神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

急がず・ゆっくりたまにはね

2017-11-25 20:14:15 | ブログ
誰かが目の前を
猛スピードで走り去る

「およッ!」
ビックリした~
思わず一歩二歩
後ろへ

空気がスローモーションで
風と変わる

でも~あの御方は何をそんなに急いで居るのか?

のんびり進むより時間の節約に成るかも知れぬが

急いだ分の収穫は有るのかな?

有るんだろね……多分………本当に有るの?

何も無しじゃ走る意味も無い


雨が降る
でも傘が無い

仕方なく
少しでも濡れない様にと走る


皆は知っているのだろうか?
昔何かの本で読んだ

人それぞれの雨に濡れる量は解る

だから歩くのも走るのも
身体に滴る雨の量は
ほとんど大差無いらしい


もし人間が光の速さを手に入れたなら
大きく変わるので有ろうが

普通の計算だと
雨を遠退けるだけの速さには程遠く

結局身体にあたる雨量は
走るのも歩くのも大差無い←←と読んだ


人は雨に濡れるのを避ける為に走る

ソレが人なのか?
そうなんだろね……多分?


だが……変わり者の私は走らない

面倒だから……………では無い

私は雨の中を歩くのが好きだから

歩く速さはゆっくりと
濡れながら考え事をする

それが好きだったから


昔はね雨は空気を綺麗にする
そんな気がした

特に好きなのは雷光

自然の輝きは本当に綺麗だ

この世に
自然界より美しいモノ等
有るはずが無い

そう信じていた

……ヤハリ私は変ですか!?


でもあの頃は
純粋にそう感じていた

でも今は自然が脅威をもたらす

自然が恐く成った

私達が楽をして得た環境が自然界を崩した

どの様に取り繕っても

田畑を更地にし
山を削り
土を手に入れ

本来のバランスをことごとく破壊した

沢山の木々は
何の為

木材として伐採する為では無い

そんなの言われ無くても解るよね

それでも人は自然破壊を止められない


一匹の蟻は地中に巣を作り

巨大な隕石を
こなごなにする
あなたは信じる?

私も贅沢な生き物ですから


ではまたね~
(傘が無かったから………)

花鳥風月

2017-11-23 19:36:09 | 短長編小説
日射しがジリジリ降り注ぎ
身体に熱が籠る

木陰で身体を休めれば

優しい風が頬をくすぐる

ぼんやり遠くを眺めれば

イタズラな風に誘われた

瞬間少し意識が消え
目覚めた場所は

草花を囲み小動物が戯れる

厳しい陽射しを
周りの樹木が遮り
樹木の間を抜け
柔らかな陽射しが目の前に届く

厳しい陽射しは
優しい風が和らげてくれる

ココは天国?
自然界の………楽園?

しばらくして
遠くに朱色の陽が沈む

美しい輝きに見とれていると…………いつしが空に
煌めく三日月

昔話しでは
月にはウサギが住むとか((笑))

夢の世界ならば
月にウサギ住むのも不思議では無い

全ては………誰かの心が求める憧れの世界

ならもっと贅沢に

自然界のあらゆるモノに願うか?

輝きもワクワクも美しいさもその他全てを含め

一度は心で感じてみたい

静かに揺れる草花を眺め
心に願いを込める

一度は………ね
花鳥風月


またね~
(よく聞く言葉・当然意味知ってるよね?!)


三人の旅の武人

2017-11-21 16:45:02 | 短長編小説
三人の旅の武人の話し

昔々寒い冬場

雪が積もり足場を捕られ先急ぐ事が出来なくなった三人の武人


主より一通の書状を預かり

名ある武将へ届ける途中

雪道をただひたすら前へ前へと進む


だが余りの吹雪と寒さの中

前へ進む事が難しくなり

一時しのぎの休憩場所を探す


運が良い事に小さな小屋を見つけた


小屋の煙突からは煙が出ていた

誰か居る様子

三人は小屋の扉を叩く

すると小屋の主らしき者の声が


何用か?

の質問に扉越しに理由を話

すると何も言わず

扉が開かれ小屋の主は三人を中へ入れた


三人は礼を言い囲炉裏の側に腰を降ろす主は口数少なく

三人にそれぞれ違う茶碗で

お茶を差し出した

三人は礼を言いお茶を口に運び入れる


だかお茶は出がらしで

とても不味(まず)く

白湯のような物だった


一人の武人は一口入れて

茶碗を置く


一人の武人は白湯だろうが

暖まれば良いと

皮肉めいた言葉を言い

一気に飲み干した


最後の武人は一口含み主に問う

春はまだ先の様ですね


そしてもう一口茶碗は両手にしっかり持たれたまま

主に問う

春の香りがほんのりします


また一口

桜は咲きますか?

と言った後お茶を飲みながら

主の答えを待つ


主は武人に話す


桜は今も咲いている

ただ見るだけを楽しみに待つ者には

その姿は見えず


ただ追いかけるだけの者には

いつか追い付け無くなる


桜華に問いただせば全てが見える


かすか生(な)りも他者に問わず

自(ミズカラ)で探り全を知れば

茶もまた香


知りたし事

白湯が便りの返事と化(ば)ける


小屋の主が話し終わる頃

吹雪も止み日が差し出した


三人の武人は小屋の主に礼を言い

小屋を後に


自分達の主よりの書状は

もう懐(フトコロ)には無し・・・〆


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


さて小屋にいた人は一体誰?
意地悪問題だわよ~?

じゃあね~(笑顔)


〇〇の意味が解らない

2017-11-17 23:29:50 | ブログ
大事なモノは何か
気付けなくて
空(クウ)を見てボーッとしてる

虚無の心にささやきかける声は

幸せはいつも目の前で見え隠れしている事を教えていた

陽がささなくなった心に

いつの日か暖かい何かが
生まれる事を
教えてくれたのはまだまだ先の話しだった

小さな花はいつか必ず咲く
と言う事を
まだ何も知らなかった

本物の笑顔を失ったまま生きてきた

二度と誰にも見せられない
不必要な笑顔

誰の為の笑顔なのか考えても誰の顔も浮かばなくなり
忘れた

作り笑いが上手くなり
全てそれで誤魔化してきた

人ひとりにヒトツの人生が有る事も知らなかった

大切なモノを見つけた時に
人は強く成れるのを

教えてくれたのはまだまだ先の未来だった

子供も大人も関係なく
それぞれの生き方が有るのを
教えてくれた人はいない

生き方が解らなくて

ひとりで誰の事も気にならなくなったのは遠い昔だった

全てを諦め前に進む事を止めたのは

自分の弱さだと気付かせてくれたのは

未来で出会った君達の無垢な笑顔だった

それでも私は君達を含め全てを
早く忘れてしまいたいと願っていた

もういいでしょ
まだダメですか?

毎日そればかり考えて過ごしていた

だって本当は今も・・・が解らないから

人が消えた時の涙の意味も解らない

何が悲しいのか解らない

消えた人が苦しみから解放される気持ちなら解るのに

残された人がなぜ涙を流すのか

私には今だに理解出来ない

誰かに言われた事がある

同級生が死んだのに
なんで笑ってられるのか?

私は逆に聞き返した
「なぜ皆泣いてるの、何が悲しいの、私には誰かが泣くから皆がモライ泣きしてる様にしか見えない、仲良しでもないのになぜ泣くの?」

学校に戻り
私は皆の見ている前で
先生に往復ビンタをもらった

先生は私が間違っているから皆に謝れと言ったが

私は謝らなかった

謝る理由がない
本当の事を言っただけだ‼

新学期になりまだ1週間

始めて同じクラスになり
まだその子の名前も知らない
のに
何が悲しいのか解らない

私はウソは言っていない

知らない人が亡くなっても
ウソ泣きが必要ですか?

皆の前で質問した
するとまた叩かれた

その日から誰も私と話す者は居なくなった

教師さえ無視をする

私はいったい何を間違えたのか?

解らなくてひとりで考え込んだ
でも答えは同じだった

あの子は父親の再婚が嫌で
亡くなった母親を求めた

結果その日の夕方
病名が解らない高熱をだし
明け方亡くなったらしい

私はあの子の名前も知らない

でも2・3日前から
あの子の側に寄り添う
悪いモノを見た

(あの子死ぬんだ、そう感じた)

予想ではない
もっと小さな時からあの人死ぬのッと親達に話しては
ぶん殴られていたから

その頃の私はなぜ親達が私を殴るのか意味が解らなかった

でもウソは言っていない
私が話した事は全て事実だった

余りにもそれが続くので
家では母親が私を・疫病神・死神と言っていた

私もソレだけ叩かれれば
学習もする
誰かが死ぬとか
誰にも見えない人を指差し
あの人何してるの?
等の事は全て隠すウソつきに成ると決めた

でも小学6年の時の
新学期始まって1週間で亡くなった彼女の話しは別だ

誰か知らないクラスメートが突然病死

悲しくないから泣かなかった
それが理由で先生に往復ビンタは納得出来なかった

でもな~ぶん殴りは親達のおかけで慣れてたしな~

何も感じないから仕方ない

本当の事言っても誰も信じないしね

ソレ以上話すのも馬鹿馬鹿しいからやめた

ひとりにも慣れてたし
何も感じない

むしろ誰かに言い寄られる方が面倒くさいと感じていたし

ひとりだと余計な事言わなくて済むし

ボーッとしてても干渉されないから好きだった

そんな子供時代を過ごし
大人の仲間入り

そして何も知らなかった私に色々な事を教えてくれた

大切な君達に出会った

君達に出会わなければ私は
悲しいの本当の意味も知らなかった

君達の無垢な笑顔を見なかったら
笑顔の意味も知らずにいた

誰にでも自分の人生を
選ぶ事が出来る事さえ知らずにいた

だけど・・・それでも・・・

誰にも言えない本心が有る

私には・・・〇〇の意味が

解らない

だから・・・・・・〆

炎の中の叫び声

2017-11-17 10:57:45 | 不思議な話し
いつの時代なのか……?
真っ赤な炎が通路を塞ぐ

逃げ惑う人々は
我先にと人々を蹴散らす

小さな子供さえ踏み台にして

荷車の下敷きになっている人や
炎で焼け落ちる
家屋の下敷きになった人々も
全て踏みつけ逃げ惑う

大人も子供も関係無い…………

地獄絵

私はその中で
人々の違う顔を見た

余りにも自分勝手な命の順番

立ち尽くす私の足元から
真っ赤な炎がジリジリと

私の足が燃えて行く光景を見た

私の足の膝上まで炎が上がって来た
私はこのまま取り残しされ
炎に消えてた人達と一緒に死ぬか………?

今死んだとしてもかまわないそれほど醜い人間の部分が見えた

下半身から焼けて行く痛みより、人の心が痛いと感じた

助けられる人々を足元に
次のから次へ
置き去りにした人に涙して

生きる事を選んだ人々

自分達が生きる為に共食いを
余儀なくされた現実を見た

空から降る悪魔の落とし物は容赦なく降り注ぐ

真っ黒な墨の塊を抱きしめ
狂気する叫び

ただ空を見上げ立ち尽くす人

我が家だろうか
真っ赤な炎の中で見つけた
手を掴み引っ張り出せば

もぎ取った腕だけ
それを見て高笑いする男性

私はジリジリ焼ける臭いを感じ自分も………?
まさか夢に倒れるのか?

熱さや痛みを感じ無いから
これが夢だと解る

でも余りにもリアルな夢に
これが戦争なのかと
誰かに聞きたくなった

私がこの夢に一番最初に入ったのは6歳位だった

その頃は正にテレビで流れる様な頭巾をかぶり

真っ暗な小さな部屋に
何名かの人々が肩を寄せ合い
奥へ詰めて
大きな音が鳴り止むのを待つ

頭巾はテレビで見るより
粗末な物で
雨さえ避ける事が出来ない
ただの布合わせの粗悪品

私の周りの人々は皆その様な
粗悪品を用いて
形だけの頭巾を被る

外出時の規則のようだ

粗悪な頭巾で守れる物等
有るはずも無く

大きな音が鳴るたび
人々は小さな穴部屋で身体をを寄せ合い震えてた

又家が焼ける
残る家は殆ど無く人々は焼け残りの木材を用いて雨に備える

その頃は食物の配給も無く

人々は焼け落ちた家々を探し
焼けた人を食する

ある者は……我が子を
ある者は……兄を妹を

ある者は……今朝産み落とした赤ん坊を

ある者が言う
人間の中で一番美味しいのは赤ん坊


誰だろ?私の横で手渡す
真っ黒な誰かの足

私は足を抱え逃げ出した

山へ山へ山へ
ただひたすら走った
少し小高い丘にたどり着き

一生懸命両手で土に穴をほり
足を土の中に埋めた

誰にも見つからない様に
被せた土の上から
何度も何度も
ぎゅぎゅぎゅっと力を込めた

空腹で倒れそうに成る
でも私は人間を食しない

この先も肉を食しない
大きな声で丘から何度も
焼けた町へ叫ぶ

周りが静かに成る
私がその時見た景色が変わる

私が立つ丘は
町を見て後ろ側が川だった

川幅広く大きな川

私が見る町はだだっ広い
草木も生えない朽ち果てた
大地に成っていた

私はその大地の真ん中に
一人の老婆を見つけた

訳が解らず老婆のいる場所へ走り寄った

老婆は何も言わず私を見てた

老婆は川の方へ歩き出した
私も後に続く

老婆が川にたどり着き
次は川上へと足を進める

私もそれに続く
どこまで歩くのか……?
言葉も無くただ歩くのみ

随分歩いたろうか…………!!

向かって左側は野原
右側は川
少し前方向に橋が見える

橋?

橋の左側に小さな家が有る

老婆は家に入る私も一緒に
家の中へ

家の中にはひとりの老婆?

その時だった私と一緒にいた
老婆が口を開く
「こいつは、ワシの同級生じゃ、また1人同じ歳の者が死ぬ、ワシも……、覚えておけ命は1人にひとつじゃ、だから死んじゃいかんのじゃ、死んじゃいかん、生きる意味は知らんが、人は必ず死ぬ、だから自分から死んじゃいかん、悪い事してると解っとっても、生きる事から逃げちゃいかん・オマエの負けじゃ、負けた~ねえなら、何言われても生きれ、最後は皆1人に成るけん、でもなオマエは怖さを我慢出来るじゃろ、自分1人に成んのはオマエの役目じゃ、せめてオマエの周りの者を1人にすんなよ」

私に与えられた言葉
最後の1人に成れ…………!?

私は何も望むなって事か?

自分の親姉妹の命を看とり
最後の1人にでも
なれと言う事なのか?

なんだろ私を否定する言葉か

解らん?
色々考え頭の中がボーッとしてた

すると老婆は
橋消える!!はよ渡れ!!

はよ渡らにゃ帰れん成る!!

はよ橋渡って生きるんじゃ!!

私は慌てて外に出た
橋は少しずつ透明に成り消えかけている…………?

ダメダメダメ~何か解らないが私は帰る!!

大慌てで橋を渡る
橋を渡り終わり振り向くと

橋は無く家も無く
ただ荒れ果てた大地に夕日が沈む

どこからか声が聞こえる

「よーこ……こっちじゃ!!」
誰の声か知らないが

ただ声の主も又
私に生きれと言い時々声に救われる

私にはなぜか
いつもお節介な誰かが
夢の世界から呼び戻す声が有る

さて………誰だったのやら?

余り考えない事にしている

本当に沢山居るから

誰が誰か解らない

ただひとつ解る事は
全員私に生きれと言う

私を生かそうとする者達の
気持ちは解らず

それでも生きろと言う気持ちは皆同じなのでしょう

不思議な夢は今も続くが

老婆に会ってから私は夢に留まる事はしない

今も見る不思議な夢が語る物は

真実なのかは知らない

ただその夢の中には必ず
私が存在する

私はいつしか
上空からその世界を見ているだけ

解説者と共に……………ねっ!



ではまたね~
(夢は眠りの中でねッ)