この『ネットで拾った小話』もいつの間にか6回目になりましたが、今回はこれまでと違いお題は一つで、あるカップルの携帯電話での会話をお届けします。
◎『俺の彼女にはイラつく』 の編
女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、原因がバッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね? バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど…』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです!』
女『・・・何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?…』
男『大丈夫だから。・・・怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『もともとは、そう。車の話でした。』
女『も~っ、友達との約束の時間にもう間に合いそうにないわ』
男『ライト点いた?』
女『なんの?』
男『車の』
女『あっ 屋根のライトついた』
男『屋根?』
女『聞こえなかった?』
男『…いや、聞こえたけど』
女『じゃどうして聞き返すの?』
男『・・・ごめん』
女『ごめんじゃないわよ。急いでいるのに』
男『えっと、屋根って室内灯のこと?』
ここで別の携帯電話の着信音
女『ちょっと待って、友達からこっちの携帯に電話が入った』
男『あ、うん、OK』
女『もしもし、うんそうなの、あたし。車壊れちゃってさぁ・・・』
—— 20分経過 ——
女『うん、そういうわけだから、じゃまた掛けるねー』
男『終わった?』
女『なにが?』
男『…いや、いいや。で、室内灯は?…』
女『ちょっと待って、いいやってなに?』
男『は?』
女『あのね、確かに私はあなたに助けてもらっているかもしれないよ』
男『いや、大したことじゃないし…』
女『でもね、困っている人を助けるのってフツーじゃない?』
男『・・・』
女『助けてやってる~みたいな感じで、いやいいとか馬鹿にしてるの?』
男『・・・』
結局、こいつとは別れた。・・・・・
おやおや、若い男女の間ではよくありそうな話ですね。
それでは次回もお楽しみに!
*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart5ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。
尋甸の風景 - 1(中国雲南省)→
←芒市の風景 - 3 市場(中国雲南省)
←ネットで拾った面白い小話ー5
日中戦争当時、援蒋ルート遮断のために陸軍第56師団(福岡・佐賀・長崎出身の兵士)が駐留していましたが、国民党の雲南遠征軍による反撃で多くの日本兵がこの地で玉砕しています。
夜明けの芒市第一総合市場正面入り口
犬も当然食材です
魚は淡水魚が中心です
これはウナギです
ネットで拾った面白い小話ー6→
←芒市の風景 - 2 勐巴娜西珍奇园 (中国雲南省)
雲南省西部、ミャンマーに近い徳宏タイ族ジンポー族自治州の芒市。ここにはタイ族、ジンポー族、ドゥアン族などの人々が多く居住しています。 日中戦争当時、援蒋ルート遮断のために陸軍第56師団(福岡・佐賀・長崎出身の兵士)が駐留していましたが、国民党の雲南遠征軍による反撃で多くの日本兵がこの地で玉砕しています。
日中戦争当時、援蒋ルート遮断のために陸軍第56師団(福岡・佐賀・長崎出身の兵士)が駐留していましたが、国民党の雲南遠征軍による反撃で多くの日本兵がこの地で玉砕しています。
濾沽湖は世界遺産の麗江から北へ3000m級の峠をいくつも超えながら220km、中国雲南省と四川省の標高約2700mの省境にある神秘的な湖です。最深部が94mで透明度が11mもあり、昔からその地に住む小数民族にとっての神聖な湖として崇められてきました。
ただ、最近では観光化が進み周辺にホテルや商店なども増え、その排水を湖に垂れ流ししている為に水質が年々悪化しているそうです。
やはり観光地の神秘の湖として有名な北海道の摩周湖と根本的に違うのがこのようなところで、そこがまた中国らしいとも言えそうです。
チベット仏教で使用されるタルチョー(五色の祈祷旗)
チベット仏教寺院
こちらでも絵馬と同じく願い事を御札に書いて下げているようです
寺院からの眺め
梨の木も
萩も自生しています
麗江へと続く道
ダム湖
阿海ダム
阿海ダム
山羊に道路を塞がれて・・・
芒市の風景 - 勐煥大金塔 (中国雲南省)→
←ネットで拾った面白い小話ー5
←変わりゆく昆明老街珠宝花鳥市場 (中国雲南省)
今回も再び面白い小話を。
私がネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。
どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。
ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。
●女の子に「恋って何?」って聞いたら、「恋っていうのは、まずその人のことを見るとドキドキして、逃げたいような、逃げたくないような気持ちになって、声を聴いただけで緊張しちゃうの」って言われた。
さっき警察に路上で職務質問されたとき、俺はまさにそんな感じだった。
●中学の頃、授業参観の前日、教室で先生が言った。
「お前ら、明日の授業参観はな、このクラスの活気のある感じを出したいんだ。だから、先生が『分かる人』って聞いたら、とにかく全員で元気に「はい!」っと言って手を上げろ。
「答えられなかったらどうすればいいんですか?」
「大丈夫。本当に分かるやつは右手、分からんやつは左手を上げればいいから。」
●最近パソコンを始めたばかりの親戚のおじさんが、不具合でサポートセンターに電話したらしい。
「パソコンの環境を教えてください」
「え~~っとですね~、・・・2階の南の部屋です。」
「?・・・そ、それでは、ともかく一度パソコンの環境設定を変えてもらう必要があります」
「いまやるんですね、ちょっと待ってくださいよ・・・よっこらしょと。・・・いま、窓際に持って行きました」
「?・・・いえあの・・・、では周辺機器は何をお使いですか?」
「コタツです」
「・・・(汗)」
私はこういう会話、嫌いじゃない。
●会社で総務課の私が「ボウリング大会」の幹事を任されたときのこと。
案内メールに「ボーリング大会」と書いたら、嫌味な課長から「土でも掘るのかバカが」とつっこまれた。
頭にきたので、「泥で汚れますので、汚れても良い格好で来て下さい」と追伸メールを送ったら、社内が大混乱になった。
課長が叱られたのは言うまでもない。
●小田急線の満員電車の車内でケータイが大きな音で鳴った。慌てたおっさんが、「いま電話の中だから電車切るぞ」って言っていた。
●この前、トイレに入ったら、大きいほうが使用中だった。我慢できなかったので、コンコンと叩いた。
「・・・入ってますかあ」
「い・・・今、出て・・・ます」
●お袋からメールが来た。「形態変えました」。
●自分の部屋にベッドを置こうかなと言ったら、母が言った。
「そんな大きな物置いたら寝るところがなくなるでしょ」
●美容院でシャンプーしている時。
店員「凄く綺麗な顔してますよね、彼女いるんですか?」
俺「いないですよ~」
・・・(不気味な沈黙)・・・・・・
洗い終わって頭上げたら、隣の客をケアしている店員の声だった。
●中学生のとき、「好々爺」は何と読むかと先生に指されました。「すきすきジジイ」と答えました。殴られました。
●新人のOLに、「この郵便出しといて」と言ったら、彼女は元気よく「はいっ」と返事をするなり店封を切り、一生懸命に封筒から中身を全部出してみせた。
●カラオケ店で、私に歌うことをしつこく求めるのはいいが、いざ仕方なく歌うと恐ろしいほどの無関心さをみせつける女の人が多い。
●俺の叔母さん(40歳)は路上での教習中、「ここの制限速度は何キロですか?」と聞いた。
教官は、「奥さんの年と同じだよ」と言い捨てた。
叔母さんは、ムっとしてずっと30キロで走り続けたそうだ。
●トイレに入ったら隣の個室から「こんにちは!」と声をかけられた。
とまどいながらも「こんにちは」と返事をした。
「・・・最近調子どう?」。
え? えええ? 仕方がないのでまた答えた。「まあ、ボチボチです」。
すると隣の人が、いきなり小声になって、「ごめん。後でかけ直す。隣から変な人が返事してくるんだよ・・」と言った。
今回はこれにて。
次回をお楽しみに!
*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart5ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。
神秘の湖 濾沽湖(中国雲南省)→
←変わりゆく昆明老街珠宝花鳥市場 (中国雲南省)
←ネットで拾った面白い小話-4
昆明市の最も賑やかな南屏街、そして正義坊の裏にある『昆明老街珠宝花鳥市場』には、その名の通り古い街並みが遺され、宝石やアクセサリー、小鳥や小犬や猫などのペット類、そして花の街昆明ならではの様々な花々が売られている店が軒を並べていました。
私は老街にある古い木造建築の街並みが好きで、昆明を訪れる度に必ず足を運んできましたが、中国の急速な経済発展に伴い、この地区も大開発の波に飲まれてマーケットも大きく変化し、この地域でしか見られなかった古い建築物が次々に取り壊されていって、真新しい建物へと建てかえられています。 ペットや花などのマーケットはまだ残ってはいますが、近いうちにそれらも形を変えるか無くなってしまうことでしょう。
正義坊
この裏手に昆明老街珠宝花鳥市場があります
犬とウサギ
犬とウサギ
この通りからは生活用品やさまざまな小物を売るマーケットが続きます
様々な小数民族の衣裳や小物も置いてあり、ここで土産を買うのもいいでしょう。
舞踊や太極剣で使う刀や衣裳を置いている店
宝石や石を加工販売しています
お香や仏具の店
通りの先までマーケットが続いています
マーケットを抜けると、静かな通りへと続きます。
ネットで拾った面白い小話ー5→
汗ばむような真夏日が続いていると、ざるうどんの味が懐かしくなり、久しぶりに手打ちうどんを作ってみました。
手打ちうどんはを作るのは思いのほか簡単で、しかも驚くほど美味しいので、作ったことのない皆さんも一度お試しください。
使う道具や材料は下の写真にあるものだけ。
コネ鉢はあるに越したことはありませんが、ボールや浅くて口が広い鍋でもいいですし、フライパンでも下に布巾などを敷いてグラグラさせないようにすれば大丈夫です。
のし板も、少量ならばまな板を使っても良いし、多めに作るのでしたらキッチンテーブルの表面を綺麗に拭いてそのまま使用してもいいでしょう。
のし棒は百均で売っているすりこぎでも充分です。
包丁は刃が真っ直ぐな包丁が切りやすいのですが、それがなくても家庭用の包丁でも大丈夫でしょう。
つまりそれらは皆さんが台所で普段ご使用になっている器具類で充分代用できるのです。
二人前の材料:
・中力粉200g(写真に写っているのは日清の手打ちうどん用の粉ですが、普通の中力粉であれば充分です)
・水90cc
・塩6g(小さじ1杯ほど)
1.コネ鉢に中力粉を山高に入れ、中央をくぼませる。
2.塩を混ぜた水をくぼませた部分に入れる。
3.指先で揉みほぐすようにしてよく混ぜる。
4.だんだんまとまってきて水が均等に染みているようならば団子状に丸め、そのかたまりをポリ袋などに移し、室温で3~4時間寝かせる。寝かせずにそのまま次の行程に移ってもいいのですが、なるべく長く寝かせることでグルテンの結びつきが強くなり食感が良くなります。
5.寝かせた後、かたまりを取りだしてこねます。この時、二人前ほどの量ですとコネ鉢などを使ってこねてもいいのですが、四人前以上作るのですと、厚手のポリ袋に入れた状態のまま足で踏む方が楽ですしうどんのコシも強くなります。
*うどん踏みは子供たちにとってはとても面白い遊びになるようです。お子様やお孫さんがいらっしゃる方はどうぞお試しください。うどん作りで一番疲れる作業からも開放されますし。
6.10分程こねたりあるいは踏んだりした後、それを団子状に丸めてのし板の上に乗せます。この際、のし板に充分な打ち粉をしておくと板にくっつきません。
*打ち粉は同じ中力粉でも良いのですが、私は薄力粉を使っています。また麵に切った後茹でるまで長く置いておくのでしたら片栗粉を使用するほうが麺どうしがくっつきにくくなります。
7.かたまりを手で押さえるようにして円盤状に伸ばしてから、その上に打ち粉をし麺棒を転がしながら広げていきます。この時、麺棒にも打ち粉をしておくことと四方に伸ばすように広げていくことが大切です。
8.ある程度薄くなったら麺棒に巻きつけては裏返しに広げ、麺棒で伸ばすことを繰り返す。(麵が綿棒や板にくっつくようなら打ち粉を振る)
9.3~6mmほどの厚さになったら生地にまんべんなく打ち粉を振り、屏風だたみに包丁で切れる長さにまで折りたたむ。
10.端から細切りにし、少し切りためるごとに上からパラパラと打ち粉をし、麵をほぐしてくっつかないようにしておく。
11.全て切り終えたら、なるべく広くて平らな皿に、山盛りにならないように広げておく。
*小さな器に山盛りにしてしまうと、麵の重さで麺どうしがくっついてしまいます。
12.強火の火にかけたたっぷりの熱湯が入っている大鍋に、麵をさばきながら入れ、再び煮立つまで箸でゆっくりと大きく混ぜる。
13.麵が浮いてきて煮立ったら少し差し水を加え、それを繰り返す。ゆで加減は麵をちぎってみて針ほどの白い芯があるくらいを目安に、食べて確認する。
14.自分の好みにゆであがったら、手早くザルに上げ、たっぷりの冷水で揉むように洗いながら表面のぬめりを取り、ザルや器に分ける。
薬味は、天かすやネギやミョウガ、そして練り生姜などを事前にお好みで用意しておいてください。
めんつゆも醤油とだし汁にみりんを入れたりと自分で作ってもいいのですが、市販のめんつゆでも充分です。またお好みでごまだれを使ってもいいでしょう。
手打ちうどんは手打ち蕎麦のように難しくなく、初めての方でも失敗することなく作れ、しかも市販の乾麺にはない美味しさを味わうことができますので是非お試しください。
『昆明の市街-1』の続きです。
市の中心部を流れる盤龍江
市の最も賑やかな南屏街を少し入ると、まだこのような静かな通りが残っています
農村部から一緒に連れてこられた子供たちでしょうか
高級レストランの前で新郎新婦を待ち構えるリムジン
東寺塔
昆明はベトナム・ラオス・ミャンマーと国境を面した中国雲南省の省都で、標高1900mの高原にあります。
位置的には台湾と同じ緯度上ですが、標高が高いために年間を通して温暖な気候で「春城(春の都)」とも呼ばれています。
昆明の空港は、以前は市の中心部近くにありましたが、政府による西武大開発の一環として中心部から東側に25km離れた場所に『昆明長水国際空港』として2012年に開港されました。
芍薬に似たこの花は?
持ってきた小鳥を歩道のこのような所に
大通りに出ると朝からこのような路上販売が多く見かけられます
白い花を輪に繋げた首飾りでしょうか
蓮の実。試しに口にしてみましたが、青臭くて吐き出してしまいました。生では食べないのでしょうね。
通行人の気を引くために路上にチョークで色々と書いてはいますが、お金を落として行く人がいるのでしょうか。
睨まれたので退散します。
果物売りも
状元楼
昆明市博物館
近日楼
明拓東体育場
昆明の市街-2(中国雲南省)→
←双江の小数民族の暮し(中国雲南省)ー2
昨日は年に一度のわが家の行事。
朝から味噌作りに励みました。
大豆・米(米麹)・食塩だけで、添加物の一切含まれない手作り味噌は、作り方も簡単というだけでなく驚くほど美味しいので、この味を覚えてしまうともう市販の味噌には戻れません。
これこそ「手前味噌」(笑)
失敗しない手作り味噌の作り方
ここでは出来上がる味噌の量を4kgに想定して説明していきます。
材料: 大豆 1kg
乾燥米麹 1kg(生麹ならば1.5kg)
塩 480gほど
1. 大豆は前日に洗ってから一晩水に漬けておきます。
*大豆は水を吸うと2倍以上の体積に膨れあがるので大きめの容器にたっぷりの水を入れます。
2. これも前日に、米麹1kgと塩370gほどを手で揉むように混ぜ合わせ、冷蔵庫に一晩寝かせます。
3. 翌日、大鍋に膨らんだ大豆を移し、ややとろ火で3~4時間じっくりと煮ます。圧力鍋の場合は約15~20分でふっくらとするようです。
*アクや大豆の皮が出てくればそれを取り除きます。
4. 豆を潰す。
煮上がった大豆を、熱いうちにすり鉢やミキサー、フードプロセッサー、ジャガイモ用のマッシャー、など、ご家庭にある好みの道具を使って潰しますが、丈夫なビニール袋に入れて足で踏みつけて潰しても大丈夫です。いずれにしても、この段階で出来上がる味噌の個性の違いが出ますから、出来るだけ丹念に潰してください。
*また、大豆を茹でたゆで汁は次に使いますから捨てずに取っておきます。
5. つぶし終えた大豆が人肌になるまで冷めるのを待って、冷蔵庫に入れておいた麹と混ぜ合わせます。この時、取っておいた大豆のゆで汁を少しずつ加え、ハンバーグ生地程度の柔らかさになるようにします。
6. 内部を良く洗浄消毒した容器に、混ぜ終えた大豆ペーストを一掴みずつ空気が混ざらないよう強く押さえつけながら詰め込みます。
*容器の洗浄消毒が不完全ですと、味噌の発酵過程でカビが発生してしまいますので要注意です。
7. 詰め終わったら上部をラップなどを使って平らにし、雑菌の繁殖を抑えるために残しておいた塩を表面にまんべんなく振りかけ、その上をビニールなどで覆い、清潔な押し蓋を入れてから1kg程の重しを乗せます。
・以上で味噌作りの工程は終了ですが、これを冷暗所に保管後、3ヶ月後くらいから食べられるようになります。また、時間が経つに従って色も味も濃く変化していきますが、失敗しないコツは雑菌が入らないようにすることです。
そのことさえ気をつければ上記のレシピに拘る必要もなく、自分流の美味しい味噌が作れます。つまり、このレシピでは使用する塩を480gと書いていますが、コツをつかめば300g程度に減塩することすら可能です。
*味噌を仕込むには1月から2月にかけて行うのが最適だと言われていますが、どの季節でも大丈夫です。というより、仕込む季節によって出来上がりの味が変わりますので、それも楽しみの一つと言えるでしょう。
追記:
空気に触れないように注意していても、保存しているうちにカビが生えてしまうことがあります。ですが失敗だと思って味噌を捨てる必要はありません。 味噌を熟成している時に発生してしまうカビのような異変には主に3種類あります。
一つは白カビですが、これは酵母ですから気にすることはありません。
次に青カビですが、これが発生しだした場合はその部分だけをヘラなどで剝がして捨ててください。このカビの場合はまた発生する可能性がありますので、その後も定期的に熟成過程を見守る必要があります。
そして、味噌の表面が黒くなっている場合ですが、これは実はカビではなく酸化です。ですからそのままでもいいのですが、味や風味に影響を与えてしまいますので、その部分を取り除いておく方が無難です。
味噌作りのレシピなどに、熟成途中の味噌を定期的に混ぜ合わせるようなことが書かれてあることがありますが、これは大量に造る場合ならば必要ですが家庭で消費する程度の味噌ですと必ずしも必要ではないでしょう。
昆明の市街-1(中国雲南省)→
前回の続きです。
今回は清平村から50kmほど北西に移動した場所にある布京村の景色を紹介します。
これから農作業
急な斜面に造られた段々畑
村落のアップ