神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

少女は言った(2)

2022-12-29 14:41:00 | 短長編小説
~~~~~続き~~
                   
こんな変な村に
ひとりの子供が
姿をあらわした

その子供は今まで村人が
聞いた覚えが無い言葉を発していた

「お父さん・お母さん!、何処に居るの!」

その子は村に現れてから
毎日毎日その言葉を
繰り返し
繰り返し

村中を走りまわる

村人はその子が言っている
言葉の意味を理解できなかった

『お父さん・お母さん?』
誰かの名前なのか・・・?

村人には名前以外の意味を
知らなかったのだ

その子供は誰の名前を言っているのか

ひとりの村人が子供に声をかけてみた

『君は誰の名前を言っているの、誰かを探しているなら、村の中に有る家々を訪ねるほうが早いよ、もしかしたら名前を間違えているかも知れないから、直接顔を見に行くほうが良いと思うよ。』

だがその子供は何も言わない

立ち止まるその子に
村人はもう一度声をかけた
『ねえ・・・君?、もしかして聞こえない?』

それでも子供は何も答えなかった
しかもその子供は村人を振り返り見る事すらしなかった

それはまるで村人が見えていないかの様な素振りだった

声を掛けた村人は
その子は他の村人とは違う何かを感じとり

その後に続く言葉を呑み込んだ

〖この子供は村人では無い、それはまるで・・・岩場に座るあの少女の様な、不思議な感覚を持つ、ならばこれは禍事の前触れ、・・・禍事って何を意味するモノなのか?〗

全ての出来事を無くしてしまう村人達には
禍事の意味すら解るはずもなく

ただ少女が姿を現せば
悪い事が起こる前触れ
それしか解らないのだ

いったいこの村は?

そして突然現れた
子供は・・・何者なのか?

全てを現す真実とは何・・・・か?!


╱╲╱╲╱╲╱╲╱╲╱╲╱╱╲続く~~~にしておくけどさァ~

ここまで書けば終章いらないじゃんか!!!!


ではまたね~(((^_^;)



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