11月30日
首都ダッカ、グルシャン地区で見た光景。
サイクロン被害者に衣類を送ろうというもの。
着古したものでもよいから、お金や服を送りましょうと呼びかけていた。
グルシャン地区は日本で言う銀座か有楽町、もしくは六本木のような、
繁華街と大使館なんかが近くになる地域。
オフィス街でもあるので人も多く、少なくない量の毛布なんかも集まっていた。
お金も小銭ではあるけど、たくさん。
心ある人も多 . . . 本文を読む
11月29日
先輩隊員帰国当日。
朝から皆そわそわ。
微妙に落ち着いていない。
そりゃそうか。
人が居なくなるのは寂しい。
任期が終了すれば日本に帰れるけど、また会うのはずいぶん先のこと。
人数の多くはない日本人社会の中で、先輩隊員との繋がりはやっぱり大きいから。
泣く人も笑う人も居ます。
僕は、無事帰れることを笑顔で見送りたかった。
17-2の友人は無事帰ることができなかったので、帰れる . . . 本文を読む
11月28日
朝、検体を採取して検査機関へ。
前回の結果では、赤痢菌(の残骸)が検出されたそうです。
でも、健康状態とかその後の状態とか、血液検査の結果からはどうも発病して
いないっぽい。
赤痢菌が便に混じるのは、発病してからすこし間があるので今回症状も出てい
ないことから、グレーだったので再検査しました。
前回の健康診断の前後人も隊員連絡所で料理していたんだけど、いやぁ、まぁ、ね。
検体提 . . . 本文を読む
11月27日
先輩隊員(17年度2次隊の方々、僕は3次隊)が明後日帰国の途に着きます。
なので送別会があり、ダッカに集合です。
送別会は各国毎に違いますが、バングラデシュのJOCVは帰国前日に行うのが
恒例のようです。
4ヶ月早くバングラデシュに来ていた方々だけど、すでに現地慣れしているので、
いろんな事を教えてもらいました。
そして、僕らもあと4ヶ月ってことになります。
今日はダッカに向か . . . 本文を読む
11月26日
バングラデシュは北海道より少し広いくらいの国です。
でも交通網の整備が遅れており、中心くらいに位置する首都ダッカまで
端の方だと12時間位かかります。
※今回のサイクロン被災地には今はもっとかかるはずですが。
被災地近辺で物価が高騰してきている模様。
お米の値段が週が変わるたびに数タカずつあがってきているようです。
日本から見たら小さな国ですが、国内の経済活動は地方と都市部で
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11月25日
日本でも紹介されているらしいバングラデシュの事故。
救援物資を求めて住民が殺到した橋が崩落したそうだ。
崩壊した橋は、日の出日の入りを同じ位置から望むことができる岬「クアカタ」
のあるポトアカリ県である。今回被害の多かった地域でもある。
ボリシャル市から伸びる幹線道路にかかる橋が、川を渡ってくる援助物資を
求めて殺到する住民の重さに耐えかねたようだ。
幹線道路が壊れたことで、ま . . . 本文を読む
11月23日
Independent誌の付録。
バングラデシュの現在のIT状況を書いてました。
海底ケーブルがひかれて、高速大容量のインターネットが可能だそうです。
え?どこで?
チッタゴンでは見ないなぁ。
今回のサイクロンの影響が大きすぎで、国内のインフラ整備はまたしばらく
お手上げになりそうですよ。
サイバーカフェ(インターネット屋?)では、1時間20タカ(約35円)とか
比較的安くイン . . . 本文を読む
11月22日
最近いろいろな出来事があり、いろいろな人に会い、ベンガル人への評価が揺れている。
極端な評価をしている自分が居ます。
今日の生徒との会話 その1
生徒:日本はなんで災害の援助してくれないの?
僕 :え?援助に来てるし、今君の持っている新聞に書いてあるよ?
生徒:いやアメリカもパキスタンもお金出しているんだから、もっと出すべきだ。
僕 :日本は普段も援助してるからサイクロンシェ . . . 本文を読む
11月21日
仕事が終わり見上げれば月が出ています。
今年のラマダンのころは日の入りが長く感じられました。
今では職場を出て少しすると暗くなります。
日本もバングラデシュも同じ様に見えるはず。
離れていても、同じ月を見てるはず。
道で除虫、虫除け、ネズミ捕りを売る人。
そして、道のお茶売り。
ポットにお茶を入れて、レモンか生姜の刻んだものを携帯してます。
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11月20日
近所に二週に1回くらい、箒売りが来ます。
イネのような植物をまとめた物や、竹のササラのような小さいものもあります。
外国人向けのスーパーに行けば日本の室内用のT字型のものもありますが、
よく使われる箒は稲の束とか、やしの葉の繊維を束ねたものになります。
それを使うときは、寝せて掃きます。
写真奥に見える長いのは、天井の蜘蛛の巣掃除用らしい・・・。
こっちは頭に乗せて売って回 . . . 本文を読む
11月19日
バングラデシュではなぜか今、日本の盆栽がブームになっているらしい。
在バングラデシュ日本大使館のメールマガジンでも書かれていた。
新聞に入っていた別冊にもBONSAIの文字が。
植木屋さんにもBONSAIと書かれた看板がぶら下がっていたりする。
(かかれて入るが、どう見てもただの鉢植え、もしくは庭に植えるサイズ
の苗が置いてあったりする。)
ベンガル語には「さ(sa)」の発音が . . . 本文を読む
11月18日
チッタゴンではあまり大きな被害が出ませんでした。
市内も平穏。
新聞とテレビだけが国内の惨事を伝えているのみです。
バングラデシュ全域が被害にあっているわけではなく、南西部(ボリシャル地区)、
とくに世界遺産のあるシュンドルボンの一体が酷いようです。
バングラデシュは全体で6つの地区に分かれており、僕の住んでいる地区は
南東部のチッタゴン地区。
昨晩ボリシャルに居る隊員に連絡を . . . 本文を読む
11月17日
バングラデシュの話題は今、サイクロンの被害について話題になっていますが
別の話題を先に書きます。
バングラデシュ第二の都市チッタゴンから1時間と少し行ったところに、
マハムニという場所があります。
イスラム教のバングラデシュの中では、仏教徒の比率が高い村です。
バングラデシュ建国から間もない時期に日本人僧がこの地で母子寮を開きました。
バングラデシュ独立戦争で親を亡くした子、夫 . . . 本文を読む
11月16日
一夜明けて、サイクロンが去りました。
バングラデシュでも11月にサイクロンは珍しいそうです。
私の住むチッタゴンでは海沿いを除いて大きな被害は無かったようです。
昨晩から停電が始まり、昼間で電気が来ませんでした。
今回被害が大きかったのはバングラデシュの西側(ボリシャル・クルナ・
ラッシャヒ)の方のようです。
今回は風が強く雨は多くは無かったようですが、平坦な土地のためまるで . . . 本文を読む
家の中なのに風のとおりが良い11月15日夜11時半過ぎ、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
バングラデシュをサイクロンが直撃します。
チッタゴンの我が家は現地時間で11月15日の23時過ぎから風が強くなり、
鍵のかからない窓の隙間から轟々とえらい音が聞こえます。
サイクロンのおかげで季節はずれの雨が昨日から降っているのですが、
今年はただでさえ異常気象で洪水が2度来たりしているので、
北部に向か . . . 本文を読む