角田光代さんの第132回直木賞受賞作品「対岸の彼女」を遅ればせながら読みました。
3歳の娘のいる主婦、小夜子と、
シングルの女社長、葵。共に35歳。
全く環境が違う二人が…
この作品を通して感じたことは、既婚者は独身者に対して、独身者は既婚者に対しての認識を改めて考えさせてくれたこと。
なんとなく通じ合えるものがあったり、
でもやっぱり生きている世界が違うと感じたり。
生活も性格も、異なっている2人だけれど、
どちらにも共感できるものがあり…。
女の人を区別するのは女の人。
既婚と未婚。
働く女と家事をする女。
子のいる女といない女。
立場が違うということは、ときに女同士を決裂させる。
“人生に勝ち犬も、負け犬もない”
「対岸」というのは、「見えるけれど届かない場所」
私は対岸を渡る勇気を持って、人生における「希望」を見つけたいと思いました。
著者が言っていました。
”全身で信じられる女友達を必要なのは、大人になった今なのに”と。
いろいろ自分と重ね合わせて、心にグザっと突き刺さる一冊でした。
3歳の娘のいる主婦、小夜子と、
シングルの女社長、葵。共に35歳。
全く環境が違う二人が…
この作品を通して感じたことは、既婚者は独身者に対して、独身者は既婚者に対しての認識を改めて考えさせてくれたこと。
なんとなく通じ合えるものがあったり、
でもやっぱり生きている世界が違うと感じたり。
生活も性格も、異なっている2人だけれど、
どちらにも共感できるものがあり…。
女の人を区別するのは女の人。
既婚と未婚。
働く女と家事をする女。
子のいる女といない女。
立場が違うということは、ときに女同士を決裂させる。
“人生に勝ち犬も、負け犬もない”
「対岸」というのは、「見えるけれど届かない場所」
私は対岸を渡る勇気を持って、人生における「希望」を見つけたいと思いました。
著者が言っていました。
”全身で信じられる女友達を必要なのは、大人になった今なのに”と。
いろいろ自分と重ね合わせて、心にグザっと突き刺さる一冊でした。