～と共に・・・

時が進む

時が止まる

景色が時代を教え　
存在する意味を教える

自分の時代(とき)と
誰かの為の時間(とき)

様々な時代(とき)の今を見る

見える物語を
心に留める物語とするか？

忘れ去る物語に変えるか？

頭で考えず
心に響かせる

心が拒絶する物語は
忘れたいと望めば余計に記憶に根付き心を蝕む

蝕まれた心は
いつしか黒い影を作り
無意識に記憶を閉ざす

閉ざされた記憶はどれだけ
もがいても消失しない

記憶の奥深く根を張り
ほんの一瞬
その記憶に似た何かが頭を過った瞬間に沸き出る

楽しい思い出で
心を閉ざしていたのに
黒い影で塞いだ
記憶に一滴の光が落ちる

その光はたちまち暗黒の光と豹変する

普段は穏やかな心が暗黒に蝕まれ

心に抱え切れなくなり

理由(ワケ)も無く
目から雫を放つ

涙まだ必要ですか？
自分に問う

誰かに話す事の難しさ
心が悲鳴を上げてもまだ
話せ無い

心に宿す暗黒の光は
自分自身を苦しみから解放してくれない

誰かに・・・って欲しかった

時代(とき)はなぜか遠い過去を引きずり出す

いくらもがいても　
帰る事を許され無い時間(とき)の中に・・・今も沈む

記憶の中の時間(とき)は残酷で

人の意志を無視して
明日へ進む

どれだけ望んでも
過去へ連れ戻してはくれず
苦しみの先に在る未来へ導く

消せない記憶は
自分の弱さか？

強く在れと願いしも
消え無い

記憶は消される事を望んでいない

過去が自分の過ちを消えない様にしている？

そんな馬鹿な事は有るわけないか・・・

未来を生きる為に
記憶は消す必要は無い

そう誰かが言ってる？

誰かに過ちを伝える為に
忘れてはいけない記憶

その誰かに
過ちを繰り返させない様に

今在る全ての記憶を
自分で断つ事は決して
許され無い

明日
誰かが笑顔を絶やさぬ様に

私に残された古い記憶が有るのだとすれば・・・

それも悪くない

どうせ泣くなら
誰かを笑顔にするために

それが自分で選んだ未来

いつかそれで良かったと思える様に

今を今のママで生きる


ではまたね～(*^^*)