神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

子供が主張する言葉には真実が存在する

2017-12-31 21:54:49 | ブログ
子が巣立ちの準備を始めたら

あなたなら何を考える?

子が旅立つ先を隠すなら
あなたならどうする?

大人への階段?
綺麗な言葉だね

一部の人達は
成長したから当たり前……?

一部の人達は
家に居るのが鬱陶しいと言われ

だが自分に汚点は無い
なんて勘違いしてない?

確かに鬱陶しい
から出て行くと言う言葉を聞けば

親は冷静な判断よりも
「親に何言ってる、今まで……」続くよね……

結果は見てとれる
双方引き下がる事なく

最悪な雰囲気のまま言葉を交わさず決別

嫌だ嫌だ本当に嫌だ

でも今コレを書いて居る間にも……………

ほら~ッ
アッチにもコッチにも色々な所から聞こえて来る

子供の刹那の瞬時に切なる思いが
不安を呼び起こす

言葉に隠した
思いで押しつぶれそうに成る本心

笑顔に隠された
本当の顔?

どんなに頑張っても出来ない事に
自分を攻める

後悔は過去へ
反省は未来へ
(私が良く使う言葉)

苦しくて辛いのはあなただけじゃないよね

あなたの両親や家族へ頭を下げて
「久しぶり」

たまにはどうですか?

普通に家がある場所

違いますよね

家族が居る場所
ですよね

君・君達
皆一緒でしょ

喧嘩分かれした
親の皆さん
あなたも一緒でしょ

なら・・「おかえり」だけで充分伝わりますよ


考えて下さい
今あなたは幸せですか?

心の言葉は遠い昔に聞いてるはずです

思い出して下さいね

あなたの思いの天秤台は何?

今を考え
過去を反省
未来へ進む

出来るよね…………あなたなら

子は既に巣だった後ですから

今を生きる為に……………

今一度だけ素直になれませんか?

(自分には不適切だと思う方々へ、私あなたの為に書いて無いですから悪しからず)


ではまたね~

来年もよろしくお願い
いたしま~す
(*^^*)

虹を渡る少年

2017-12-25 23:46:04 | 短長編小説
お話し始めますよ

ある小さな村の孤児院にその少年がいる

少年は産まれて1ヶ月位の時に

虹色のショールにくるまれて置き去りにされていた  


一歳位の時に孤児院の先生が少年の異変に気付く

少年は足を動かさない

町医者に見せると

どうやら少年の足は産まれつき麻痺しているようだった

治療方も無く少年は一生歩け無いと診断された


あれから12年の月日が流れた

少年の足は針金の様に細く

産まれた時のまま動かす事ができない

今も孤児院で車椅子生活をしている 


少年はこの田舎の孤児院の窓から見る自然が好き

車椅子と言う障害が有るが気にしない

絵を描くのが好きなおとなしい子


自然溢れる四季折々の景色が描かれたスケッチブック

少年のお気に入りは遠くの山に虹が掛かった時の絵


少年の絵はなぜか全てモノトーンだった


そんな絵の中でただひとつ

虹だけは色を入れていた


孤児院の先生も少年の虹の絵を見て 不思議に思った虹の色


少年は何枚も虹の絵を書きためていた


次の日も又次の日も・・・書き続けていた


ある日先生が少年に聞いた

何故虹の絵ばかり描くの?


少年は少し戸惑いながら先生に答える

僕はあそこから

あの虹から産まれたの


先生は首をかしげる?


少年は話を続けた

僕はもうすぐ虹を渡り

あそこへ帰るから

僕が帰る道順を書きためている


先生には何の事か解らず・・・?


そう話し

口を閉ざした少年を見ていた


少年はその後も虹の絵を書き続けた 


虹の絵について話していた意味を先生達が知ったのは
それから半年後の事だった


少年はその朝・・・目を覚まさなかった

少年は知っていた
自分が病気だと言う事

少年は自分の身体に宿った病を誰にも知らせず

ひとりで空を目指していた

痛みも苦しみも
全て自分ひとりで抱え

空を目指した

先生達がそれに気付いたのは
少年が書き残した
沢山の虹の絵

少年は絵の中に
自分の姿を描いていた

先生達がソレを見たのは初めの絵だけ

絵を順番に見て初めて気付いた

その虹の絵の中で
少年が少しづつ虹に近づく様子が見えた

最後の一枚

少年が虹を渡る様子が描かれていた

少年は虹の向こうから来た だから虹の向こうへ帰る

虹色のショールにくるまり 孤児院に来た少年は

来た時と同じ虹の橋を渡り

多くを語らずひとりで帰って行った

・・・・・・・〆

ではまたね~~~メリークリスマス

小鳥

2017-12-11 03:23:23 | 短長編小説
産まれた時は他の小鳥と変わらず
親鳥探し鳴いている

ピィピィ可愛いい鳴き声は
遠く離れた親鳥を呼ぶ

親鳥は小鳥達の鳴き声を聞き
餌を集めて空を舞う

小鳥はお腹をすかし
親鳥を待つ

だがある日を境に
親鳥が戻らなくなった

小鳥達は当然の如く1羽2羽3羽と巣立つ

だが最後に残った一番小さな小鳥は飛べない

巣から飛び立てず親鳥の気配を探す

けれど残された小鳥のもとへ親鳥が戻る事はない

なぜなら親鳥達は既にコノ地にはいない

自然界を生きる為には
当然の事

飛べない鳥は置いて行く

それが野生に生きるモノの定め

残された小鳥が親鳥を探し
鳴き続けるには
もう十分成長している

野生に生きるモノは
他の鳥達と一緒に遠く旅立つ

いくら鳴き続けても
衰弱し野生に生きる力を失った小鳥には仲間は存在せず

小鳥は何故飛び立てなかったのか雛鳥の時
他の小鳥達に挟まれ羽がおれてしまった

だから小鳥は飛び立てない
いつしか泣き声も小さくなり
身体も衰弱して行く

だがそれも又
野生に生きる定めが故の生き様

空は遠く広い
だが小鳥の世界は
狭い巣の中だけに押し留められた

小鳥は眠る
産まれた巣の中が世界と成り

やがて鼓動が止まる

世の中は小鳥の事を知らない
まま
季節は次へ変わり行く

そして昨年飛び立った鳥達は

再びコノ地に戻り親鳥と成る

巡る季節は新たな息吹と成り

全てが真新しく変わり

自然界の秩序が巡る

昨年コノ地を飛び立てなかった小鳥は
もうどこにもいない

変わりに新たに産まれた小鳥達が目を覚ます

親鳥達は忙しく
小鳥達のエサを探し
青空の下飛び回る

全ては子孫を残す為

全ての生き物達の
明日へ向かい

鳥達は再び飛び立つ

・・・・・・〆

おしまい


波打ち際の忘れ物

2017-12-07 15:02:38 | 短長編小説
季節は冬に差し掛かる
今年の夏の忘れ物

波打ち際を歩いて探す

沢山の人の思い
沢山の人の涙
沢山の人の笑顔

沢山足跡残しまだここに有る

置いてきぼりの思い出達は
必要ない?

ひと夏の中に閉じ込めた
ただの途中下車?

今年の夏
あなたがココに居た記憶は

これから向かうあなたの
未来の思い出には
成りませんか?

積み重ねていく思いの中には
不必要な物ですか?

どれもこれも全て

あなたの記憶の一部だと思うのは
不器用な私だけですか?

本当に良いんだ~消えちゃうよ~

後少しで波が来る

あなたの思い出は波が連れてくだろうか?

もしも波に置いてきぼりされたら
あなたの心に迷いが有る

違いますか?

迷ったまま次へ向かうの?


ひと夏の小さな思い出

あなたの心の片隅に
そっとしまっては如何ですか

まだ間に合いますよ~

ずっとずっと先の未来で

遠い昔の思い出に触れて笑顔になる瞬間が来る

その時気付く
あの頃の他愛無い出来事が

自分が今ここに繋がる
小さな思い出だと

沢山の思い出に囲まれながら

秘密の笑顔も
たまには良い物ですよ(笑)


あなた自身を思い出に閉じ込める事は絶対ダメ!


でも
思い出を懐かしく思う事は
大切でしょ

忘れ物ダメだよ
全部あなた自身でしょ

心の隅っこで良いから
一緒に連れて行って下さいな

あなたが描く未来はひとりじゃ無いでしょ

季節が変わる

心に思い描く物も変わる

だけど今年の夏は二度と来ない

人生で一度だけの今でしょッ

・・・・・(^_^)


ではまたね
(笑顔の忘れ物ありませんか?)

欠片(かけら)

2017-12-04 20:06:36 | 短長編小説
月夜の輝きを見つめ
今夜が時と定め動き出す

行き先は
僕がなくした記憶の欠片

なくしたモノが何かも判らず
謎めいたままの心の欠片

夜空に輝く星より強い

月の導きで

暗闇を通り抜け
ココでは無い

ずっと先の未来へ進む為
欠片を見つけたら
照らし下さい

僕の消えた記憶の欠片

手を伸ばした指先が
未来の扉に触れたなら

僕の欠片を見つけるから
やわらかい光で暖めて

だってあなたが
僕が探し求めた 

欠片の答えだから


それが僕がなくした

心(愛)の欠片

・・・だから・・・祈りを

┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉┉〆


じゃあね~(^_^)