神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

クロス2 [始まりの章1]

2023-06-28 12:48:18 | 短長編小説
昔その星は
沢山の自然の恩恵を受け
豊かでとても綺麗な星だった

だが幾重もの歴史を重ねて
必要以上に科学や機械の進化と共に
いつしか人類は全てを機械や科学に身を委ねた

誰もが働く事すら忘れて
考える事をせず
全てをコンピューターの中へ
閉じ込めていった

お腹すいたと思うだけで
全て目の前にでてくる
必要な物は言葉が無くても
頭に描くだけで手元に届くように成り
言葉までも無くした!

試験管の中に夢を捨てた
一定の時間を生きれば身体を棄て
遺伝子だけを残し再び試験管の中で生まれ変わる

星の地形は変わり果て
自然は崩壊
地上で生きる事も出来なくなり
生活場所は地中深くへと変わっていった

星の命さえ忘れ全てをゲートの中に押し込め破滅へと進んで行った

ーーーーーーーーーー

だがそんな人類の中でも
まだ諦めていない科学者達が存在した
地上の一部をシールドホールで覆い被せ

一部の自然の中で新たに人類に繋がる何かを探し求め
数人の研究者で・・・新たな人類と成る遺伝子を探し続けて居た

その科学者達の責任者である博士の名は
ビクトリア・セガール博士

博士に付いてきた者達は
森や山そして地上のまだ見ぬ世界の果てで探し続けていた
我々とは違う未知の遺伝子
このままでは星が消える!!

なんとしても探さなければ!!
博士達は森の中を探し歩いて
カレコレ10年に成るだろうか

そんなある朝の事だった!!
セガール博士は不思議な丸いボールの様なモノを見つけた

・・・・・・これは?!
生き物なのか??!

不思議な事にソノボールは
上下に動いていたが
日陰に入ると消えてしまう
日陰から日向に戻るとハッキリ見える

しかも球体は2個存在した
色はブルーとピンク・・・・
まるで小さな子供が隠れたり表れたりしながら遊んで居る様に思えた
セガール博士は少し迷いながら
その2個の球体を研究所へ持ち帰った

研究所の仲間達はそれを見て
びっくりした
ピンク色の玉は暗闇では消える
だがブルーは暗闇で色がでる

博士達は・Xセン・を当て
中に何が入って居るのかを
調べようとしたが

球体を静止させる事が出来ず
まるで球体自身が生きているかの様に
ただ見守る事しか出来なかった
すると球体はまぶしい光を放ちながら変化していった

余りにもマブシイ光に皆は目を塞いだ
・・・光が消えて行くのを感じた
その後
博士達が静かにゆっくり目を開くと・・・!!??!

こッコレわッ・・・・・
ソノ場に居た6人の博士達は
全員ビックリを通りこして
愕然とした!!??!

目の前にまだあどけない顔をした美しい二人の少年少女が居たからだ

我々には想像もできないぐらい鋭い瞳でコチラを見ていた

声をかけようとしたが・・・
まるで彼らには我々の姿が見えていない様子でコンピューターを調べだした

我々はなぜか誰も彼らに話し掛ける事が出来ず
ただ彼らの行動を見ることしか出来なかった!!

彼らはコンピューターを壊すでも無く
何かを探し続けて居るようだった

暫くして二人は手を休め
我々に謝罪をして自己紹介してくれた

彼らは別の星から来たと話す
にわかには信じられない話しだが

彼らの星の文明を聞くと
我々より遥かに高い文明の中にいたようだ

彼らが球体の形をしていたのは
時空間を素早く移動する為に最善の形を取っていたと話した

何より驚いたのは!!
彼らは人の域を超えた超能力者だと話した事だった!!

彼らの星では1/10の割合で
特別な能力を持ち生まれる者が居ると話す
ソノ1/10の存在は人々を導く存在だと話す

エスパーとして生まれたモノは
髪が銀髪で瞳の色はオッドアイとして生まれ遺伝子も他の者達とは違い特殊な染色体を持つ

いわゆる私達が正に今探している遺伝子だと話した

彼らがコノ星に来た理由は
宇宙全体が最強種のバクテリア遺伝子にオカサレつつ有り
自分達はソレを破壊する為に
コノ星へ来たと話した

だが話してくれた内容はにわかには信じられない話しだった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
バクテリアをコノ星で感知し
すでに地中深く迄進行している
今のままでは・・・後3ヵ月
ーーーーーーーーーーーーーーーー

博士「我々はコノ星の人類が、機械により生きる事を選んだが故に、自然を失い消滅させたと考えているのだが・・・?!」

クリス「確かにソレも関係有るのかもしれませんが、我々の母星も同じ様なモノです、この星との違いは、このドームの様な形ですね、我々の母星では、地中だけで無く、地上でも・・・そうですね、例えばこの形(フラスコ)をひっくり返して地上と地中を繋いでいました、どちらでも住む事はできます、人間には格差は一切有りません、だが我々の様な異端者は別です、異端者は政府に一体づつ専用の小さな部屋が与えられます、そな部屋では我々の力が完全に遮断され、そして必要な時に部屋から出され指令を続行する、それが我々エスパーに与えられた使命です!!」

クリス「長く話しを聞いて頂き感謝いたします、僕とティアは今から地中へ潜り、バクテリアを消滅させます!」

博士「方法は・・・・??!」

クリス「簡単な事です、僕達が地中に入り、バクテリア遺伝子を捉え丸い円形場のシールドをはります、その中で爆発させ、シールドを小さくして完全消滅させまる、ソレだけです」

博士「君達の命は・・・!!」

クリス「そのまま消滅します、バクテリアを消せば、コノ星は息を吹き替えすはずです!、とくにあなた方の様に人類の存在を諦めていない人達が居る限り、コノ星はまだ変わる事が可能です頑張って下さい、我々は我々の任務を実行します、ソレが我々に与えられた使命ですから今から3時間後に出発します!!」

博士「・・・道具!!、そんな!!、バカなあなた方は本当にソレで良いんですか??!、生きると言う選択は・・・」

クリス「生まれた時に決められていた事です!、失敗すればまた違うモノがココに来ます、だから失敗は許され無い!!」

博士「私から・・・ひとつお願いが有ります、あなた方の遺伝子を採取させて頂けませんか?!、私は君達に生きると言う事を求めます、ですがそれが無理なら、君達を新たな命として甦らせる事が出来れば、君達の母星は遠い星では無く、ココに成る!!」

クリス「遺伝子を使い・・・新たな母星で・・・何を?!」

博士「私は遺伝子工学を主体とする者です、ですから研究の為でも有ります、だが君達を生まれ代わらせ、自由に生きる事が出来るのだと教えたい」

クリス「解りました、我々が何かの役に立つので有れば、我々の話しを受け入れてくれたお礼として、あなた方へ遺伝子を提供します、使えるモノは使って下さい」

クリスは本当に3時間後
地底深く消えた・・・???!

ーーーーーーーーーー続く~~


クロス

2023-06-24 22:18:05 | 短長編小説

俺は今自分の墓の前に居る

不思議だ・・・・・

まさか自分の墓を自分で見るなんて・・・・
ーーーーーーーーーー

年配の女性
「あの~失礼ですが、息子の知り合いですか?!」
・・・・・・母だった

俺「すいません、僕はクリス・K・カーターと申します、彼がアメリカに来た時に仲良くして頂きました・・・・」

女性「そう・でしたか、わざわざアメリカから・・・、ありがとうございます、息子も喜んで居るはずです、本当にありがとうございました・・・・」

クリス「いいえ、本当はもっと・早く来たかったのですが・・・・」

女性「いいえ、来て頂いただけで・・・もしかして綾(あや)ちゃんの・・・・」

クリス「はい、綾の親戚です」

女性「綾ちゃんは・・・あの~元気ですか?!」

クリス「・・・はい、何とか、でも・記憶は失ったままです、綾にはその方が良かったのかも知れません!!、記憶を取り戻しても・・・両親も和也(かずや)君も失ってしまったのですから!!」

女性「・・・そう・・・ですね、綾ちゃんにとっては・ソレで・良かったッ・・・と思います!!」

クリス「では僕はこれで失礼します・・・・・」

女性「わざわざ、ありがとうございました・・・・和也(涙)」

クリス「・・・・えッ!!」

女性「ゴメンなさい・・・、クリスさんの背中が・・・今・和也と重なってしまって(涙)、本当にゴメンなさい・・・(涙)」

クリス「いえッ!!、では失礼いたします・・・(母さん)」

ーーーーーーーーーー
苑田(そのだ)
「クリス様何かございましたか?」

クリス「・・・車を出してくれ!!」

苑田「承知いたしました!!」

ーーーーーーーーーー
クリスは不思議な感じがした
確かに俺は和也として生まれたが
本物の名はクリスだ!

俺はクリスの記憶を失い生まれた
だがそれも全てモートンを封じる為に俺自身がやった事だ

俺が2000年前にやった事はひとつの賭けだった
だがそれはとてつも無く無謀な賭けだ!

あの時たまたま西村の母の先祖の身体に入り2000年眠り続け
現世界で西村和也として生をうけたが
自分自身で封じた記憶は全てのパーツが揃わなければ記憶は閉ざしたままモートンを消滅させてしまう

そんな事に成ってしまえば大切な者達を悲しませてしまう
ソレを避ける為に時を待った

全ては今を生きる大切な命達の為に
そしてあの星に残しで来た大切な命の為に

俺の命をかけても守り抜くと決めた大切な子供達の為に
俺の・・・俺達の生き様を

今からココへ書き綴る

クリス・k・カーター
ーーーーーーーーーーーーーーーー

あの日・アリアの中に宿る綾の存在を知りまだ見ぬ綾に心引かれた

俺はこの星がある銀河ではない
誰も知らない場所から
ひとりの男を追いかけこの銀河に来た

この星に来て奴を見つけたが宇宙空間の移動で体力を消耗
目的を果たす事が出来ず時を待った

奴との時間差は約500年近くその間奴はこの星に沢山のアジトを作り
新たなアンドロイドを作り戦機として売りさばき稼いだ金を元手に
この星に根を張っていた

俺達が奴を追ってきたのは
研究を重ていた未完成の遺伝子を奴が盗見

勝手に新たな人間を作るも未完成の遺伝子で創りだしたモノは
ただの化け物だった

たが奴は諦めず星の民に未完成の遺伝子を使い人を化け物にした
そして母星は消滅した!!

このままではこの星も俺達の星と同じ末路をたどる・・・・

奴は全てを支配するために
完璧な人間を作りだそうとしたが
母星が消滅したため銀河を越え時間を飛び越えコノ星に逃げ込んだ

奴を元に戻さない限り2つの銀河が消える

どれだけ研究を重ねても
俺達と同じエスパーが生まれる事は無く諦められずに居た!奴は
俺達を探していた

ーーーーーーーーーーーー続く~~
さて~~~運命の歯車は?!

【クロス】始めたさせていただきます
もし興味を持ち最後までお付き合い頂ければとても嬉しく思います

どうかよろしくお願い申し上げます。

神楽より!!



夜空(独り言です)

2023-06-20 15:52:55 | コラム・エッセイ
昔は数えきれないほど星があった

今も・だね…

普通に真上を見上げるだけで
視野に入る星は
本当に沢山だったけどな~

今この時代になり大きく輝く星だけなら………
1・2・……・5・………・9・…………
数えられたりするんだよな~

世の中の醜さを空がどんどん蓋してる?

でもな~
わざとじゃ無いしね~多分ガーン

長い時間を費やし地球に生命が
生まれた証でも有るんだよな……

人間及び他の生物は
皆生まれてから普通に
時間を前へ前へと進めただけなんだよね…

その時代を生きた自分達の行いの為に無数の星が…
消えて……
……ただ大きく輝く星だけの空に成るなんて?
……考えもしなかっただろな~

皆自分達の時代を生き……っ!?

何か感じた人
居たのかな?
今より遙か遠い未来が有る事…?
……知ってたのかな?

その世界が涙に濡れる丸い星だと……理解するのは難しい時代だよな

私達が生きる
今ですら理解出来ない事が
有るんだしね……理解ね…?

数多の星が消滅
違うよね

地球が大気汚染の膜を張った

汚染を惹き起こしたのは……自然の枠を壊した生命

時は戻せ無い
何を願っても

時は進む

夜空の星達は
いつか……両手の指で数えられる

なんてねっガーン

そんな未来が
来ない事を願います

今夜の空はどんな空?

ではまたね~(未知数)

心療内科の医師と・・・・・私

2023-06-18 01:40:00 | 私&独り言
"私が心療内科へ通い始めたのは
今から30年以上前の事です

何度もブログには書いてるから知ってる人も沢山いるでしょうが

今から書く話しは・・・30年以上経って
やっと医師に本当の自分の事をを話した

ブログには何度か私の昔話しを書いてるけど
ブログだから書けるんだ!

言葉に出して話す事は出来なかった

実は心療内科の医師
1年以上前に倒れて危ない状態だったのに

今年の1月から病院に戻ってきた
危篤状態が続き心臓も止まったらしいが見事生還

凄いでしょ私の心療内科医師は生涯現役なんだろうね

私が復帰したと聞いたのも本当に偶然・・・あるいは呼ばれたのかな?

今年の1月目が覚めたら血まみれだった
私はあわてて救急車を呼び
運ばれた病院が通い慣れた心療内科が有った病院

その時の私は何日間も眠っていなかったから意識は朦朧

だからリスカの状態も確認できず
マトモに歩く事も出来ない酷い状態だった様だ?

病院に運ばれ外科医が処理を始めた時だった

医師「バッサリやったな!、なんでまた!、今回で何度目か覚えてるか、コノ病院に残ってるカルテだけでもかなり有るで、なあ〇〇さん・・・死にたいのか?」

私「生死に拘りは無い・・・?!」

医師「こだわりは無い!!、なんでや?」

私「色々あって・・・・」
そんな話しをしていた時に
「・・・・・〇▲先生に会いたい」っと独り言

すると医師は
「〇▲先生危篤状態から生還して、今年の1月から周1やけど、昼間2時限だけ予約診察してるで!」

意識が朦朧としていたがその言葉は聞こえた!!
「マジッすか?!」

医師「マジッす!!、〇〇さんやったら予約無しでも診察大丈夫やろ、カルテ見て解ったは、随分長い付き合いしてるんやな、だから会いたいなら来たらいいわ!」

私「そうなんだ、先生はやはり生涯現役を通すんやな!」

医師「そうみたいやな恐れ入るわ、ところでコノ傷、痛いやろ?」

私「痛く無いんだよね、私寝てるから!」

医師「・・・・・もしかして解離性障害か?」

私「アタリ~、先生凄いね大正解」

医師「成る程ね、生きるつもりは有るって事かな!」

私「生きるつもりが有っても、私の深層心理の中には、自分を殺せと言う気持ちが隠れてる、だから生死は解らない、コレ治らないらしいよ、何かのキーワードで記憶が飛ぶ、コレ治せる?」

医師「・・・・・無理かな、でもできるだけ生きて欲しいと思う」

私「ありがとう」

その後心療内科を再び受信した
久しぶりに会った先生は凄くびっくりしてたけど
「今日は、いらっしゃい」と笑顔で迎え入れてくれた

私「先生会いたかった!、復帰してるなら連絡頂戴よ!!」

先生「あはは、すいませんね、又やったか・・・・」

先生「救急でここに来たって事か、でもコノ状態は容赦無しって事ですね!、どうしてまた?!、きっかけは?」

私「色々・・・ッかな・・・」

先生「家族の事?、お母さんか?姉妹?、それか息子さん?」

私「う~ん、今回のきっかけは息子かな、でも次から次へといろんな事が爆発💣、歯止めがつかなくなった、次第にドンドコ・エスカレート、忘れようと封印してた古い傷まで溢れだし、ブレーキ効かずセーブ困難な状態!!」

先生「どのぐらい昔の話し?」

私「そうだね、先生に話して要るのは私が離婚後の話しでしょ、両親の虐待はわずか4才から始まっていたから、私は家の中で3人姉妹の真ん中だけど、家畜だった・・・・」

先生「家畜・・・、なぜそう思うのかな?」

私「普通の親は子供をタコ部屋にほり込み、その中の人達に手を出し、お金を要求しますか?」

[タコ部屋とは、建築現場のプレハブ、地方から来た人達が寝泊まりする部屋]

先生「・・・・それ!、4才から・・・・いつまで?!」

私「約10年かな、私は全ての普通を棄てた、そうしなければ普通を保てなかったから、全ての感情や誰かを好きに成る事も棄て大人に成った、親は絶えず暴力をふるう、でもそれら全て私だけ、姉妹は何も知らない、・・・・・そんな私は普通ですか?、親達を憎み怨むその感情しか無かった!、コレが本当の私です!!」

先生「・・・・・ソレが〇〇さんが持つPTSD・・・、記憶が飛ぶのは忘れたいと言う思いの強さ、でも〇〇さんの中に有る4才からの記憶のほうが強かった、・・・・そう言う事ですか、僕は30年以上〇〇さんの何を見ていたのかな・・・、とんでも無い凄い記憶がコビリツキ・・・、身体に刻まれたモノは消えませんね、でも今は幸せだと言える〇〇さんもいる、どちらも本当の〇〇さんですね・・・」

私「そうですね、普段は隠れてるけど、ひとつのきっかけで全てが浮き彫りになり、鬱になり記憶が飛び、解離性障害が発生する・・・ソレでも私は・・・」

先生「生きたいですか?、それとも・・・・?」

私「はっきり言えば消えたいです、でもその事で大切な子供達に迷惑をかけたく無い、だから踏み止まっています、それでも・・・リスカは止まらない、ソコが私の弱さかも知れませんね・・・・」

先生「本当の意味で弱い人間は、我に還り救急車呼ばないでしょ、〇〇さんは呼ぶ!、治療を望む!、それだけで充分ですよ!」

私「それしか知らないから、コノままじゃ死ねないから、ソレが本当の私だと思いたいから・・・今も、コレからも私は私でいたいから、ただそれだけです(笑)」

先生は「〇〇さんらしい生き方ですね」と言い笑った

私らしい生き方・・・・・お母さんで有りたい


ではまたね~~~(^-^)
"

鳥になった少年[8 ・空へ・おわり]

2023-06-15 01:43:00 | 短長編小説
暗くて長いローカの先に有った扉を開けて3人は中に入った

ソノ部屋は・・・・・想像していたより酷く明かりは無く
ただ小さな天窓が有った

ベビーベッドらしき物が有り・・・お母さんは私達にまったく気付く様子はない

だがソノベッドには1羽の白い鳥が居た

お母さんはその白い鳥に向かって何かを話してるようだ

だが本当に小さな声でぶつぶつと呟く様に話しているから
何を話しているのか私達には聞こえない

すると妹が何かを話し出した
「あなた坊やって言う名前なの?、それって変な名前だね、本当に坊やって名前なの?、えェ~~~知らないの自分の名前なのに?、普通は皆生まれた時に名前付けてもらうんだよ、えッ!、名前知らないの?、私は(エミー)本当の名前は(エミュール)なんだけどね、でも家族は(エミー)のほうが呼びやすいって、友達も皆(エミー)って呼ぶわよ 、歳は5才、あなたは何歳?」

屋根裏部屋の主
[ナマエ・トシ・ナニ?・キミノ・ナガイ・ネ、ソレ・ナニ?]

妹「ナガイ?、長い?、あっもしかして手足の事?、私と一緒の子も居れば、長くても動かない子も居る、それにあなたみたいに、手が無い子や足が無い子も居るよ、耳が聞こえ無い子や目が見えない子もいる、話しが出来ない子も居るよ、でも皆同じ子供は子供、大人は大人だよ、でも誰も隠れてないよ、普通に遊んでるよ!、皆友達だもん・・・」

屋根裏部屋の子
「コドモ・オトナ・ナニ?・テ・アシ・ナニ?・タクサ・ン・ナニ?・ワ・カラ・ナイ・ココ・シカ・シ・ラ・ナイ?」

長女か
「エミー?、あなた誰と話してるの?」

エミー「誰ってこの子だよ?」
長女
「エミー、私には白い鳥に見えるの!、エミーには何に見えるの、ソレにお母さんは時間が止まったみたいにまったく動かなく成ってるのよ!」

弟(兄)「エミー、僕にも白い鳥に見える、まるで白鳥みたいだ?」

エミーは少し黙って考えた・・・・
「あのねお姉ちゃん、お兄ちゃん、私は今ね手足の無い男の子と話してるの、この子には名前が無いんだって、それに言葉も上手に話せないの、この子は生まれてからこの部屋でずっと住んでるんだって、私達みたいに姉弟や友達も知らないって、後・私についてる長いの何?って聞いたの、長いのは手足の事」

長女「解ったエミー、じゃあその子に聞いて!、お母さんを知ってるのって?」

エミーは解ったと言いその子に話した
「ねえ、あなたこの人(母)知ってる?」

屋根裏の子
「トキ・トキ・クル・オバサ・ン・コノ・オ・バサ・ン・ボウ・ヤ・ユウ・コレ・オバ・サ・ン・ユウ・ダカ・ラ・オバ・サ・ン」

エミー「この人はおばさんじゃナイの!、私達のお母さんなの!、お母さん知らないの?」

屋根裏部屋の子
「オカ・サ・ン・ナイ・ニ?」

エミー
「お母さんは私達を生んで育ててくれてる人、お父さんも居るよ!、お父さんは仕事して、お給料もらって私達のご飯や・・・後洋服も買ってくれるの、今私が着てるのはパジャマだよ、これは寝る時に着るの、あなた本当に何も知らないのね?!」

長女「エミー、その子に話して、この人は私達のお母さんだから返してって」

エミーはうなづきながら
「あのね、あなたがおばさんって言ってる人は、私達のお母さんなの、だから返して!」

屋根裏の子
「オサン・イイト・ナニ・モ・デキナ・カラ・ババあ・エ・さだし・(下を向きにやりと笑う)・ダッタら・変ワリの・えサ・・・後少ししたら・誰がエサくれる・・・俺を甘く見るな!、誰かひとり選べ!!、早く決めろ!!、ハハハハハヒーィー、ハハハハハはーーははッ、人間は自分勝手で、愚かなんだよ!、早く俺の餌を決めろ!早く早く!!餌を差し出せ!!」

エミーは姉にしがみ付き泣きだした「お姉ちゃん!怖いよー、この子がねッ、この子がー」

長女「エミー大丈夫だよ、私達にも聞こえた!」

長女は弟に
「あなたにも聞こえたよね!!」

弟「聞こえた!!、えさってどう言う事だ!!、エサって何?、話せ!バカ鳥!!」

屋根裏の子
「生け贄は生きる為の俺様のエサだよエサ、ほら早く決めろよ!!」

長女「アンタ本物じゃないんだ!、本物のここに居た子供はどうしたの!!、お母さんと一緒に死んだんだよね、あなたは何?!」

屋根裏の魔物
「ここいたガキなら、ず~っと昔に俺が食った、柔らかくて旨かったぞ~、なんせガキひとりで10年分の栄養に成ったからな!、アレハ絶品だった、旨かった~、まさかソノ後追って母親が自殺するなんて、こっけいだったけどな、やっぱり餌は(エミーを指して)こいつが良いな、餌を渡せば母親は見のがしてやるよ!」

ソノ時だった眩い光が・・・・
光の中からお婆ちゃんが現れた

子供達は驚きを隠せない!!?!
長女は・なぜ?・状態で死んだはずのお婆ちゃんを見て
「本当にお婆ちゃんなの?!」

するとお婆ちゃんは
「ありがとう、アイシャ(長女)、お婆ちゃんの、お兄さんとお母さんを殺した化け物を見つけてくれて、この上娘(母親)まで連れて行かれる所を、助けてくれて本当にありがとう」

私はびっくりしてトーマとエミーを抱き寄せたが
二人共その場で眠る様に気を失ってしまった

どうやらお婆ちゃんは
本物のようだ優しい笑顔が教えてくれたから少し安心した

お婆ちゃんが言った
お母さんとお兄さんって・・・・
話してくれた屋根裏の子供の事なのだとすれば

あの話しは・・・お婆ちゃんの・・・・・?!!

お婆ちゃんがバケモノに話し始めた「よくも私の兄と母を!!」

バケモノは
「あァ~~、お前あの時のガキか!!、食いたかったな~、あの時母親が現れなかったら食えたのに!!、アイツがじゃましたから、でもあのガキは絶品だった、旨かった~、そうか!!だからこのガキ達から甘い匂いがするのは、俺が食ったアノ時のガキと血が繋がってるからか、なら益々食いたい!!、お前はもう死んでるんだろ(ハハハー笑う)なら何も出来ない、でも俺はできるッ!!」

お婆ちゃん
「お前には何も出来ないんだよ!!、この子達はただの幻影だからね」

バケモノ
「・・・幻影!!、偽物かッ!、だったら何故俺が見える、1番旨そうなガキは話しも出来た!!、コイツらの母親は・・・!、まさか!!」

お婆ちゃん
「気付いたようだね、私の娘はお前の時間の中に入ってしまったけど、その子供達はお前の時間の中には入ってイナイ、だから私の娘(子供達の母親)の時間が止まった!!、要するにお前が自分から声を出し話したから、過去の世界ではないこの世界に足を踏み入れた」

バケモノ
「まさか!!、そんなハズ・・・ナイ!!・・・オレは永遠を手に入れたはずだ・・・・」

お婆ちゃん
「バケモノ!!確か・お前は時間を越えた世界では生きられないって、小さな私に話したよな、時間を越えた世界で朝の光に当たれば溶けて消える!、あの小さな天窓からは朝日が差し込む、そしたらお前は永遠に消える!、後少しだ!!どうするバケモノ!、お前が消えれば娘も元に戻る、全て私の孫達が叶えてくれた!!」

バケモノ
「オレは・・・・・永遠を手に入れた・・・オレの世界に入って者は全てオレのエサだ!!」

(長女)私は・・・今何を見て居るのだろうか?!?!・・・お婆ちゃんと鳥が話してる事が事実なら・・・思考停止!!

お婆ちゃん
「バケモノが作った・まぼろし・の世界は消えたのさ、だからアタシの娘の時間が止まった、コレは全てバケモノがアタシの兄さんを食べた時に話した事だろ、アタシがバケモノを殺してやるって言った時に!、お前には無理だって話したんだよ!、オレは自分でいくつもの見えない壁を作ったから、招き入れなきゃ誰もオレの世界に入れないって、でも私の孫達は壁を破りバケモノの所へ、自分達の母親を取り返しに来たんだよ!、しかも今は娘の時間が止まってる、お前が孫達の世界に来たんだ、もうバケモノに永遠の時間は無いんだよ!!」

バケモノ
「なッ!!・・・・コレは!!」

お婆ちゃん
「・・・・どうやら、バケモノの大嫌いな本物の朝日が出てきた、コレで私の兄さんはお前から解放される!!、兄さんは・・・・(涙)」

長女[・・・全部お婆ちゃんの大切な人達の話しだったんだ・・・、もしかしてお婆ちゃんの視力を奪ったのは・・・・]

バケモノ
「やッ!!ヤメロー、日を・・・オレに・・・当てるな~~~ヤメロ~~~~、止めてくれ~~~死に・・た・く・・・ない~~~」

長女[屋根裏部屋のバケモノは消えた、でもその後に残ったのは卵?!、卵が割れて!!鳥が生まれた、鳥はまるで私の存在を知ってるかの様にこっちを見て・・・笑ってる?!?、お母さんと弟妹は消えていた、お婆ちゃんは透明に成ってく、でもお婆ちゃんは笑顔で言ってくれた]

お婆ちゃん
「アイシャ、ありがとう、この出来事は、お母さんやトーマとエミーの記憶には残らない、アイシャごめんね」

アイシャ
「お婆ちゃん私なら大丈夫だよ、お婆ちゃんはコレから天国に行くの・・・・」

お婆ちゃん
「行かないよ、私はエミュール兄さんと一緒に世界中を飛び回るんだよ、兄さんは生まれ代わったら、自由にどこへでも行ける鳥に成りたいって言ってた・・・だから私も」

・・・・・・・・空へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

アイシャ
「あれは全て夢だったのかも知れない・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回のお話し始めます

ある日の事一組の家族が古いアパートに越してきました

その中にアイシャと言う女の子がいました
少女は遊び盛りの好奇心旺盛な子供
まずは新しいアパートの探検開始

少女は屋根裏部屋を見つけてました
早速屋根裏を探検
その部屋には古い家具が有りました

少女は少しだけ開いてる引き出しが気になり開けてみました

するとそこには一冊のノートと鍵が入っていました

ココから始まりますよ・・・小さなアイシャの・・・たんけん!!がッ

ーーーーーーーーー〆


ではまたね~~~\(^^)/

終わった~~~もう書かない・絶対かかない!!φ(..)

書かないってんだろ!!
おーい!!!!
何書いてんだよ((( ̄へ ̄井)!!

おしまい
"