神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

たったひとつの夢のために[番外・後編 山本 香]

2019-02-24 23:12:09 | 短長編小説
それが始まったのは

私が小学校へ入って直ぐだった


入学式に両親と子供用の車椅子に乗った彰が来てくれた


御近所に同世代は居なかった

幼稚園の同園生は2・3人居たかな?

でも同じクラスの人は居なかった


次の日から学校へ最初の2週間だけ

朝は近くの上級生と一緒に行く

帰りはできるだけ固まって近くの人と一緒に帰る


クラスの名簿を見ながら母さんは

母『途中までなら・・・・、この子とこの子かな?』


母さん成りに考えてくれていた

でも事はそんな単純なモノじゃ無かった


帰り所か朝も私はひとりだと言う事

母さんは知らなかった

ワザワザ話して心配させたくなかった


ひとりで行くと決めたのは

学校へ入学前からだ

近くの上級生が嫌いだったから


理由は何も知らないのに彰の事をキモイとかバケモノと言ってるのを聞いたから


入学式の日クラスの保護者達のささやきも聞こえてきた


[可哀想・事故とか?・生まれつき?

あんな子供を見世物みたいに連れてくるなんて・・・・・虐待でしょ!]


[何考えてるのかしら酷い親だわ、子供達だってビックリしてるじゃない、どうにかならないのかしら?、本当に気味が悪くなって来たわ!]


言い方はサマザマだけど結局

全て彰の悪口


何言われても家の両親はヒルマナイ

堂々としてる


私も同じだ!入学式が終わり皆で歩いて帰る

私は大声で彰の名を呼び駆け寄る

姉『アキラ~』


彰は笑顔で私に抱きつき

「お姉ちゃん、おめでとう」 

100点の笑顔をくれる


姉『ありがとう~』

私も100点の笑顔を返す

姉『アキラ、お姉ちゃんの歩いてる所見てくれた?(笑)』


「見たよ、練習通りだった、お姉ちゃんが1番カッコ良かった(笑顔)」


姉『でしょ~、お姉ちゃんが言った通り、アキラに見えるように歩いたからね(笑)』


私とアキラが話すのを見ても

ヒソヒソ話は聞こえる


[練習ってつまり皆の前で障害者家庭をアピールって事かしら~(クスクス)、最低ね同情集めかしら、あんな子供が同じクラスに居るなんて、家の子大丈夫かしら

一緒にされたらどうしましょ]


その時だった

・・・・・あの~山本先生ですよね

[あの人誰?先生って言ってるわよ、何様なの?]


父『はい!、〇▲先生じゃないですか、お久しぶりです、その後どうですか?お代わり有りませんか?』


〇▲『はい、お久しぶりです先生、その節は色々とお世話に成り、本当にありがとうございました』


〇妻『先生!お久しぶりです、あの時は大変お世話に成り成り、本当にありがとうございました』


父『いいえ私は何も、極当たり前の事をしただけですから、全てはご主人と奥様の努力のたまものだと信じています(笑)』


〇▲『いいえ、あの時先生が居てくれたお陰で決心できました、私に勇気が無かったばかりに、待たせてしまいました、後少し遅かったら私達は大切なモノを失う所でした』


父『そうか・・・もうそんなに、息子さんも新入生ですか、何組かな?、家のはあそこに・・・・』


〇▲『香ちゃん、彰君大きくなりましたね、僕が会ったのは1歳過ぎ迄でしたから、もう私や妻の事は覚えてないでしょうね』


父『香、彰、母さん、こっち』

母『あッ!、〇〇先生!!』


〇▲『奥様お久しぶりです、彰君も元気そうで嬉しいです(笑顔)』


「・・・・???、お母さん?誰?」


香『アキラの先生!!』

〇▲『香ちゃん、先生の事覚えてくれてるの?!』


香『(笑)アキラの先生は皆覚えてます!、私アキラのお姉さんだから、アキラ、この先生ね、前の家の時に通ってた病院のアキラの先生だよ、覚えてないよね、アキラまだ赤ちゃんだったから、でも忘れないでよ、アキラの先生のひとりだからね(笑)』


「解った、忘れない、え~ッと〇〇先生?」

香『そうだよ(笑顔)、先生のお嫁さんは、看護師さんでしょ!』


〇妻『香ちゃん凄い、おばさんの事も覚えてくれてるの!?』

香は笑顔で『はい』っと答えた


〇妻『奥様、あの時はありがとうございました』

母『いいえ、こちらこそ、ありがとうございます、後ろにかくれんぼしてるの息子さん(笑)』


〇妻『ダメなんです内気で、学校行かすのが心配で、香ちゃんも3組なの?、香ちゃん、剛(つよし)って言うの仲良くしてくれないかな?』


香『アキラの先生と看護師さんのお願いなら聞きます!、つよし君、私は香、お友達になって下さい、この子は弟のアキラ、生まれつき足が無いの、後左手も無いの、それを助けてくれたのが、つよし君のお父さんとお母さんなの、お願いします、私とアキラのお友達になって下さい』


香が手を差し出した時

剛が母親の後ろから手を出し

『よろしくお願いします』と言った


その後2人は小中校と同じ学校へ通った

幼なじみとなり


香と剛の家族は長い長い付き合い相手になった


香はクラス中でつま弾きにされた

本人は法定内の事だと納得していた


そんな中でも香は何を言われても

全ての事を質問と受け入れ

答えを相手に話し


その後質問返しをする

その様に相手に答え+質問を繰り返し続けた


結局誰も香に質問されても答えを返せなくて相手が香との言葉のやり取りをしなく成る


でも学校内で1日中何も話せないのは

香自身も窮屈に成る


でもそんな香にも

ただひとりだが話し相手がいる

それが剛だ


剛の存在は大きな助けになった


剛は確かに引っ込み思案だが

香がクラスの人にアキラの事で悪口を言われたら


香よりも剛のほうが怒っていた

影で香やアキラの悪口を聞いたら

ようしゃなく言い返していた


剛はただの引っ込み思案ではなかった

父親が医師であることから

他人の悪口や中傷する言葉が大嫌いだった


医師は全ての人に平等で有るべきだと言う事を父親の行動が物語っているから


剛も自然に心の中にそうで有る事を心掛けていたからだ!


他の人が香に対して攻撃体制で話しをしてくるのを耳にすれば

おとなしい剛が豹変して話すべき事を相手に伝える!


いつの間にか皆が剛の事を怖いと言う

だから香への攻撃は小学校3年までには

ほぼ収まりつつあった


でもそんな剛の1面に香は気付いていなかった

そういう形で剛に守られている事も知らなかった


[剛は香に初めて会った時に恋をした

こらが剛の初恋だった]


[だから香を陰ながら助ける事を決めた]


香は剛が居るお陰で学校でのストレスを抱え込まずにすんだ


嫌だと思った事を剛が見つけると

剛は自然な形で

剛『香ちゃん何か有った?』質問する


そんな剛の言葉に

香『う~ッ、またローカ歩いてたらアキラの悪口言ってるの聞こえた!!、何も知らないくせに!・・・・』


剛『香ちゃん、今日学校の帰りそのまま香ちゃんの家行って良い?』


香『良いよ、でも剛君のお母さんには話してないんでしょ?』


剛『うん、だから香ちゃんのお母さんに話して電話掛けてもらうから(笑)』


香『解った、でも遊ぶのは宿題終わってからだよ!』


剛『解ってる、アキラも帰ってくる時間だからまたキャッチボール出来るし(笑)』


香『剛君?、結局アキラと遊びたいんだ!、でもアキラも喜ぶから良いけどね(笑)』


剛『うん、ありがとう(笑)』


香『でもいつも思うけど、剛君の弟だってアキラと同じ年でしょ、遊ばないの?、遊ぶよ、夜お風呂一緒に入ったりもしてる、でも今日お母さん仕事だし、弟と妹は夕方お母さんと一緒に帰って来るまで、僕ひとりだから』


香『あっそっか!、今日は剛君のお母さん仕事なんだ、そうたね、家にひとりより、私の家にいる方が楽しいよね(笑)』


剛は香の笑顔に笑顔で返した


[剛は養子だと言う事を知ってる、結して家で仲間外れでも無い、両親も甘やかす叱るは弟妹と同じに接した、剛は香と一緒に居たいからアキラを口実にした、剛の両親も香の両親も理解していたが、なぜか香だけが気付かなかった、香は剛の事を1番の友達だと思っていだけだ]


[その気持ちが変わり始めたのは、高校に入ってからだった、剛も香も学校で1・2を争う成績だが、その事はお互い認め合っていた、でも高校生に成り香にも同性の友人が出来た、二人が学校で話すのも減っていた、香は剛が沢山の女子にコクられてる事を友人を通して初めて知った、そんな事が続き香は剛に対して距離を取った、それでも剛は昔と変わらず香の家に行く、それとは別に相変わらず香に届く全ての物を寸前で止めていた、香の下駄箱や机に入れて有る物は、1早く見つけ全て回収していた、相手が解る物は本人に二度と香にこんな物を渡すなと突き返していた、喧嘩に成る事も有ったが、剛は幼い頃から空手を習い黒帯を取得していた、それら全て香を守る為に必要だと考えての行動だった]


そんな事が裏で成されていた事等

香は全く気付いていなかっのだ


だから卒業前に今まで剛の存在がどれ程大きかっのかを

ギリギリに成って初めて気付いた


卒業後それぞれ違う大学に進学が決まり

剛とは一緒に居る事ができないと実感した時に自分の気持ちに気付き悩んだ


なのに剛はいつもと変わらず香に接してくる


今さらだけど剛の優しさに甘えていたと気付き


自分は剛が好きなのだと気付いた事で

香はしだいに不安な気持ちに成った


剛は香の気持ちも知らずに

他の学友達といつもと変わらず話しをしているのを見て

そんな剛を見るのが辛く成る


しだいに剛の横から離れている自分に対して苛立ちを隠せず

剛が香に話しかけて来ても聞こえなかった振りをしてその場を離れる


そして卒業式の前日も香は

色々な男女が好きと告白する姿を見たり聞いたりしていたが


そんな中偶然・剛が何人かの下級生や同学年にコクられて居るのを見た


香はその場から逃げ去った

でも剛は相手に断り香の後を付けた


逃げた理由はいつも一緒に居たのに

当たり前だと錯覚していた・・・・と思ってしまったからだ


その時だった男子にコクられたが香は何も答える気力を失っていた・・・相手は目の前で香の答えを待っていたが


その時香の後を付けていた剛が香の前に立ち相手を遮断して


剛『あァ~~ダメだめ!!、俺と香は大学卒業したら結婚するから!、だから香にコクるのは禁止だって皆に話してたんだけど、君知らなかったの?!、香には2度と近寄るな!!』


〇男子『いつからそんな仲に?』

クラス中がビックリして声をあげた


勿論1番ビックリしたのは香だったが

母と話しをした時にひとつ思い出した約束の紙が有ったから


香は剛が約束を忘れていなかったのだと納得した(笑顔の約束)


剛『小学校3年の夏休み、家の家族と香の家族が一緒に旅行に行った時、香と約束した!、その時香と両方の家族の前で約束の承諾書を書いた、だから俺と香は両家が認める仲って事だ!!、解ったらコレから先も香にコクる奴に半殺しにされるって事覚えとけ!!』


二人でした約束

[大きくなったら、僕のお嫁さんに、成った下さい]


私の返事は?・・・・確か

剛が一生私を好きだっていうなら・・・お嫁さんに成ってあげる!!


香は席を立って剛に言った

『剛が側に居ないから、私こんな嫌な目に合ったんだよ!!、罰として今日帰ったら、パンケーキおごってよね!、解ったの!!返事は??』


いつも通り威張ってた

けど涙目で剛に言った


剛『ゴメン怖い思いさせたね!!、帰ったら着替えて迎えに行くから、パンケーキでも何でもご馳走するから、香、機嫌治して下さい!!』

いつもの様に弱々しくそう言った


すると香は目をウサギみたいに真っ赤にして

香『帰りにアキラの好きなチーズケーキも買って!、それなら許す!』


剛は香には絶対頭が上がらない

先に惚れた弱みでどうしても弱々しく話しをする

剛『解ったって!、今日香の家で卒業祝いと大学合格祝いだもんな、人数分買わなきゃな!』


香『そうだった!忘れてた!、卒業式前しか都合のつかないから今日だ!!、早く帰ろう!!』


剛『そうだな、帰ろうか、香(笑顔)』


それぞれ違う道を進む二人だが

大学卒業後に結婚する事をその夜

両家の親達の前で告げた


香は弁護士

剛は外科医


剛は子供はまだ先だけど籍だけは

先に済ませたい理由が有った


それは剛が山本家の婿養子に成ると決めていたからだ


大学卒業前に

剛は両親と弟と妹を集めその話しをした


剛は両親の実子ではない

本当両親は剛が4歳の時に事故で亡くなった


その時運ばれたのが今の剛の両親が働いていた病院だった


アキラを出産しその後のケアを担当してくれたのが剛の両親だった

父親は小児科医・母親は看護師


実の両親は剛をかばうように覆い被さり

奇跡的に剛だけが助かった


病院側から親族に連絡を・・・・

その時慌てて救急へ飛び込んで来たのが

剛の今の両親だった


剛の実親と〇▲先生は同じ孤児院で育ち

剛の実親は〇▲先生を兄と慕っていた

だから〇▲医師が自分の弟夫婦だと話した


その当時〇▲先生の奥さんが出産し半年やっと看護師に戻ったばかりだった


剛と実親は親戚として付き合っていた

それぞれの理由も有ったが

剛が目覚めた時引き取り手が無ければ

当然剛は孤児院へ


〇▲先生は絶対に嫌だと考えていた

自分達3人は孤児院で育ち

やっと普通の暮らしを手に入れたのに

その子供をまた孤児院へ


妻と何度も話しいっぱい悩み

そしてアキラの父親が弁護士だと知り

相談を聞いてもらっていた


養子・・・生まれて半年の我が子と妻の仕事復帰・・・悩むのも当然だ!


〇▲の妻はひとり悩む夫に上手く説得が出来ずにいた


だからあの日〇妻は弁護士事務所来た

〇妻『先生お願いです!主人の迷いを経ちきる方法を教えて下さい!』


そう話しに来た香とアキラの父親は

弁護士ではなく自分がアキラを受け入れることができた理由を話した


父『家は香から学んだんです、香はアキラを見て世界一可愛いい弟、そう言ったんです、子供って不思議ですね嘘が無い、可愛いいモノを可愛いいと言う、花を見て綺麗だと思えば綺麗だと言う、私達夫婦は子供達に思い知らされました、大切なモノはその周りにある全てを大切だと思わずには、本当の意味の大切だと言う事に気付けなかったかも知れない事を、私達夫婦は全て子供達に教わったんですよ、私に出来るのは剛君をあなた方御夫婦の養子にする手続きだけですよ』


〇妻は家に帰り〇▲主人に話した

『今日私、看護師辞めてきました!!、家には子供が二人居るんですよ、専業主婦をさせて頂きます!!、あなたどんどん仕事してお金稼いで下さい!!』


〇▲『えッ!!』


でもその言葉で〇▲先生は弁護士(香の父)の所を訪れる決心をした


〇▲『弟夫婦が事故で亡くなりました、残された弟夫婦の大切な子供を養子にしたいのですが、先生引き受けて頂きませんか?』


父『解りました出来るだけ早く手続きをさせて頂きます(笑顔)』


剛は叔父夫婦の養子になり

幸せに育てられ弟妹とも本当に仲が良い

だからこそ両親と弟妹達を集め皆に話した


剛『僕は香と結婚します!、でも今はお互いする事があります、その事をお互いの両親や家族に認めて欲しくて、大学卒業後に僕と一緒に香の家に行って下さい』[剛は両親に深々と頭を下げた]


剛の父親は『香ちゃんの家に養子に入ると言う事かな?』と質問した

母親も弟妹もビックリした

でも父親以外誰も言葉を放たなかった


剛『やはり父さんは反対ですか?』


剛父親『出きれば今のままでと願っていたんだが、病院を次いでくれると言う事に変わり無いので有れば、後は剛の意識に任せる、決意は変わらないのだろう、だから賛成する、でも私達も山本弁護士先生達も、皆剛の家族だ何も変わらない、香ちゃんを幸せにする事それだけは絶対守って欲しい』


剛『父さんありがとうございます、僕はこの先も、生んでくれた両親と父さん母さん弟妹、それに山本家の方々も大切に思い、この先の人生を香と一緒に添い遂げたいと思います、僕のワガママを聞いて頂きありがとうございます』

[剛は両手を床に付け深々と頭を下げた]


年が明け両親と剛の3人で山本家を訪れた


そして今日

お祝いの日に二人反ろって家族全員に話しをした

婿養子に入ると決めたのだから剛は就職が決まる前に名字を変える事を願った


山本家当主は

『ありがとうございます、お受け致します』っと言葉を返した



ゲリラ豪雨は剛が勤務していた病院を通り道にして

山本家に進路を進めている最中だと香に電話を掛けて剛は香を実家に帰らせた


それでも

まさか孤立状態に成るとは予想外だったが・・・・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〆


またね~(ー_ー;)めんどくさいので誤字はいつも通り自分の判断でヨロシク!!


香ちゃん・剛君・お幸せなのね~~~

バケてる人ごめんです・・・・・

たったひとつの夢のために[番外・前編 山本 香]

2019-02-24 17:26:52 | 短長編小説
山本 香(かおる)

今から25年前の3歳の夏

弟が生まれた


生まれた直後弟には会えず

母が弟を連れて家に戻ったのは

1ヶ月後だった


その当時住んでた家に沢山の大人達が集まり

凄く怖い顔してベビーベッドに寝かされた彰を睨み付けていた


私が彰の頬をさわると目を開けて

私の顔を見てニッコリ笑った


凄く可愛いいのに

なぜ集まった大人達が彰を怖い顔で見ているのか理解できなかった


彰が産まれて1週間がたった頃だったと思う


お父さんとお母さんに大切なお話しが有るからと言われ

その時初めて彰の身体の事を聞かされた


彰には足が無い左手も無いそれでも

『香の弟は、とても可愛いのよ』

母が言った


父は姉弟仲良くしてくれるかなっ

と私に聞いた


私にはまだ父と母の言葉を理解できなかった

ただ自分に弟ができた事が嬉しくて


『はい!』っと答えた記憶はある

そしてあの日を迎えた


沢山の大人達が彰を睨む

その時私は言ったらしい


母から聞いた

『彰を怖い顔して見る人は、皆家から出て行って、彰はこんなに可愛いのに、どうして皆は彰に怖い顔を見せるの、皆大嫌い!早く出て行って!』


3歳の私は泣きながら何度も何度もそう言っていたらしい


その言葉でおばあさんが私の腕を引っ張り引き離そうとした

あの時の腕の痛みは覚えてる


優しかったおじいさんとおばあさんは私に言った

『香ちゃんは化け物と一緒に暮らしてはダメなのよ、周りのお友達も香ちゃんの事を嫌いに成るから、お父さんと香ちゃんは、おじいさんとおばあさんの家で一緒に暮らすのよ』


母は泣いた

父は私と母と彰の間に入り凄く怒った


香「私はどこにもいかない!、お父さんお母さんと彰と4人が良い!!

いっぱい泣きながら何度も何度も言った


騒ぎが修まりひとり二人と  

皆帰って行った


私はお母さんに抱かれていっぱい泣いた

一緒が良い・一緒が良い・何度も繰り返し・繰り返し・泣き続けた


そしたら彰も連られて泣いた

私は慌てて彰の所へ行き

「大丈夫だよごめんね、お姉ちゃん泣かないよ」

そう言って小さな弟の半分しか無い左腕を持って頭を撫でた


可愛いい可愛いくって

『ずっと一緒に暮らそうね』っと笑った


するとそれに答えるように彰も笑った

それが弟との出会い


1年2年3年・・・・・

彰といっぱい遊んだ

確かに見た目は他の人とは違う

それでも彰はいつも笑顔を私に送ってくれる


沢山努力して3歳で両足の太股の残っている足に丸くてクッションがある器具をはめた

底が少し平らな部分が有り

彰はそれをはめてから立つ事ができるようになった


沢山歩く練習してその器具を装着して歩けるように成った


勿論話しは普通にできるし

右手でスプーンやホークを持ち自分でご飯も食べる

トイレだって台が有るからひとりで行く


何も変わらないんだよ!それなのに彰を化け物と言った人達がいる


あれ以来その人達とは会わなく成った


お父さんが全ての親戚と縁を切ったからだ!


それなのに

私が幼稚園に通いだしたある日

園へおばあさん来て

私を連れ帰ると言った


園長先生が閉まった門の所で

お迎えの通行書が無ければ中には入る事はできませんと断った


すると次の日待っていた様に迎えの時間に沢山のお金と弁護士を連れ

おばあさんが又来た


私は訳がわからずあの怖かった日の事を思い出した

腕を捕まれ無理やり連れて行かれそうに成ったあの日


でもその時丁度お母さんとベビーカーに乗った彰が迎えに来てくれた


怖かった・本当に怖くて泣いた!?

『おばあさんもこのおじさんも大嫌い!』泣きながら大声で叫んで

お母さんの所へ走って行った


その時は彰が私の頭を撫でながら

『お姉ちゃん、大好き』っと言い

にっこりと笑った

その笑顔につられて私も笑顔に成る


母は言葉無く

おばあさん達に軽く頭を下げ

先生達に挨拶をして『帰りましょ』と言った


するとおばあさんは

お迎えに来ている他の父母の人達に聞こえるように

『この人は義理の母である私に、孫娘に合わそうとしない鬼です、鬼だからバケモノを生んでも平気な顔して、皆様の前に連れて来て孫娘がバケモノと同類だと教えて、友達を作らせ無い様に虐待をしているんです、車椅子に乗ったバケモノを見て気分悪くされた方には、私からお詫び申し上げます、どうか孫娘とバケモノが一緒だなんて思わないで下さい、孫娘はバケモノと鬼母が怖くて泣いています、どうか解って下さい鬼母に虐待を受けるから、泣きながら帰るんです、本当は私と主人と父親と4人で暮らす事を望んでいますご理解下さい、泣きながら帰る孫娘を救うために協力して下さい、お礼として謝礼金をお渡し致します、どうか皆様ご協力をお願い致します。(嘘泣きだ)』


そんな酷い事を園の皆が居る前で言った


私は・・・・・近くまで走って

香『恥ずかしのはそんな事を言ってる、おばあさんだよ!、小さい時から何度も言った!、アキラの悪口を言う人は大嫌い!、お母さんは鬼じゃ無い!、アキラはバケモノじゃ無い!、私に沢山の笑顔をくれる、天使だよ、鬼はアキラをバケモノと言うおばあさんだよ!!』(大泣き)


母が止めるのも聞かず私は何度も何度も泣きながら言った!

『アキラは天使だよ、私の大好きな弟、おばあさん大嫌い!!、もう会いたくない!!』(大泣き) 


そう話した時アキラが車椅子から降りて私の側に来た

「お姉ちゃん大好き」満面の微笑み


それを見ていた園の子達は

『本当だ可愛いい天使だァ~』笑顔

皆揃って声をだして言った


それを見てた保護者や先生達も

『本当に癒される笑顔ね~、天使みたい~』笑顔いっぱい


誰もが皆自然にアキラを見て

天使みたいだと言ってくれた


それを聞いた母は涙を溜め笑顔で

『皆様お騒がせして・・・』っと

謝罪をして

私を抱きしめてくれた


それを見たアキラは笑顔いっぱいで

「お姉ちゃんだけズルい!、アキラも抱っこして!」そう言ったんだ


そしたら皆に笑われた

でも私は幸せだと思った

アキラを天使だと言ってくれたのがたとえお世辞だったとしても

凄く嬉しかった


彰は私の天使だ!笑顔が大好きで

いつも一緒に沢山遊んで

沢山勉強して二人で沢山の事を学んだ


彰は他の人と何も変わらない

時にはケンカもした

どちらが悪い訳でもない


私が先・僕が先そんなケンカはしょっちゅうだった


母はそれを見て笑いながら

『二人ともいい加減にしなさい!、一緒に見たら!』と言うから

私もアキラも笑った


私が小学校へ行くようになり

そんなケンカはほぼ毎日有った


沢山ケンカをしたけど

それも私には大切な日々だった


おばあさん達は幼稚園騒ぎの日から来なく成った


お父さんが言った

『もう2度とおばあさんや親戚は私達には近付けないから、安心して外で遊んで良いよ』


今だから解る

お父さんの両親は彰を認めない

だからお父さんとお母さんを強制離婚させようとした


私をさらいお父さんを家に戻す

バカな話だ


父さんの家系は検事や裁判官と言う

世間ではエリート

父さんは3人兄弟の長男で跡取りだったらしい


でも父さんは検事では無く

家族の大反対を無視しで弁護士を選んだ


結婚相手も自分で決めた

それが母さんだった



私は高校卒業を目の前にして

部屋でひとり泣いていたのを

母に知られて


『泣くほど辛い事が有るなら、独り言でも構わないから、言葉にしたほうが楽だと思うわよ、香が泣いてるとアキラが学校から帰ってきたら、母さんが泣かせたのか!、って誤解されそうなんだもん~』


[だから・・・独り言・・・]

高校を卒業する時

小中校と一緒に過ごしてた

幼なじみの事を好きだと気付いた


一緒に過ごす時間はここで終わる!

お互いに目標が有り

同じ大学に進め無い


一緒に居るのが当たり前だと思いこんでいた


だから・・・・自分の気持ちに気付けなかった・情けなくて泣いた


約11年間も自分の気持ちに気付けなかったなんて・・・・・


正直自分でどうすれば良いのか解らなくて・ひとりで泣いてた


その時母さんが来た独り言終わり!


すると母さんも[独り言を話す]と言って本当に話し出した


父が大学2年

海の家でアルバイトをしていた


母が高校3年の夏

友人達と海に遊びに来て出会った

出来事を・・・・・


母は海岸で落とし物をした

友人達には『行く所が有る』と話し海岸で別れひとり夕日の中

この辺だろうと探していた


当時海の家でバイトをしていた父が

砂だらけになって砂浜で何かをしている母を見ていた


バイトが終わり

海岸に人が居なくなっても

ひとり這いつくばってる母が気に成り懐中電灯を持ちやって来た


懐中電灯の明かりを向けられ

母はビックリして振り返り父を見た


その時父は

『女の子がひとり、こんな暗い中何してるのかな?、夏の海岸は危ないと思うけど?!』


母『じゃッあなたは危ない人なのね、私は今忙しいから、あなたの相手はできないの、外の人を探した方が良いと思う、私みたいな子供に用が有るように見えませんよ!』


父『そうだな!、でも君が今何をしてるのか気になって、暗いし明かりが必要かと思ってね』


母は目に涙をためながら

『母の形見なの、ペンダントのトップの・・・偽物だけどダイヤが無いの、この辺だと思うから・・・・・』


父は何も言わずに海の家へ走って行った

母は震えながら涙を流した


すると何人かの足音!

砂がキシム音と沢山の明かりが近付いて来た!!


5人位の若者達が来る乱暴される!

のかもッと諦めた・・・


でも違った5人の若者は

『本当にこの辺?、もしかしたら海の中とか?、もう一回り範囲を広げよう!』


また人が集まった

『アリッタケノ懐中電気持って来た、〇と〇と〇は上から明かり頼む、お嬢ちゃん大きさは?』


母は声がだせずペンダントを見せたのよ

そしたらね父にお茶とパンとタオルを渡されたの?!


父『泣かなくて良い、必ず見つけるから、君はほんの少しだけ休憩をしなさい』


母は渡されタオルで涙を拭き

その中に居たお姉さんに支えられてその場を離れた


夜10時お兄さんやお姉さん達が家の事を心配してくれたけど・・・・


母『父と二人暮らしで、今日は夜勤だから・・・』素直に話してた


皆『解った、でも夜中の12時で終了、もし見つからなくても大丈夫、そのお姉さんに連絡先教えておいてね、僕達が引き続き探すから』


母は涙が止まらなくなり

お姉さんに抱えられ声を出し泣いたてしまった


[実は母は小学校へ入学直前に母親が病気で亡くなり、小学校へ入る準備が・・・、父親は働きながら不器用に家事をこなし頑張ってる、だから何も話せない、でも父親は準備をしていた事を知った、ある日の夕飯時に、明日荷物が届くから出かけない様にと言われた、次の朝起きて部屋が変?一ヶ所が開いてる、何が届くの?、昼1時ドアのノック開ける約束『どちら様ですか?』聞く『お父さんの注文の品を届けに来ました』約束の返事ドアを開けた、荷物を持った二人の男性、二人は荷物をほどき組み立て終了、見てビックリ!『出来上がり、ガンバレ1年生』母は声が出ない『(笑)ココに名前を書いて下さい』言われ自分の名を書いた『この紙をお父さんにね』母は涙声で『はい』と言った、届け物は勉強机と椅子、その夜に次の休みにランドセルとか一緒に買いに行った、母は父親の愛情を知り笑顔で居ると決めたらしい]


結局その日ダイヤは見つからず諦めた・・・でも優しいお兄さん達とお姉さん達に会い感謝したの


しかもよ帰りはお姉さんが車で送ってくれたの

皆さんの優しい配慮本当に嬉しかった


でもね帰りの車の中でお姉さんに叱られたの

誰もが皆良い人とは限らないから

もう絶対夜遅くの外出はダメよ!!ってね


そう考えると後で恐怖を感じたわよ

お姉さんの言う通りだものね


[はッハハっ、母さんだわ~天然]


それから2週間後8月の半ばお姉さんから携帯に留守録が入ってた

『見つかったわよ、今バイト中かな?、夜届けに行くね』


あの時はマサカって感じだった

信じられなかったわ

母はバイトが終わり留守電を聞き

家に帰りお姉さんに半信半疑で電話したの

母『あのッ、本当に?』


『本当だよ、毎日皆で休憩時間に交代で探したの、見つけたのは父君だよ、砂浜からジャンプして大声で海の家に走って来て、店に居た私達も皆で大喜びしたの、お客様にビックリされたけど、オーナーには事情説明してたから、オーナーも凄く喜んでくれてね、今夜9時ぐらいに届けるから待っててね、オーナーが預かってたペンダントにはめ込んでくれたから出来上がりだよ、後あのダイヤ本物だったわよ』


母『えッ!、お父さんは偽物だからって高校の入学祝いに・・・・・』


『偽物はチェーンだけ、トップ部分は本物だよ、多分指輪だったと思う、指輪をペンダントにした、だからトップは本物、偽物はチェーンだけ、ご両親の結婚指輪だったんじゃないかな?、ご両親は本当に愛しあってたんだね、〇〇ちゃんが素直に育ったのもご両親の愛情が深かったて事だと思うよ』


母は泣きながらありがとうございますとしか言えなかった


丁度その時帰って来た父親は電話で泣いてる母をみてビックリ!!


父親が電話を取り上げ事情を聞き

何度も何度もありがとうございますって

繰り返し繰り返し携帯に頭を下げてたから


母それ見てたらなんかおかしくって笑ったのそしたらね

電話きった父親がねそれに気付いて

一緒に笑っちゃって


最後には二人で笑いが止まらなく成って・・・・・・

母『私の独り言終了~~~(笑)』


香『え~~~そこで終了なの、結局父さんとの出会いだけ!、その後の結婚までの経緯は?』


母『母さんだって、心にしまっておきたい思い出が有りますから~(笑)』


香『母さんらしいわね、1番大切な思い出は心にッ・・・か!、私は・・・・・』


母『何悩んでるの!、香はいつも元気な行動派でしょ、自信持ちなさい、それが1番、香らしいから!』


香『私らしい?・・・私らしく?、私らしくって何?、確かに行動派なのは認めるけど、何だろう?、私らしい」とか・らしくって・・・言われても、自分を外から見れるなら解るけど?、自分の中身の問題なんて今まで殆ど考えたこと無いわ!、だいたい当たって砕けろだもんな~、だから約束事とかは必ず証拠残しとくからな~ッ・・・・あれッ!!』


母『香?!何かひらめいた!』


香『母さん!、ありがとう(笑顔)』


でもおじいちゃんって本当に優しい人だったんだ・・・・・


私が産まれる前に病気で亡くなってるけど会いたかったな

母さんの笑顔は昔から変わらないから好きだな


多分アキラの笑顔は母さんに似たんだろうな~~~(笑)


それでも私はアキラの笑顔が大好きなんだよね

あれは本当に癒される!


でも母と父の結婚を凄く喜んでくれたと話してくれたって昔聞いたな


なんか母さんって恵まれてるよね

父さんは凄く母さんが好きなのが解るし


浮気したりって無いのかな??

知りたい~~~(笑)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


またね~~(-.-)Zzz・・・・





(文字化けゴメン) たったひとつの夢のために[17]

2019-02-15 17:49:59 | 短長編小説
今の現状は
家族全員で守内かさ神豪雨から避難して
〇〇小学校に停めたキャンピングカーの中で
3日目の夜をむかえていた

ライフラインも途絶え電気もガスも使えない

ただ水道は出る
僕らが住んでいる場所は
水を確保するために結構大きな溜め池を作り

それにより水道はロカされ直接確保できる様に
昔の人達と水道局の約束が有る

だから水は溜め池が干上がらなければ通っているが今の状態では
直接飲み水には使えない

大雨の後はよく有る事だから皆知ってる

それでもトイレは流れるから助かる
小学校だけは唯一高台に有るが
各家々は斜面上に有るため
被害は覚悟しなければならない

情報によればどうやらこの町は孤立状態に成っているようだ

避難している人達の中には専用の薬を飲用している人もいる
今ここには医師や看護師と言う専門職の人はいない

せめて剛兄さんが居れば・・・・
剛兄さんは姉さんの旦那で
外科医いない者の話しをすれば家族皆が怒るから皆黙ってる

父さんは体育館にいる人達の心のケアを心配していた

9月の終わりとは言え
夜は寒く体調を崩す人達も出てくるはずだし
やはり専門職が居る・と・いないでは状況も全く違う

豪雨は収まりつつ有るが雨はまだ降ったり止んだり状態だ

昼間父さんと姉さんが家の周辺を見に帰ったが・・・・・・

とてもじゃないが今直ぐに人が住める状態では無いと教えてくれた

町内の人達も皆同じで
肩をおとしタメ息や涙する人達が殆どで
今は何かを出来る状態ではない

母さんと姉さんは地域の人達と一緒に炊き出しやその他手助けの為に働き続けてる

父さんも同様
他の家長の人達と今後の相談
特にこのまま孤立状態が続けば救援物資をどうするか?

結局誰かが山を越える・・・・
でも全ては雨が止むのを待つしか出来ない

町の中にはまだ水が溜まってる
深い場所で1mをを越える
本当に凸凹が酷い町だ!!

家は駅に近く少し高台だそれでも
このような被害は昔から何度も有った

それでも何とか2階に居れば安心できる状態だったが
ここ近年の雨は全く違う

1ヶ月前に台風が来た時は床下だけで済んだが
家の状態も良いとは言えない
だからリフォームを考えていた最中だった
とは言え家を含め町内の皆が無事だった事は何よりだ

父さん母さん姉さんが動き回ってる中
俺は昼間はバンの荷台に座り眺めているだけだ

でも体育館で窮屈な思いをしている人達とは比較出来ない位楽をさせて貰っているのは確かだ

そんな俺の元へなぜか母さんと姉さんが体育館で気分を悪くされた方達を連れてくる

俺に出来るのはそんな人達の話し相手をするぐらいかな

なぜか知らないが俺と話しをした人達はまた来るねと笑顔で体育館へ戻って行く

最初は俺の身体の事を気にして笑顔で戻って行くのかと思ったが
いつの間にか俺の回りに次々と人が集まってくる?

どういう仕掛けが有るのか?
まったく解らず姉さんに話した
すると姉さんが笑いながら以外な事を言った?!

姉『アキラはいつも相手の話しを聞いてから話しをするでしょ』

「確かにッ?、普通だろ?、相手が何か話したいから、・あのね・じゃないの?、だったら聞かなきゃ解らないだろ?、それって変なのか?理解できないけど?」

姉『普通だよ、でもさァ、今の状況で皆が人の話しを聞ける状態だと思う?、無理だよね!、家だけじゃ無いよね、車で寝てる人達、皆色々工夫して、車やテントで寝てるけど、誰もこちらへどうぞって、人居ないよ、ましてや話しなんかとんでもない、それでもアキラはどうぞと言う、話しを聞く最後は笑顔で又どうぞ、そんな事出来るのはアキラだけだよ、笑顔なんか出ないよ、家も大変だよ、アキラは知ってるよね!、それでもアキラは笑顔で返事をする、それが出来るのはアキラだけなんだよ、アキラの笑顔は昔と一緒、皆の気持ちを癒してくれる、だから私も愚痴を言える、家族皆アキラの笑顔が大好きだから、誰の心を癒すのはアキラにしか出来ない事なのよ、気付いてなかったの?』

「えっ!?、ウソ?、じゃ無いよねッ?、姉さん俺の事そんな風に思ってたの?!」

姉『やっぱ、気付いて無かったか、ふっはは・ハハハハ、アキラだわ~(笑顔)』

「何?!それ??!、理解不能だ!!(笑)」

姉『アキラらしいわ~~最高~~、アキラの笑顔は凄く優しいの、だから皆が釣られて笑顔になる、アキラの笑顔見た人達体育館の中で皆言ってるよ、優しい笑顔ってね、だから私言ってるの、アキラの笑顔は昔から私専用なんで取らないでね~って(笑)』

「え~~~!、ハハッハハハハッハハッ」

姉『天使の笑顔、(笑顔)』

「そう言えば、昔から言ってくれてたよね、忘れてた、今も変わらないッ・かァ、ありがとう姉さん(満面の笑顔)」

姉『今の笑顔100点の笑顔、(笑)私の方こそありがとう、コレからもそのままの笑顔で、ヨロシク~~~(笑)』


そんな話しをしたせいか解らないけど
なぜかとても懐かしくて・・・・温かくて・・・・それでも・・・・凄く・・・なぜか凄く・・・・大切で・・悲しい・・・・・・

どこから来るのか解らないけど
何かとても大切なモノをなくした悲しみが込み上げて来た

・・・・・・・・・翌朝雨が少しのんびりムードに成った

天気予報は雨が遠退いて行くと伝えていた

今日も沢山の人達が俺の側にやって来た皆が言う
『やっぱりアキラ君の笑顔に癒される~~~』なんて言葉も聞く

俺は普通なんだけどな~~~って
思うんだけど
癒されるなんて言われて悪い気はしない

昼食を済ませ皆はカタズケで忙しいらしく外には誰も居なかった

その時だったひとりの女性が
『すいません、ここって・・・』

「あッ!はい!何かご用ですか?」

見知らぬ女性?
『実は私〇〇村からきました、向こうは避難所も避難対象にされて、避難出来る場所が無くて、ここに来るまで、2・3避難所を回ったんですが、どこもいっぱいで定着出来なくて、約20人程の人達と昨日から歩いて避難所を探しています、でも皆さん疲れ切って歩け無くて・・・・・』

「大変じゃないですか、多分ここ大丈夫です、体育館入った所に色々されてる方々が居ますから、早くソチラへ行って下さい!」

女性『あッ!、ありがとうござ・・・い・・・・・』

二人同時に・・・・『どこかで・・・お会い・・・しましたか?!!」

「失礼しました、いきなり変な質問、お詫び申し上げます」

女性『いいえ、私の方こそ・・・』
[見つめあう二人・・・・]

「はっ早く!中へ」

女性『はいッ!すいませんでした、失礼します』

俺は・・・・彼女から目が離せず体育館の中へ消えるまで見ていた

ふと視線を目の前に戻した
するといつからここに?!?

目の前に小さな女の子がジーッと俺の顔を覗き込むように立っていた

「あれ?、お嬢ちゃんお名前は?」聞いたが返事は無い

ただ立って俺を見てる
だから俺から自己紹介
「お兄さんの名前は、アキラ、よろしくね(笑顔)、君の名前教えてくれないかな~(笑)」

すると少女がいきなり!!
『・・・アキラ!!、見つけた!!・・・』

「あッ??!・・・・どこかで?、あの~お嬢ちゃんの名前は??!」

すると少女は先程の女性を示すように体育館の方向へ指をさす

えッ??!目線を向けたが女性は中へ

も一度目線を前に!!??!?
誰もいない!!??!!
当たりをキョロキョロ
他の車の影にとか?!

いやッ・・・・消えた!!??!
・・・・・・今の何??!
・・・・・名前呼び捨て!?
・・・・見つけた!!??!
・・・誰を~~~~~??!

意味が解らず・・・・空を見た
忘れるべきか?それとも・・・等と考えてたら・・・?声が?

『・・・・ア・キ・ラ・・・私を・・・忘れ・な・い・・で・・・・・』

どこか懐かしくて
優しくて
・・・・・・・悲しい・・・

『・・・私を・・忘れないで!』
考えても思考が定まらず

それでも1番忘れてはいけない何かを感じた・・・・・

暫くして姉さんが先程の女性と一緒に体育館から出て来た

2人の後に5・6人の男性達も出て来た

すると姉さんと彼女がこっちに走って来た?!
姉『アキラ~~~掃除!!』

えッ??!!
姉『アキラ!キャンピングカーの中掃除して!!』

「はっはい!、でもなぜ?」

姉『彼女研修医だって、電気まともに仕えるの家だけだし、保健室有るけど、衛生面わるいから!、後・私今から避難途中の人達迎えに行くから、ここから1時間ぐらいの雨しのげる所に留まってるらしいの、お年寄りやケガ人もいるらしいから、彼女と一緒に行って来るから、アキラはカンペキに掃除しろ!!!』

「はい!、解りました!!掃除します!」

すると体育館から今度は女性軍が
『アキラく~ん、オバサン達も掃除手伝うから~(笑)』

なぜだろ・・・・姉さんの拳が目の前に・・・・怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

姉『皆さんありがとうございます、でもアキラすご~く暇人ですから、大丈夫ですよ、皆さんは休める時に休んで下さい』

こっ拳がァ~
「あっありがとうございます、でも姉さんの言うように、俺暇人ですから~~~」拳!!

オバ軍『香ちゃんお願い、アキラ君にはいつも愚痴聞いてもらってるから、手伝いたいの!』

姉『解りました、でもアキラを甘やかすのは止めて下さいね(グーがァ~)、アキラ掃除、きっちり・じ・ぶ・ん・で・ねッ!!』

「はい!!ガンバります!!」

姉『じゃ榊原さん、行きましょうか、日が沈むと大変だしね(笑顔)後皆さん、夕食は20人分追加お願いしますね、急ぎましょう榊原さん』

榊原『はい!、ヨロシクお願いします!!』

行ってらっしゃ~~~いませ!

「では皆さん、掃除一緒にお願いします!」一礼

全て終了・・・・・


・・・・・・・もうすぐ日が沈む・・・・・

姉さん達大丈夫かな・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ではまた・・・文字バケごめん・・・・・・(((^_^;)


たったひとつの夢のために[16]

2019-02-10 02:32:00 | 短長編小説
『ねえねえ、ねえってば!、アキラ聞いてるなら!!、いい加減に返事してくれないなら私だって怒るからねッ!、アキラ~~~アキラ・アキラ・アキラ~~~!!!!??、もう知らないからねッ!』

「姫のお怒りはごもっともでございます、が・だ、俺言ったよな!、道端で俺の名前CM するな!」

『ア~え~ッと・・・・・何?』

「俺の姫様は約束もお忘れですか?、それなら少しお仕置きが必要かと・・・」

『えっ!!、待って待って?、・約束・約束・・・・あ~ア~~何?・だっけ??』

「はい!、やっぱり忘れてる、しばらくペナルティが必要だな!」

『ペナ・ル・ティ・・・そんなのイラナイよッ?、アキラが返事しないから悪い!、私はアキラと一緒が良い、ペナルティ要らない!、アキラが居れば何もいらない!(笑顔)』

そう言いながら俺の腕にしがみつき俺を見る

「望美!!」
呆れて頭が項垂れる
最初から勝負はついていた
それなのに俺はいつも
望美が困る言葉を口にだす

理由なんか解ってる
望美が困って誤魔化す笑顔を俺が見たいから

望美の笑顔は俺の言葉全てを無視する様に消してしまう

この笑顔は俺だけが知ってる
望美の笑顔・・全てを・俺だけの笑顔に・・ワガママ・だよな・・・

考えてるソバから望美はもう違う方向へ話しをそらす

『アキラ、今日はどこ行こうか?、私は海岸をいっぱいふたりで歩きたい、ねっいいでしょ(笑顔)』

「海岸・ねッ・・・だったら電車2駅だな、行くなら少し早く歩け!」

そう俺達のデートはいつもこんな感じで決まる

お互いの他(ホカ)は何でも良かった
ふたり腕を絡ませ手を繋ぐ

周りの景色も関係無い
ただふたりで他愛ない言葉をかわしながらブラブラ歩く

歩く歩幅を望美に合わせて
のんびりと

歩幅の分だけ時間が進む
進んだ時間に合わせて景色が変わる

時に真っ赤な夕日を見て
『綺麗だね~(満面の笑)』
そう話す望美を見て俺も笑顔に成る

その笑顔・俺以外の誰にも渡したく無い・・・

望美の笑顔は俺だけに・・・・

俺は自己中に望美に沢山の笑顔をもらってる
でも俺は望美に何をあげられるのだろうか?
そう考えると何もあげられずにいる自分が情けなく思える

そんな事を考えてる俺を見て望美が言う
『アキラ、またボーッとしてた、私の話し聞いてなかったでしょ!!』

俺はその言葉を放つ望美のスネタ顔が可愛いくて

照れ笑い隠す為・顔を反らし
誤魔化す方法を考える
だが本当はそんなの必要無いんだ

望美の言葉に笑顔で返せば良い
解っていても何か言葉を考える

何も特別な物は必要無い
ただ・ふたり・で・いつも通りに

腕を絡ませ手を繋ぐ
ただ・・・それだけで良い

それが俺と望美が望む全てで1番の贅沢なんだと思い知る

必要だったのは・・・・・・
ただひとつ・・・・

ふたり手を繋ぎ歩く為の時間を
ほんの少しで良いから止めてほしい

だから俺は願ったんだ

俺達ふたりが歩み続ける時間を未来永劫・俺に下さいと

とんでもない
贅沢な願いだと知りつつも
俺にはそれしか思いつかなくて

夢の中でも良い
俺は望美の笑顔を見ながら
永遠の夢の中・・・でも・いいから

その時間をくれるなら神でも悪魔でも良い何でもいい

俺の願い・・・代償は俺の命

願ったけど・・・・・俺は自分の身体の異変に気づいてた

だてに医者の家に産まれたんじゃないから

自分の身体の異変・・・頭が割れるような痛み

軽いが左手のシビレ
両足の脈打つ痛み

俺ってズルイんだ自分の命の限界を知りながら願うなんて・・・マジ・ズルいよなッ

こんなんじゃ誰も俺の願いなんか聞いてくれないだろな

ズルくてワガママで望美だけを求めてる・・・・・・

だから未来で望美に出逢えるなんてワガママは無理だよな・・・・

もう一度ふたり一緒に手を繋ぎ歩きたい・・・ただそれだけ・・なんだ

何も出来ないから最後のアガキ

命の行方なんかどこでもいい
ドナーカード承諾書だけ書いた

後は俺の内臓で助かる誰かが居ればそれでいい

俺の臓器提供を受け入れ
生き続けてくれる誰かが居るなら
俺は未来へ行けるだろか・・・

1番簡単で合理的だったからかな・・・・・

俺の命の代償に
永遠の夢でも良い

俺は望美の笑顔を見て・いたい・それ・だけ・で・・・

悪い取引でも無いと思うけどなッ!

タイムリミットは・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・うッ・あッ・・嫌だ・・・

姉『アキラ!!(身体を揺らし)、アキラ起きなさい!、目っ覚まして!!、アキラ・アキ・・・!』

・・ハア・ハア・ハアーぁッ~~布団かきあげ

ハアハア!!??

姉『アキラ?大丈夫?、冬の寒空に汗かきながらウナサレてたけど、酷い夢でも見た?・・・アキラ?、私が誰か解るわよね?!』

「姉さん・・・俺・・・何か・言ってた?」

姉『うん、よく解らなかったけど・・・何か意味不明な事は言ってた、それより汗凄いよシャツ着替えなさい、濡れタオル持ってくるから待ってて』

「ゴメン姉さん・・・」

今の夢?一体何の夢だよ!
望美って誰だ?!

あの男は俺か?
どうなってんだ!!??
ただの・・・夢・・・なのか?

凄くリアルだった
あの男(アキラ)は・・・俺・・・?
なのか?!


それより今の現状は
家族全員で集中豪雨から避難

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

では・まだ終わり~ガ~ん~

見えないけど~

読むより書くほうが面倒なのに

勝手キママにつぶやく・・・・・・

またね~~~(^-^)/



たったひとつの夢のために[15・アキラ・終章]

2019-02-03 17:31:00 | 短長編小説
「姉さ~ん、避難用具見つけた?」

姉 手をパンパンと鳴らしながら『こっちの物置には、カセットコンロガスがイチダース、となぜかレトルトカレーが45Lのゴミブクロに数えキレないぐらい有る、でも重くてもてない、後レトルトご飯は無い、カセットコンロも無い?!』

「俺の方は缶詰だらけだけど、後大人様の紙オムツが大量生産状態・・・・・??、意味は解るけど、大袋が30ぐらい有るけど、コレどうやって持ち出すつもりなんだ?、・・・・・缶詰も重くて・・・?、殆どミカンだし~」

雷ドカ➰ン、ゴロゴロドーン!!
雷母「ギャー・イヤー・助けてー」

「落ちたな・・・電気非常用に変わった・・・姉さん大丈夫?」

姉走って〇〇〇の元へ
『・・・・大丈夫?、あっうん、心配無いよ、停電だな、非常用の電力何時間持つ?』

「あ~~多分家の中の電気全て付けっぱなしだと、48時間ぐらいだったと思う」

姉『大変じゃん、ムダな電気は全て消す、アンタ1階お願い、私2階の電気消して来るから、早く動け~~~~~』

「はい!行動します!!、所で父さんと母さんどうする?」

姉『アンタ今父さんを母さんから離したら、母さんどうなると思う!!!!』

「・・・(バーン)さ~て節電・節電・節電、冷蔵庫どうする?」

姉『まだ切らないで、冷蔵庫の中の温度を2度ぐらい上げて』

「了解、レンジにオープンは切る、給湯器とエアコンに電気ポット、あっトイレの座椅子、お風呂の水ためる、後は取りあえず母さんが買った、ビニール製の水タンクに水溜めるか、明かりとりの電気はキャンプ用のランプ、・・・家ってなんだろ、母さんの趣味の避難具が半端無く有りすぎだと思うが、取りあえず生きてはいけそうだけど、こんなので良いのか?」

姉『〇〇~終わった?・・・うん、こんなモノかな、カセットコンロ2階の押し入れに3台有ったから、お腹すいたから(ゴソゴソ)、見つけた!パイン缶詰、アンタも食べるでしょ?』

「あッ、うん食べる、でコノ後どうする?」

姉は缶詰を開けながら
『車3台に必要な物は乗せるけど、停電になってるけど、避難のタイミングは考えなきゃね・・・、はいパイン、私考えたんだけ〇〇だけでも先に避難する気無い?』

「俺だけ先に・・・どこへ?」

姉『だよなー、アンタひとりで避難っても問題だよな➰、せめて父さんを解放出来れば対策も有るかもだけど、雷が鳴ってる間は無理だしな~~~~・・・さて・どうするか?』
(ガブリッとパインにかぶりつく)

・・・お腹すいた・で・なぜパインなのか少し気になる弟だが

家の女性陣は凄く両極端な存在だと父が言っていたのを思い出した

・・・パインを食べながら
「姉さん、別にまだいいよ」

姉『良くないわよ!!、テレビ見ろって言ったよね!!、すでに注意報が出てる!』

「まだ注意報だよ・・・」

姉『アンタはバカか!!、普通の人達に注意報なら、アンタにしたらそれは警報を意味するの!、私達一家の避難場所は色々大切なの・・・』

「・・・ありがとう姉さん」

姉『何を言ってるの、まだ何も決まって無いんだよ、ありがとうは家族全員が無事避難して、災害から逃れるまで必要ないでしょ!』

「そうでした(笑)」

姉『雷がおさまったね、雨音が大小に変わった、やっぱり・・・』

父『警報は?』

「父さん」
姉『父さん、母さんは?』

父『声の出しすぎで疲れたようだ、落ち着いて眠った、ところでゲリラ豪雨の進路は?、(テレビ)成る程こっちに来るな・・ウ~ン、前回のがまだ修理できてないし、やはり今回は避難が必要だな・・・』

姉『だよね・・・でもどこへ行くかが問題なの、母さんはアレだし、雷鳴ったら周りに迷惑だしね』

父『そうだな、でだ実は私の車だが・・・』

姉『私がガレージに取りに行く』

父『ああッ、いやッ、あのなバンでなきゃ無理だから私が行くよ』

「でも母さんが起きたら?」

姉『・・・・・??バン?』

父『今なら大丈夫だ』

姉『父さん?何でバンが必要な
の?、車2台ひとりで無理でしょ、まさかと思うけど前から言ってたキャンピングカー、皆に内緒で買った?!』

父『ああ~~でも母さんには話していたから問題無い』

姉弟顔見合せ・ア・ゼ・ン!!??

姉『母さんもですか・・・(ニタ~笑顔)、家の親達って・・・母さんの非常用具はメチャクチャだけど、父さんの今回の買い物は許す!!』

「うん、俺も」

父『だろ➰、いやー色々迷ったけど、バンは牽引できるから、部屋だけにしたんだよ、だから早く取りに行こう、必要な物を運び入れて避難場所は?』

「〇〇小学校だけど」

父『じゃあそこへ行くか?』

姉『どこへも大切だけど今は早く車取りに行こ!、アンタは缶詰やカレー、後ご飯?』

「床下収納にガッチリ詰め込んでた!」

・・・・・3人揃って『さすが母さんだわ!!!!(爆笑)』

姉『父さん早く行くよ!!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今の俺は
家の家族っていつも笑顔で溢れてる

最初は姉さん中心に話しが決まる

父さんは頼りに成る多くを語らず肝心な事を決める
[何事にも動じずどっしり構えてる]

姉さんは作戦参謀役かなビシバシ話しを進めて次々と決をだす
[物事をはっきり言う行動派]

母さんは・・・・家族の事を・やはり縁の下の力持ち・なのだろうね

母さんの買い物もやはりこう言う時には役立つしね
[家族全員が認めてる天然(笑)]

俺は何だろう・・・生まれつき両足が普通の人の太股の半分から下が無い後左腕も肘までしか無い
それでも家族は普通に接してくれる
家の中で不自由な事は何も無い
けれど一歩外に出れば・・・・・

馴れたけど
理解者と不理解者の反応は両極端だ
でも俺は25年間普通に生きてきた
コレから先もこの身体のまま
変わる事無く生きて行く

何不自由無くなんて人間はこの世に存在しない事を俺は家族から学んだ

両足が無くてもそれなりに動ける
それは家族が俺を特別視しなかったからだ
普通に年齢ごとに必要な事を普通に学んだ

それに俺はラッキーな事に右手は他の人と何ら変わり無く存在する
だから手で物を持つ書く動かす
その他出来る事は沢山有る

お陰で俺はインテリアデザイナーの学校へ行き
卒業して少しずつだが仕事もさせてもらってる

暖かい家族に囲まれ
俺は幸せ者だと思う
家族に感謝そしてありがとうかな(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
実は俺モノ心付いた時から
時々不思議な夢を見る
誰かが夢の中で俺の名を呼ぶ
『アキラ、どこ?、アキラー』

誰かが俺を探してる?
とても不思議な話しだけど
俺を呼ぶ声に聞き覚えが有る!

でもそれが誰なのかは解らない?
不思議な声は今も変わらず
1年間に3・4回の感覚で夢の中に出てくる

でも今もその声の主が誰なのかは解らないままだ
だが確かに俺はその声を知っている・・・・・・

不思議な声はとても懐かしく優しい
俺の大切な・・・・のそ・・・?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ではまたね~(((^_^;)なが~~~い