、　朝１０時３０分から開始

暑い季節がやってきます。


今日は週に２回ある買出しの日。

マハムニ村のあるパハールトリーの町では週に３回市場が立ちます。
町と違って毎日は開かれません。

どんなものを食べているか、レポートです。
子供とスタッフを合わせて１１５人分だったかの分量です。




キラーと呼ばれるきゅうりの一種。
たしか１５キロ。




南瓜の花の奥に見える、夕顔の実。
これを６本。１０キロくらいになるかな？




白茄子を１５キロ





キャベツを２０個！






カリフラワーを１０キロ





青唐辛子を１キロ





トマトを６キロ
ニンジンも６キロ
ピンクのバックを下げているのが、福井さんの後にマハムニ母子寮で面倒を見ているノトゥさん




お魚を１３キロ。
魚は鯵に似た魚で、海の魚だそうです。
バングラデシュでは海の魚は多くは好まれません。
川魚に比べて安いのですが、塩臭いそうです。




ムリ（お米を煎って膨らませたバクダン焦し）




汁物に入れる干し海老を１００グラム




バンで運びます。
これで３日分。




今日は魚の日でした。
ちなみにお肉は鶏肉を月に１回、玉子は週に１回です。
たんぱく質が足りないと思われますが、バングラデシュではこれでも
かなり食べられるほうだと思います。





寮の屋上で、自分たちで作って収穫したターメリックを干してます。
いい香りです。香ばしい土の香り？
収穫したらただ干すのではなく、一度茹でてから干さないとだめになってしまうそうです。
虫がつきやすいって言ってました。





夕方６時。
お祈りの時間。
仏教式のお祈りをします。
パーリ語なのでさっぱり判りません。
でも、どことなーく日本のお経と同じイントネーションがあります。




先日行った法要は、マハムニ母子寮の卒業生が主導して行いました。
福井さん亡き後のマハムニ母子寮の現状を卒業生もようやく理解してきたようで、
毎月なにかしらの援助をお願いできそうです。

バングラデシュにある母子寮なのだから、率先してベンガル人ががんばらなきゃ。
ちょっとづついい方向へ。


僕がここに来れるのも、あと１回となりました。




←記事が面白かったらクリック！