静岡県の遠州掛川らーめん好きずら?

主に遠州・掛川で食べ歩いてるらーめんの紹介です。

杭州飯店1

2011年06月05日 | 新潟

さて、翌日は新潟市から移動です。

 

途中でおみやげも買い込み、向かった先は「燕市」。

行く道はほぼ一本という感じでバイパスと一般道の中間のような道でした。

さて、この辺りかなあと思ったら広大な駐車場が

 

気合いを入れて行きましたが、開店時間前は混んでいませんでした。

並んで待ちます。

 

「入ってお待ちください。」と時間前ですが声をかけてもらい、お店の中へ。

お店も広いですねえ

手前のテーブルゾーンと、奥の座敷ゾーンがあり、まさに大きな中華料理店という感じです。

お冷やをもらいましたが、驚いたのはグラス。

「モロゾフ」のプリンの容器で、すべてのお冷やグラスがそれでした

どんだけプリンを食べたのでしょうか。

 

さて、メニューはこんな感じ。

通いたくなるようなメニューでsね。

麺類だけでもすごくあります。

カレー中華も気になりますが

 

順番に注文を聞いてくれるので、頼みました。

その後はこのお店が掲載されている雑誌などを見ながら待ちます。

厨房は奥にありますが、ちらちら見ることができますね

驚いたのは麺茹で。

大きな釜で茹でていますが、その湯はすごく茶色いです。

普通の湯というよりも、スープで煮込んでいるのかと思うくらいの茶色さ。

 

缶に入っているのが背脂で、女性がその調整をしながら丼に入れていきます。

一度に10杯くらい作っているでしょうか。

家族を含め大勢の人が働いているので、何でもできる感じ 

さて、来たようです。

 

中華そば750円。

なかなかの値段ですが、この顔(表情)を見ると納得ですね

新潟五大ラーメンの一つ「燕三条系」です。

常連になると雪のような脂増しを普通に食べるようです。

 

数少ないオイラの弱点の一つが背脂系なのですが、これは大丈夫かな

まずはそのスープを。

「あれ、脂っこくないや。」

醤油の味が強く出たスープに、背脂たっぷりです。

ただ、その脂が意外にも脂っこくなく、むしろ甘みすらあります

これは美味しいですね。

その下から煮干しの味わいがしっかりと感じられるスープ。

味の濃さ的にはちょっとしょっぱめでしょうか。

 

具は叉焼、玉葱、メンマとシンプル。

叉焼が柔らかくて美味しいですね。

そして、やはり良いのが玉葱。

この玉葱の使い方って本当に勉強になりますね

何でもかんでもネギではなく、スープに合わせて玉葱を使うというのもありですね。

辛みがない玉葱は食感も良いし、甘みすらあります

 

そして、こちらが独特な極太平打ち麺。

いやあ、こんな麺はなかなかお目にかかりません

ほうとうを思わす厚みのある麺で、噛むと小麦の味が拡がり、もっちりもちもちしています。

それでいて力強さも備えている麺で、スープを吸いやすいのか麺自体に味があるようです。

これはですねえ、すするというより口の中に放り込みながら食べる麺ですね

何せぴちぴち汁がとんでしまうので。

燕三条系は工場へ配達するのに冷めないようにということでたっぷりの背脂で蓋をしたことから生まれたらしいですが、この店の発想は、だったら配達してものびない麺を作っちゃえということでこの麺を開発したようです。

独特な麺にそんな歴史があるんですね。

 

最後まで美味しくいただきました。

いやあ、面白いラーメンですね。

昼からビールを飲みながらのんびりしている地元の方もいましたが、やはり昔から愛されているのでしょうねえ

以前に長野で三条系のラーメンを食べましたが、やはり印象が全然変わりました。

このお店のは美味しいですね。

ただ、意外とこのお店のラーメンは他の三条系の店と違い独特らしいですが

いつか、来たかったお店にようやく来ることができて大満足でした。

 

本日の一言

「これは中毒性のある味だなあ

 



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2 コメント

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Unknown (きたさん)
2011-07-03 15:15:22
新潟は学生から14年過ごした懐かしい場所です。新潟市関屋駅前の福来亭には毎週通いました、今も大学講師で行くたびに必ず行きますよ。杭州飯店と似た感じですが。
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きたさんさんへ (actionscene)
2011-07-03 18:35:32
はじめまして。
コメントありがとうございます
14年もいたとなると第二のふるさとですね。
福来亭も燕三条系で有名なお店ですね。
時間があったらもっとたくさんのお店を廻りたかったんですけどねえ。
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