千通食堂１

さて、お次は大塚駅から歩きます。

 

雨も上がり、一安心。

東京ノスタツアー、お次はかなり渋いです

初めて来た場所ですが、なんか落ち着く感じですね

路面電車も走っていました。

テクテクと坂を登って行くと、「あれか」と目に入りました。

 

千通食堂です。

お食事、たばことありながら、ラーメンの暖簾もキッチリかかっています。

 

ここは本通りから一つ入った通りになるんですね。

入り口が二カ所ある独特なお店。

お店の向かいにはラーメン店もあるという悪立地

東京ラーメンと書いてありますが、書いたのはあの人か

すでに齢８０を越えたというご夫婦がやっているお店です。

 

お店に入ろうとすると、お二人とも夢の中

（やべえ、起こすことになってしまう。）

とも思いましたがせっかくここまで来たので

お店に入るとやはり起こしてしまいました。

ご主人は調理場、奥さんはテーブルでお休みでした。

ストーブで暖まった店内、眠くなりますよね。

 

もちろんお客はオイラ1人。

お店の中はまさにノスタルジック食堂。

カウンターとテーブルがあちこちに並んでいます。

 

メニューはこんな感じ。

こういった単品とともに定食もあり、まさに食堂ですね

 

これがテレビに出たときの写真。

番組では楽しんごがお手伝いをしようと張り切っていたのですが、結局その間お客さんが来なかったというオチ

以前は賑わいを見せる町だったけど、人が減ったそうで、通りも賑わいが無くなったと言っていました。

でも、オイラの中にはこのお店のことが刻まれていましたよ。

いつか行ってやるぞと思っていたのです

 

おばちゃんがホールの係。

注文をして待ちます。

ご主人が調理を始めますが、ゆったりした動き。

良いですよ、ゆっくりで。

ストーブの音だけが聞こえるまさに時間の止まったかのような店内。

良いなあ、この雰囲気。

 

さて、できあがったようでおばちゃんが運んでくれます。

ラーメン　500円

良いですねえ、まさにオイラのイメージ通りの「東京ラーメン」。

まずは一口。

「旨いじゃん。」

大分、ハードルを下げていたかかもしれませんが、思ったよりも美味しいです

鶏ガラ醤油のあっさり系に程よく油が浮いています。

 

具はチャーシュー、ほうれん草、ねぎ、海苔、なるとちゃん

ねぎは切り立てですね。

チャーシューは柔らかくて美味しいですね。

ほうれん草もしっかりと入っています。

 

麺は中細の縮れ。

程よい柔らかさで、食べやすいですね。

おやつ代わりにするっと食べられるラーメンでした

夜は飲むこともできるようですね。

 

ご主人よりも奥さんが年上の姉さん女房だそうで。

お二人でこれからも頑張って欲しいです。

 

ただ、一点だけ残念なのは。

お冷やがすこぶる…。

どこから注いだか分かりませんが、もしかして店内にあった冷水器かもしれません。

行かれる方、良かったら見てあげて教えてあげてください

 

本日の一言

「近くにあったら通っちゃうな、これ。」