六厘舎ＴＯＫＹＯ１

高田馬場で食べ終わり、少し散歩することに。

 

新宿駅までぷらぷらと歩いていくと、「純蓮」があったり、さすが東京ですね。

がたいの良い、怖い方々が待つ黒塗り高級車集団の横を通り抜け、さらにテクテク。

一瞬のうちに、「韓国」という通りを通って、呼び込みの黒服の人たちをすり抜け、新宿へ。

そして、東京駅に向かいました。

東京駅では地下のあの通りに。

ありましたよ

「東京ラーメンストリート」です。

以前から行きたかったけど、ようやく行けましたね。

 

 

そして、もちろん目的のお店はこちら。

いやあ、ベタですねえ

田舎から出てきたラーメン好きに、「食べたいラーメン屋は」と聞くと「二郎と六厘舎」と名前を挙げるそうです。

そのくらい魅力あるお店。

そして、田舎者のオイラもそのベタなコースで来てしまいましたよ

 

 

で、ここは今でも大人気。

この２号店ができましたが、本店は相変わらず２時間ほど待つし、ここも抜けた人気で１時間くらい待つとの情報。

行ってみると、やはり行列ができています

もちろんおとなしく待ちますよ。

さて、見ていたら全然行列が進まない。

お店の中には、彼が先に食べ終わって待っているカップルというパターンが多いこと

これかあ、進まない原因は。

結局１０人くらい店へ入るのに３０分かかり、５０分くらいで席に着くことができました。

太麺、つけ麺、量があるということで、回転が悪いというのも行列の一因でしょうね。

 

 

お店の中は広く、カウンターやテーブルがたくさんあります。

カウンターの数が少ないため、テーブルに案内され相席、ということも多いです。

オイラもそのパターンでした

それを捌くのは女性店員。

さすがに慣れた物で、テキパキとこなしていきます。

まず食券販売機で食券を購入し、店員さんい渡します。

もちろん「つけめん850円」にします。

 

厨房には大勢のスタッフが。

みんな同じ格好をしています（笑）

そして、麺を茹でているところを見たら、豪快に一度にたくさんまとめて茹でているようです

注文が入ってから、というよりまとめて早目に茹でているようですね。

それを一度に水で冷やしてしめています。

さて、来たようですね。

なるほど、想像通り

 

実は初六厘舎ではありますが、通販のものをいただいたことがあります。

そのときは、「旨いなあ」と思いましたね。

やはりつけダレが凄かった。

まずは麺。

モッチリと豪快に太い麺。

今でこそ珍しくない極太麺ですが、これを以前から使っていたのが六厘舎。

さっそく食べてみると、コシがかなり強く、ごわごわっとした麺。

それでいて噛みしめると味があります

ただ、少し水っぽいのが気になりました。

 

 

そして、こちらがつけダレ。

こってり濃厚な豚骨系スープです。

飲んでみると、濃厚でありながら、甘味や酸味、辛味がほどよくありますねえ

そこに海苔の上に載った魚粉が加わることで、ガツンとしながら食べやすい味になっています

つけ麺だけに味がやや濃いですが、それがこの極太麺とよく合いますねえ。

一度食べているので、記憶通りの味、という感じでした。

ただ若干動物系の濃度が低いかなあと思いました。

こちらのお店、素材に特別な物は使っていないということですが、それでいて美味しいのは「良いバランス」というのを見つけているのでしょうね

この麺に合わせたつけダレというかつけダレに合わせた麺というか。

合っているのは間違いないです。

 

 

具は海苔のほかに、ねぎ、なるとちゃん、メンマ、チャーシュー。

以前にテレビや雑誌で見たりしたときはもっと具がたくさん入っていたと思いますが、意外と少ないです。

チャーシューもハムみたいでぺらぺらなのが残念。

 

 

さすがにスープ割りまではやめましたが、終了。

たしかに美味しかったのですが、驚くほどではなかったです。

で、気になったのが近くの方が食べていたラーメン。

お店では９割５分くらい「つけめん」でしたが、そのラーメンが実に美味しそうなんです

白濁乳化したラーメンには、麺もたっぷり入っているようですが、これはまた絶対に食べてみたいですね。

さて、つけ麺は、この具の少なさと１時間並ぶことを考えると、ここではお持ち帰りをサッと買って帰るのがオススメかなあと思いました。

お持ち帰り用も十分美味しいですからね

比べるのはどうかですが、名古屋の丸和、多治見のぶっこ麺の方が濃度も高く、つけダレの味もぶっこ麺の方が上かと思います。

あくまで個人的な見解ですけどね

 

 

ということで、これで東京の食べ歩きも終了。

もともと食べ歩きは主ではなかったのですが

久しぶりに来たら、やはり楽しいですね。

行きたいお店ばかりで、お店を決めるのも大変でした。

今回いけなかったお店もたくさんあり、やれなかったテーマ「ノスタルジック」もまたいつかやりたいです。

勉強になりました