中華のカトウ１

ＥＴＣが終わる前に、最後の悪あがき。

 

というか、いつか行かねばと思っていた遠征へ。

金曜日の夜、仮眠を少ししてから出発。

せっかくだから1000円にしたいという思いから、愛知周りのルートを選択。

片道100キロ近く距離が増えるようですが、その分走りやすいので。

テンションが高く、３００キロ一気に行ってしまいました

 

その後は休憩を重ね、サービスエリアで就寝。

早朝、インターを降りて、向かったのは「新潟県新潟市」です

ラーメン好きならいつかは訪れたいところですね。

片道550キロくらいでした

いやあ、未開の地というか本当に初めてです。

新潟市はとても広く、田んぼが並んでいるところも新潟市ですが、さすが中心地。

しかし、土曜日だからか朝だからか車が全然走っていません

駐車場に駐めて、朝の散歩です。

 

街中も静かなもんですね。

市場などもあったのですがまだ準備中。

そろそろ開店時間ということで、お店に向かいました。

そう、新潟市にも「朝ラー」のお店があるんです

どうも青果市場が近くにあるから、そうなったみたいですね。

一軒は新しいお店ですが、３軒ほどあるようで。

 

まずは行きたかったお店、「中華のカトウ」です。

手打式とか、「カトウ」というカタカナの文字とかそそられますね

朝７時からだそうで。

 

路地裏みたいな場所にありましたが、しっかりとお客さんはいました。

今回のツアーのためにある程度は下調べしてきました。

お店に入ると、本当に小さな店舗。

カウンター４つと小さなテーブル２つのみで８人くらいですね。

厨房にはベテランのご主人と人の良さそうなおばちゃんがいます

 

メニューはというと、ラーメン、チャーシュー麺のみで大盛りがあるくらい。

おばちゃんに注文を言って、待ちます。

厨房の中はカウンターが高いのであまりよく見えませんね

雰囲気的には昔懐かしいお店という感じで、良いですねえ。

煮干しの香りが漂ってきて、ワクワク感がアップ

 

来ました。

おっと、ここでお金を渡すんです。

「キャッシュオンデリバリー」ってやつですか

もちろん、おつりのないように用意してきました。

どうも、こんなシステムのようで。

 

 

ラーメン４５０円です。

 

もちろん、事前にこのラーメンは見てきました。

ただ写真映えしないというか、「なんか中華料理店のラーメンっぽい顔だなあ。」という印象でした

で、実際に見ると、「麺が美しい、きぬさやが良い感じ」です。

さて、そのスープを。

 

「う、旨えええ」

これはやられました。

一軒目からこうですか。

透き通ったスープは、醤油と塩の中間のような感じ。

その塩分具合が良いんですよね。

ダシ感が前に来て、タレのかどとかは無く実に優しい味。

煮干しがやはりしっかり出ていますね。

鰹節も使っているようで、ふんわり魚介が口の中に入ってきます

その分、豚の風味はあっさりという感じです。

 

具はメンマ、チャーシュー、きぬさや、なるとちゃん、そしてタマネギのみじん切り。

やはりこのタマネギが良いですよね。

単なる薬味の一つという感じではなく、このラーメンに無くてはならない感じ。

辛さはなく甘みがあるタマネギなんですよね

そして食感も実に良いです。

メンマも丁寧に仕上げてあり、食感が良いです

そして、チャーシュー。

味付けもシンプルな感じで、こういうチャーシュー好きですね

なんかきぬさやとなるとちゃんが可愛く感じます。

 

 

なんかこのスープ好きだなあ。

日本人が好きな味ですよね。

そして、この麺。

「フォー」って思うようなピロピロした麺で、平たく滑らかな麺です。

食べてみると、食感がすばらしい。

なんか口の中で踊る感じで、あまり使いませんが官能的です

もちろん柔らかいですが、この固さが良いんでしょうね。

麺を噛むとしっかりとした味わいがあり、美味しいです。

 

油感がないラーメンなので朝からでもあっさりいけますね。

今回の目的、「新潟五大ラーメンを喰らう」的には「あっさり醤油系」になるらしいです。

これは好きだなあ

雰囲気も良くて一軒目から嬉しいお店でした

 

本日の一言

「幸先の良いスタートですね」