気侭に

その時々で気の向くままに

ネットで拾った面白い小話-19

2017年11月30日 | 小話

カンボジアの写真特集が続いていますので、ここで小休止。久しぶりに私がネットで拾った面白い話しをご紹介します。

 

 

 今回は小話というよりは実際にあったという話の中から、電車の車掌さんによる案内放送です。

 車内の案内放送、車内検札、ドアの開け閉め、発車の合図などを受け持つ車掌さん。また、事故など緊急の際は、後方の列車に自列車の存在を知らせたり、車掌弁を扱って列車を停めたりなど、乗客の安全を確保する重要な役割です。

 そんな車掌さんの奇想天外な車内アナウンスを集めてみましたのでご覧ください!

 


● 品川駅で山手線乗ったら車掌が車内アナウンスで「いま私が酔っ払いにからまれているため発車が遅れていまーす!」。

 車内は大爆笑だったとか。

 


● 大井警察署からバスで大井町駅に戻る途中、誰も押してない(待人も無い)停留所に突然止まった。

 「すみません、後ろに寝てる小さなお子さん居ませんか?その子多分ここで降りるので起こしてもらえますか?」とアナウンス。

  皆に起こされた小学1年くらいのその子は照れつつ降りてった。皆笑顔になった。

 

● 今夜の総武線車内アナウンス「本日は大切な方へのプレゼントを車内にお忘れにならないようお気をつけ下さい。また、私のように大切な人がいない方は、来年もそうならないようお気をつけ下さい」。これを全く真面目な車掌的口調で述べた。

 


● 京浜東北線「電車が重すぎて坂がのぼれません」

 


● 東上線運転再開@池袋。

  駅員「まもなく改札開けますからね。みなさん、押し合わずに落ち着いて入るって約束してもらえますかー?

  (皆無反応)

  大丈夫ですね?

  (無反応)・・・わかった人手ぇ上げてぇーっ!

  (皆無言でなぜかSuicaを掲げる)

  ・・・はい、ありがとうございますっ!電車到着でーす!」

 


● 駅員「ドアが閉まります!電車から離れてください!ドアが閉まります!離れてくだ   さい!!」

 ドア閉まる

 駅員「ドアが発車します!」



ネットで拾った面白い小話-19

 


ネットで拾った面白い小話-18

2017年10月08日 | 小話

10月に入ると急に秋めいてきました。

さて、今回もまたネットから拾った小話を少々。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。


 

● 4桁の暗証番号:

わたしは銀行で窓口業務をしている。ある日、おばあちゃんが新規口座開設にきたので「4桁の暗証番号を決めて下さい」とお願いしたら、えらく悩んでいた。

「おばあちゃん、明日でもいいから決まったら教えてね」と言ってその日は帰ってもらった。

そして次の日、おばあちゃんが持ってきた申し込み用紙にははっきりと「ど・ん・ぐ・り」と書かれていた。

きっとおばあちゃんは、昨夜ずっと悩みながら”暗号”を考えていたのでしょう。

 


● 夢とロマン:

俺の友達は、遥か海の向こうの国々に夢とロマンを求めて、手紙をビンに詰めて投げた。ビンはテトラポットにあたって粉々に砕け散った。

 


● 運転免許:

「お宅のお嬢さん、車を運転されてますな」と、近所の人が、最近免許を取った娘の父親に言った。

「運転を覚えるのにどの位かかりました?」

娘の父親が、憮然として答えた。

2台半ですよ」





ネットで拾った面白い小話-17

2017年09月25日 | 小話

 蝉の声もいつの間にか聞こえなくなり、だんだんと涼しさも増してきました。

 9月もまもなく終わり、来週から10月になろうとしていますが、実は統計的にこの時期から12月にかけて交通事故が増えていくそうですから、皆さんもお気をつけください。

 ということで、今回は、その交通事故にまつわるネットで拾った小話を一つ紹介します。

 

 

■ 老紳士が運転していた車と中年の男が運転していた車との事故の話

 

2台の自動車がフリーウェイで正面衝突した。

2台とも大破したが、どちらの運転手も無事だった。

 

先に車から這いだした老紳士が他方の車に駆け寄り、運転していた中年の男を助け出してから柔らかい物腰で言った。

「お怪我はありませんかな?」

 

男は、相手の意外なほどに紳士的な態度に驚き、丁寧に答えた。

「ええ。あなたは?」

「私も無事です。 いやはやこんな危険極まりない所が野放しにされているとは、行政にも困ったものです」

「いや、まったくです」

「それにしても、こんな事故なのにお互いに怪我一つしないなんて、奇跡としか言えませんな」

 

そう言うと老紳士は、内ポケットから小瓶を取り出して男に差し出した。

「こんなときは気を落ち着けるのが一番ですぞ」

「おお、これはありがたい」

 

男は小瓶を受け取り、中身のウイスキーを半分ほど飲み干した。

「さあ、あなたも」

男が返した小瓶を受け取ると、老紳士は小瓶の蓋を閉めて内ポケットにしまい、皺だらけの顔で微笑んだ。

 

「ええ、私は警察の事故処理が終わってからでもゆっくりと」




 いやはや、この老紳士は食わせ物ですね。

 皆さんも事故に巻き込まれてしまった時は、どうぞお気をつけください。





書き間違い・言い間違いあるある7選

2017年09月24日 | 小話


 皆さんは、メールを書いた後、読み返さずに出してから誤入力・誤変換に気がついて慌てたことはありませんか?

 私も時間に余裕が無い時などによくそれをやってしまいますが、チャットとなると読み返したりしないでしょうから、誤入力で時々とんでもない文を送ってしまうこともあるでしょう。

 今回は、"BuzzFeed"というサイトで見た、Chatでついやってしまいがちの面白い間違い編を紹介します。

 突然吹き出して周りの人に迷惑をおかけしないように気をつけてください。

 

1. たとえば、こんな書き間違い…

×鳥引き裂き ○取引先



2. 一文字違うだけで…

×人の顔じゃない ◯人は顔じゃない



3. 後輩が物騒すぎる

×死霊 ◯資料



 

4. 言い間違えにもいろいろある

×ちんぴらごぼう ◯きんぴらごぼう

 

 

5. 背中を押すつもりが…

×当たってくじけろ ◯当たって砕けろ

 

 

6. サラダ丸?

×サラダ幸村 ◯真田幸村

 

 

7. 言いたいのに言えないことも

×カツレツ ◯滑舌

 

 いかがでしたか?

 私も何度も吹き出してしまいましたので、皆さんへもお裾分け。



 "BuzzFeed"というサイトでの上記のオリジナルは以下にあります。

https://www.buzzfeed.com/jp/sonyjpn/kakimachigai-iimachigai?distro_platform=facebook&utm_term=.hlAbqblEM#.ij1D3DEMo


 




ネットで拾った面白い小話-16

2017年09月19日 | 小話

 昨日は敬老の日。

 皆さんの中にも、お孫さんやお子さんたちからプレゼントをいただいたり何かしてもらったりといった方もいらっしゃるでしょうね。

 さて今回は、老人への入り口でもある『定年退職』に因んだ小話を一題。

 

 定年、最後の日

 今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男がひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。

 エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。

 男は長年、毎日昼休みにはこの店に通っているが、一度も店員とは話したことがない。

 当然、話す理由なども特にないのだが、今日男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。

 「おやじ、今日俺、退職するんだ。・・・」

 「へぇ・・・。そうかい。」

 会話はそれで途切れた。

 ほかに特に話題があるわけでもない。

 男の退職は、今日が店を訪れる最後の日であることを表していた。

 すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらがもう一尾乗せられた。

 「おやじ、いいのか。」

 「なーに、気にすんなって」

 男は泣きながらそばをたいらげた。

 些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなったのだ。

 男は退職してからも、この店に通おうと心に決めた。

 男は財布から500円玉を取り出して、

 「おやじ、お勘定」

 「へい800円」


 

 先細る年金受給金額、受給年齢の高齢化、医療・介護保険負担の増額、云々。

 この小話は「世の中そんなに甘くはないよ」というオヤジからのメッセージとも取れなくはありませんね。

 

 


ネットで拾った面白い小話-15

2017年09月13日 | 小話

 日に日に秋の気配を感じ出す今日この頃です。

 また久しぶりに、私がネットから拾った面白い小話集から一つ紹介します。

 今回は宮沢賢治の『雨にも負けず』、ではなくて、『雨にも負ける』です。

 あなたの近くに、このような人、いませんか?

 どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

 

 

 

 

『雨にも負ける』

 

 雨にも負けるし

 風にも負ける

 雪にも夏の暑さにも負ける

 ひ弱なからだをもち

 慾だらけですぐキレるし笑顔を忘れて久しい

 一日にペヤング超大盛り5箱と

 ドクターペッパーとプリングルスを食べ

 あらゆることを打算的に人の言う事は基本的に聞かずそしてすぐ忘れる

 年老いた親に鞭打って働かせ

 一日中暗い部屋のPCの前にいて

 東に病気の子供あれば不謹慎ネタに使い

 西に疲れた母あれば小遣いをせびり

 南に死にそうな人あればニヤニヤ笑い

 北に喧嘩や訴訟があれば全力で煽り

 日照りの時はコンビニ行くだけでだらだら油汗を流し

 寒さの夏は大喜び

 みんなにヒキ(コモリ)・オタ()・ニート社会のゴミと呼ばれ

 褒められもせず苦にされまくり

 そういうものに

 わたしは

 なってしまった

 

 

これを読んで素直に笑うことができれば良いのですが、笑えなかった人は・・・、

きっと色んな知り合いの顔が頭に浮かんで凍り付いてしまったことでしょう。

もしあなたがそうなってしまっていたとするならば・・・、これを今日中に10人へ届けると呪縛から解放されるかもしれませんよ。(???)

 


ネットで拾った面白い小話-14

2017年09月04日 | 小話

いよいよ今日から9月。

子供たちの夏休みも終わり、新学期が始まります。

夏の暑さはまだまだ当分続きそうですが、新しい月を楽しい気持ちで迎えたいものです。

さて、今回も再び面白い小話を。

私がネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。


 

 

● 霊感:

アパートの隣に墓場がある。

オレは霊感無いしあんまり怖い話を気にしないのでそこで暮らしていた。

お盆休みの時に帰郷する事になった。

外に出る時に背筋がヒヤッとしたんだがあまり気にしなかった。

一週間ほど帰郷したのだが、部屋に入ったとき、そこで背筋の凍る思いをしたのだ。

あんなに怖かった事は無い。

クーラーが付けっぱなしだった。

 

● あうんの呼吸。

女子高生A「そー言やさー。」

女子高生B「はあ?」

A「ソイヤッサ!!」

B「ハッ!!」

A「ソレソレソレソレッ!!」

B「ハッハッハッハッ!」

 

● ハイウェイでの逆走。

ある老人がハイウェイのルート280号線を運転していた。

ラジオを聴いて、助手席の夫人が心配そうに夫に言った。

「あなた、気をつけて。ルート280号線を逆走している狂った男がいるって言ってるわよ。」

老人は「ああ、聞こえた。でも、一台だけじゃないんだよ。何百台という車が逆走してるぞ。困ったもんだ。」

 

● しあわせってなあに。

「お母さん、ふこうって何?」

「幸せじゃないってことよ」

「じゃあさ、しあわせって何?」

「わからない方が幸せなんじゃないかな」

 

● 嘘のような本当にあった話~米国vsカナダ、一触即発の瞬間。

これは1965年の314日にニューファンドランド沖で、アメリカ海軍とカナダ当局との間で交わされた実際の無線の記録である。

 

カナダ「衝突の危険あり、貴艦の針路を15度南に変更されたし」

アメリカ「衝突の恐れあり、そちらの針路を15度北に変更されよ」

 

カナダ「出来ない。衝突の恐れあり、そちらの針路を15度南へ変更せよ」

アメリカ「こちらアメリカ海軍の軍艦の艦長である。もう一度繰り返りかえす。そちらの針路を変更せよ」

 

カナダ「それは不可能だ。もう一度繰り返す、貴艦の針路を変更せよ」

アメリカ「こちらはアメリカ海軍太平洋艦隊最大級の航空母艦リンカーンである。我々は駆逐艦八隻、巡洋艦四隻を従えている。我々はそちらの針路を15度北に変更するよう要求する。もう一度繰り返す。そちらが15度北に変進せよ。我々の要求が容れられなければ、艦の安全のために対抗措置をとる用意がある」

 

カナダ「リンカーン、こちら灯台である、どうぞ」


今回はこれにて。

 

*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart14ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。


ネットで拾った面白い小話-13

主婦の気持ちを逆なでする亭主の言動



ネットで拾った面白い小話-13

2017年08月29日 | 小話

 今月も終わりが近づいてきました。

子どもの頃は、ツクツクボウシ鳴き声が聞こえ出す頃から、それまでサボっていた夏休みの課題帳を慌ててめくっていたものです。

最近の子供たちはどうなのでしょう。

 

さて、その夏休みの課題を持っていかなければならない9月1日は、暦の上での二百十日。つまり台風襲来の厄日とされています。

最近は台風の発生する数がずっと減ってきたように感じます。とはいえ、直撃を被るとそれなりの被害がもたらされてしまいます。

今回はその台風にまつわる面白い話しをいくつか、例によってネットから拾ったものを紹介させていただきますので、どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。

 

 

台風襲来のさなか、いらだちと不安と緊張で満ちた車内や校内に、鉄道乗務員・駅員たちがアナウンスしたという名セリフ集です。

 

「横浜線は、この電車のみ運転致します。行けるところまで参ります! ご乗車になってお待ち下さい!」(JR横浜線、車掌)

 

「この業務から6時間、疲れていないと言えば嘘になります。しかし、私にもこの仕事を選んだプライドがあります。皆様を安全にお届けするまで頑張ります!」(小田急線、車掌)

 

「早くおうちに帰りたい気持ちは分かります、私も帰りたいです、でも押し合わないでください、電車は逃げませーん」(東横線、駅員)

 

「現在この電車は信号停車しておりますが、その信号が青梅線のものか中央線のものか私にも分かりません!」(青梅線立川駅手前にて、車掌)

 

「(以下、耳が割れるような信じがたいほどの絶叫で、これが構内に鳴り響いたそうです。)本日は皆様にご迷惑をお掛けしまして、誠に、誠に、申し訳ございませんでしたっ!本当に申し訳ございませんでした!!」(京王線新宿駅、駅員)・・・その迫力に、ごった返す人波も、瞬間、どっと笑い声に包まれ、なごんだそうです。

 

 

ところで、台風を題材にした、国際ジョークというのもありました。

 

会社員に、「今日は台風だから休め」といっても、なかなか休もうとしない。そんなとき、アメリカ人には「今日、会社を休んだら英雄ですよ」と言ったら、すぐ休むそうだ。フランス人には「今日は休まないでください」と言えば、絶対に会社には行かないという。日本人には、お決まりの、「今日はみんな会社休んでいますよ」と言えばまず休む。

 

 

最後にもう一つ。ささやかな親切をしたのに、がっくりきたという気の毒ながら、ついつい笑ってしまう男性の小話。

 

台風でコンビニの自動ドアが止まっていて、女子中学生がその重たくなったドアを開けられずに困っていた。それを見た彼は、代わりにぐいと押し開いてあげた。

彼は台風の中、びしょびしょになりながらも、わずかな幸福感に満たされた。

するとその女子学生、「おじさん、ありがとうございます!」と白い歯を見せてお礼を言った。

25歳(!)の男性のハートは砕け散って灰になり、強風に飛ばされて消えたそうだ。

 

 

今回はこれにて。

また次回をお楽しみに!

 


猶予のない人口問題への対策 1. 世界人口の推移

ネットで拾った面白い小話-12

ネットで拾った面白い小話-14


ネットで拾った面白い小話-12

2017年08月13日 | 小話

写真の投稿が続きましたので、ここで再び一休み。

今回もまたネットから拾った小話です。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。


 

今回はこれまでの短編集と違って一つのストーリーです。

ある賭け事のお話。

本当にあった話なのかはご想像にお任せします。

 

 *******************

ある老婦人がチェース・マンハッタン銀行本店に書類鞄を持って入って来た。老婦人は、銀行の窓口係に、鞄の中の3百万ドル( 3億円超)を預金するためだ。口座を開き、金額が大きいこともあって、先ず、銀行の頭取に会いたいと言った。

窓口係は、鞄の札束の分量を確認して、もっともな話だと思い、頭取に引き合わせた。老婦人は、護衛されながら頭取室にった。頭取は、どうやってそんな大金を持つに至ったのかを、その老婦人に尋ねた。

頭取 「それは遺産ですか?」

老婦人「いいえ。私は、賭け事をするんですよ」

頭取 「競馬か何かですか?」

老婦人「いいえ、人々と賭け事をするんですよ」

 

 当惑してる頭取に、彼女は色々な人々と諸々の事に賭け事をするのだと説明した。

 

 そして、出し抜けに、老婦人曰く

「明日の朝の10時迄に、あなたの睾丸が四角になってしまう事に、25千ドルを賭けましょうか。」

 

頭取は、老婦人の賭け事を受けた。濡れ手で泡とはこのことだ。その日は一日中、用心して過ごし、夜は自宅に留り、危ない事を一切しなかった。何せ、25千ドルが掛かってるのだから。

 

翌日に起きてシャワーを浴びた時も、何も問題が無い事をチェックした。陰嚢の形状には何の変化も無く、いつもと同じであることをしっかりと確認した。

 

頭取室に入り、鼻歌を歌いながら、老婦人が10時に部屋に来るのを待ちわびた。運が良い日だ。何もせずに25千ドルもはいるのだ。

 

10時キッカリに、老婦人が頭取室に招かれ、ある男性が同行していた。彼女は、この方は自分の弁護士で、こういう大金が賭けられた時には、いつも同行するのだと言った。

 

老婦人「それでは、昨日始めた賭け事の話に入りましょう」

頭取 「どう言ったら良いか分かりませんが、私のその・・・、睾丸はいつもと同じで、違う事と言えば、今日は、25千ドル分、金持ちになるということだけですね」

 

 その老婦人は、皆に良く見える様に、頭取にズボンを脱ぐ様に頼んだ。頭取はそれに従い、婦人は睾丸を凝視して、手で触っても良いかと尋ねた。

頭取 「え!・・・ま、良いでしょう。25千ドルは大金ですから、確認してもらうよりほかないでしょうしね。」 

 

 その時、頭取は、彼女の弁護士が盛んに壁に頭をぶつけているのを見た。

 

頭取 「彼は、どうかしたんですか?」

老婦人「何でも有りませんよ。ただ、私は、彼と賭け事をしたんです。私は、今朝の10時に、チェース・マンハッタン銀行頭取の睾丸を手で掴む事に、10万ドルを賭けたんですよ。それだけのことです。気にしないでください。」

 

お後もよろしいようで。



層雲峡と黒岳

昆明の順城清真寺 (中国雲南省)



ネットで拾った面白い小話-11

2017年07月22日 | 小話

旅の写真が続きましたので、久しぶりに、再びネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。

 

 



男は、本当に必要ならば、千円のものにも二千円払う。

 女は、二千円が千円になっていれば、必要でなくても買う。

 

 男と幸せに暮らすには、男を理解しようとしなければならない。

 女と幸せに暮らすには、女を理解しようとしてはいけない。

 

 女は、結婚したら夫に変わってほしいと思う。でも夫は変わらない。

 男は、結婚しても妻に変わらないでほしいと思う。しかし、妻は変わる。

 

●夫婦の会話。

妻「ね~、もし99999999円あったらさあ、どうお?」

夫「外車が欲しいなあ。きみは?」

妻「もう1円欲しいかなあ」 

 

●ネコってどんな動物?

・したいようにする

・人の言うことを聞かない

・行動が予測できない

・都合のいいときだけ声を出してなく

・気まぐれ

・部屋に長い毛を落としていく

・こっちが一緒に遊びたいときは一人でいたがる

・こっちが一人でいたいときは一緒に遊びたがる

 

 結論:ネコは女といっしょ

 

●イヌってどんな動物?

・寝そべるのは家の一番いい場所

・ほっとくと散らかし放題

・おもちゃがあれば一日中機嫌がいい

・アホヅラに腹が立つこともあればアホヅラがかわいいこともある

・都合のいいときだけ声を出してうなる

・おねだりが上手

・こっちが一緒に遊びたいときは一緒に遊びたがる

・こっちが一人でいたいときも一緒に遊びたがる

 

 結論:イヌは男といっしょ

 

●男「君はまるでおれを犬のように扱うね」

 女「あら、そんなことないでしょ? 私、犬は好きだもの。」

 

●「おたくの旦那さん、朝起きたらいつも何て言うの?」

  「そうね、たいていは『おはよう、かよこちゃん』かしら」

  「で、あなたは何て答えるの?」

  「『あたしは、まなみ。』」

 

●久しぶりに、高級レストランとやらに行ってみた。

 隣のテーブルに、若い品の良さそうなカップルがいた。

 ウェイターが、魚料理をしげしげと運んできて言った。

「スズキでございます。」

 すると、男の客のほうが、「久保田です。」

 女のほうも、にこにこして「細谷です」と言った。

 

●旦那が酔っ払って帰って来た。

 ソファにどたっと倒れこみ、そのまま轟沈。

 ぼそぼそ、なにか言っている。

 どうもタクシーの運転手に道を指示しているようだ。

 「その先の手羽先手羽先方面を右折です」

 

●「私、もう数え切れないほど『結婚してくれ』って頼まれたわ」

 「そりゃそうだろう。君の両親は心配してるんだよ。」

 

●船旅をしていたある早熟な少女の日記には、こう書かれていた。

(月曜日)船長に食事に誘われる

(火曜日)船長と一日を過ごす

(水曜日)船長に下品な申し出をされる

(木曜日)船長に、もし申し出を断れば船を沈めると脅される

(金曜日)500人の乗客の命を救う



今回はこれにて。

また次回をお楽しみに!


 

アチャン族の村ー1(中国雲南省漕澗鎮仁山村)

ネットで拾った面白い小話-10

大理喜洲-2 (中国雲南省)



ネットで拾った面白い小話-10

2017年06月15日 | 小話

今回も再び面白い小話を。

 

私がネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。


 

 

●  夫婦の会話

   妻「ねえあなた。たまには外で食事ってのはどうかしら?」

   夫「いいね。なんだか昔に戻れそうだな」

   妻「毎週1回、曜日を決めて行くといいと思うんだけど」

   夫「うんうん。ますますいいね。楽しみだなぁ」

   妻「じゃあ私は土曜日に行くから、あなたは月曜日にでも行ってね」

 

 

●  夫婦の会話

   妻「ねえ、このあたしの作った肉じゃが、どうかしら?」

   夫「・・・愛してるよ。」

   妻「もお、なあにい、いきなり。えへへ。そうじゃなくて、料理の味のこと。」

   夫「食べたからこそ言ってるんじゃないか。・・・それでも愛してるって。」

 

 

●  ある夫婦のもとに信じられないほどの不細工な子供が産まれた。

   周りからの目に耐えられなくなった妻は子供の殺害を計画する。

   妻は子供が夜になると無意識のうちに自分の乳房にしゃぶりつくことを知っていた。

   妻はその習性を利用し子供を毒殺しようと考えた。

   その夜、妻は自分の乳房に毒を塗って床についた。

   そして朝が空け妻が目を覚ますと、無邪気に笑う子供の横で、夫が息絶えていた。

 

 

●  母と娘の会話

   娘「ねえ、ママ。この前、天使には羽があってお空を飛べるといったわよね」

   母「ええ、言ったわよ」

   娘「さっきパパの会社に行ったでしょ?ママがトイレに入っている時、パパがお席に座った綺麗なおネエちゃんに君は天使のようだと言ってたわよ。あのおネエちゃん、いつお空を飛ぶのかなあ?」

   母「……明日、お母さんがちゃんと飛ばしとくわ。」

 

 

●  来客:「おっ、もうこんな時間か。そろそろ帰らないとな。最後に、君の奥さんにおいとまの挨拶をしたいんだが」

   主人:「私もだ。」

 

 

●  小学校の先生が、防犯指導を行なった。

   「いいですか。たとえばみんなのパパが電車に乗っているとき、横から黙って近づいてきて、ポケットに手を入れて、お金を全部奪う人がいたとします。この人はいったい何者でしょう?」

男の子がはりきって手を上げ。

   「すごい、もう分かったのかい、じゃあ文太郎君答えて。この人はだあれ?」

   「お母さん!」

 

 

●  「ねえ、ママ、あの人を見てごらん。髪の毛が全然ないよ」

   「静かにしなさい!聞こえるわよ」

   「え? あの人、それ知らないの?」

 

 

●  とんでもなく不器量な女子学生が夏の休暇で帰省した折、母親に、ついに処女を失ったと打ち明けた。

   「まぁ……。どうして、そんなことになったの?」

   ショックを受けた母親が尋ねた。

   「大変だったわ」と娘は答えた。

   「仲良しの女友達が、三人がかりで彼を押さえつけてくれたのよ。」

 

 

●  OL5人でハイキングを計画したところ、男性課長も行きたいと言い出したので、6人で行くことになった。

   課長は、上機嫌だった。

   途中、課長が草むらでオシッコをしていると、急に蛇が現われ、あろうことかアソコを噛まれてしまった。

   顔面蒼白になって倒れる課長。

   OLたちは慌てて携帯で救急車を呼ぼうとした。

   救急隊員「山の中ですから時間がかかります。我々が到着するまで、応急処置をお願いします」

   OL  「どんなことをすればいいんですか」

   隊員「傷口から毒を吸い出すんです」

   OL  「吸い出すって、ええっ、口で・・・?もしそれをしなかったら?」

   隊員「助からないかもしれません」

           5人はしばらく相談した。そして――

   課長「うう。く、苦しい。救急隊はなんて言ってた……

   OL 「課長、もう助からないそうです」



 

今回はこれにて。

 

次回をお楽しみに!

 

 

*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart10ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。

 

 

手作りピザ

もえぎの湯

ネットで拾った面白い小話-9



ネットで拾った面白い小話-9

2017年06月11日 | 小話

写真の投稿を一休みして、今回もまた面白い小話を。

 

私がネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。




患者「歯を抜くのに五万だと?ふざけるな!たった五秒の仕事だろ!」

 医者「それじゃあ、一時間かけて抜くかね。

 

 

  「信じてもらえないかも知れないけど、私、この夏に七人もの男性にノーと言ったのよ」

  と妻が自慢げに言った。

  それに対し夫は。

  「へえ。それで、何を売りつけられそうになったの?」

 

  

アパートを空けることが多いわたしは、実家の母親に「FAX送っといて」と頼んだ。

  数日後、「ファクシミリ本体」が宅配便で届いた。

 

 

うちのおやじが、いつになく、元気がない。

 聞けば、パソコンとか、携帯がなかなか使えなくて、リストラされそうだ、と真剣に悩んでいる。

 きっと顔文字が使えないからに違いない。

  

 

お袋の、ピザ屋でのやりとり。

 店員  「6つに切りましょうか、8つに切りましょうか?」

 おふくろ「とてもお腹がすいてるから、そうね、8つに切ってください。」

 俺は、感心した。

 

  

●  お餅?

 「当店のポイントカードは、おもちですか?」

 「え・・・え~っ!・・・や、焼いたことはありませんけど・・・。」

 

 

良い辞典を見つけた。

 それには、こう書いてあった。

 『罰金は、間違ったことをして払わされる税金。税金は、正しいことをして払わされる罰金。』

 

 

 

友だちがフランスに行ってきた。

 「おまえ、フランス語なんかできないだろ。パリへ行って言葉に不自由しなかったか?」 

 「ああ、俺は不自由しなかったがね。けどフランス人が不自由してたみたいだ。」

 

 

まもなく退院。

 病院へしばらく入院中のおばさんから、メールが来た。

 「天敵もなくなったので、明日にでも隊員になりそうです。」

 

 

ヤバイ超ヤバイ。

 不動産のチラシ、マジヤバイ。 

 「築五分」。これだけでもやばい。

 「駅から五年。」もっとやばい。 

 

  

バス停の標識を、少しずつずらして、うちに近づけていたんだが、今朝出かけると、元のところに戻されていた。

 

  

俺の友達に、ドケチなやつがいる。

 ある日、乗ったタクシーが、ブレーキ故障を起こしたときのことだ。

 タクシーの運転手「大変だ、車が止められない! ブレーキが壊れた!」

 そいつ     「とりあえず、料金メーターだけでも止めてくれないか?」

  

 

航空機内でスチュワーデスが客に尋ねた。

 「お食事をお召し上がりになりますか?」

 「何を選べるの?」

 「『はい』か『いいえ』のどちらかを選べます」



 

今回はこれにて。

 

次回をお楽しみに!

 


 

*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart9ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。


 

 

小出俊介のスクープに思う

麗江の茶馬古道 (中国雲南省)

ネットで拾った面白い小話-8




ネットで拾った面白い小話-8

2017年06月08日 | 小話

写真の投稿が続きましたので、ここで再び一休み。

今回もまたネットから拾った小話です。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。




飛行機に乗ってしばらくするとスチュワーデスが 

 「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか」と聞いてきた。 

 偶然乗り合わせた医者が席を立ち、事態を解決することになった。 

 またしばらくするとスチュワーデスがやってきて言った。

 「お客様の中でジャンボジェットを操縦できる方はいらっしゃいませんか?」

 

 

 

医師「一つ悪いニュースがあります。間違えて良いほうの足を切ってしまったのです。でもいいニュースもあります。悪いほうの足は良くなっています」

 

 

 

交番に一人の女性がやってきて言った。 

「犬のポチがいなくなったんですが」 

「張り紙をだしたらどうでしょうか」と警官は言った。 

「ええ、そうも思ったんですが、ポチは字が読めないんですよ」

 

 

 

若い女が銀行に来て、金を引き出そうとした。

 「ご自身に間違いありませんね?」と銀行員が聞いた。

 若い女はハンドバッグを開き、鏡を出して覗きこんで言った。

 「ええ、間違いありません」

 

 

 

進路のことで、友達から相談を受けた。

 友人「俺、船乗りになりたいんだけど、泳げないんだよ」 

 俺「そんなこと気にするなよ。俺は飛行機の操縦士になりたいけど、空を飛べないぜ」

 

 

 

ある早朝のこと、母親が息子を起こすために部屋に入って言った。 

 「起きなさい。学校へ行く時間ですよ!」 

 「学校になんか行きたくないよ」 

 「理由を言いなさい!」 

 「みんな、僕のこと嫌ってるんだよ!」

 「そんなの、理由になってないわよ。さあ、早く起きて支度しなさい」 

 「それじゃあ、どうして学校に行かなきゃならないのか、その理由を言ってよ!」 

 「まず、あなたは52歳でしょう。それに、校長先生でしょう!」

 

 

 

昨日、おじいちゃんがボケ防止の本を買ってきた。今日も買ってきた。

 

 

 

ある男が街を歩いていると、少年に呼びとめられた。

 「おじさん、今一万円札落としませんでしたか?」

 男はちょっとポケットを探っていたが

 「ああ落としたようだ。坊や、拾ってくれたのかい?」

 「いいえ」少年はポケットから手帳を取り出し、なにか書きながら言った。

 「今ボクたち、この町に何人ウソつきがいるか調査しているんです」

 

 

 

「よう吉田あ!。だいぶ変わったな。髪は白くなったし、ヒゲも生えてる。それに太ったなあおまえ。」 

 「私は吉田じゃないです」 

 「なんだ、名前も変わったのか」

 

 

今回はこれにて。

次回をお楽しみに!


*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart8ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。



シャングリラの風景 (中国雲南省)

横浜 原鉄道模型博物館

ネットで拾った面白い小話-7




ネットで拾った面白い小話-7

2017年06月05日 | 小話

今回も再び面白い小話を。

 

私がネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。

どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。

ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。


●  中学のとき、英語の試験に、「『No Smoking』を和訳せよ」という問題が出た。「横綱はいない」と書いて出した。

私は、今でも英語に自信がある。


●  今、取引先の担当からメールで、「まずは取り急ぎファックさせていただきます」という丁寧な犯行予告が届いた。


●  人相の悪い客が、「責任者を出せ!」と、えらい剣幕で店に入ってきた。
 彼は髪の薄くなった店長に向かって、「てめえ、ハゲとる場合じゃねえぞ!」と言った。
 私は吹き出すのはこらえたが、失禁した。


  酔っ払った父が間違えて、すごく高そうな傘を持って帰ってきた。
 母は急いで裁縫箱を取りだし、せっせとそれに名前を刺繍していた。


●  レストランで長時間待たされたあと、やっと席に着きに案内され注文をした。
「ハンバーグステーキのセットをください」
「食後でよろしいですか?」
 その店員、よほど疲れていたらしい。


●  アメリカへ行く便で、食事の時間になった。
 外国人の客室乗務員がニヤニヤしながら 「おまえはチキン(弱虫)か。 え?」っと英語で挑発してきた。
 私は日本男児だ。だから黙って耐え忍んだ。
 その後、何度もその嫌がらせは続き、私だけけっきょく食事抜きにさせられた。私は、負けない。


●  予備校時代、英作文の問題で「覆水盆にかえらず」を「Mr.Fukusui did not go home at summer vacation.」と訳したやつがいた。
 今でも間違っていないと思う。


●  すごい満員電車で、おばちゃんが巨乳をピッタリくっつけてきた。
目が合った時すごく申し訳なさそうに「ボインでごめんねぇ」って謝られた。
俺は咄嗟に、「バッチリです!」と返してしまって色々悩んでる。


●  タクシーに乗ったら、運転手のオッサンが窓開けて月を眺めながら、
「月、綺麗ですよねぇ。アレって地球の影なんでしょ? ということは、私たち二人の影もほんのちょっとだけ、あそこに写ってるんですよねえ」と言った。
 待て。俺を胸キュンさせてどうする。


●  30年連れ添った妻とは、会話がほとんどない。
 私が帰宅すると、いつものように妻は無機質な声で言った。
 その目はすわっていた。
「ご飯にする? お風呂にする? それとも・・・ア、タ、シ?」
 ・・・私は、凍りついた。


●  おやじが、女にフラれた弟を励ましていた。
「大丈夫だって。女なんて、星の数ほどいるじゃないか。手が届かないだけだ」
 弟は、それ以後引きこもった。


●  混浴の露天風呂に浸かっていたら、若いカップルが入ってきた。思いっきりじゃれついていた。
「ねえ、お風呂あがりに何飲みたい?」
「俺はブラックコーヒーでいいや」
「えっ? 苦いよ?」
「キミとの時間がとっても甘いから」
 歯の浮くようなセリフ。思い切り二人の世界に入っていたようだ。
 横のじいさんが大笑いして、入れ歯が外れて湯船に浮いた。


●  医学部で勉強している弟が、最近焦っている。彼女が未だにいないのだ。
「ヤバイ。半年以内に彼女出来ないと、ほんとうにヤバイ。このままだと初めて向き合う女性の裸が、実習の死体になっちまう」


今回はこれにて。

次回をお楽しみに!


*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart7ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。


 

横浜港

文山の風景 - 2 市場(中国雲南省)

ネットで拾った面白い小話ー6




ネットで拾った面白い小話ー6

2017年05月30日 | 小話

この『ネットで拾った小話』もいつの間にか6回目になりましたが、今回はこれまでと違いお題は一つで、あるカップルの携帯電話での会話をお届けします。



◎『俺の彼女にはイラつく』 の編

 

女『車のエンジンがかからないの 

男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』 

女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』 

男『トラブルって怖いよね。で、原因がバッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』 

女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』 

男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』 

女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』 

男『ライトは点く?点かない?』 

女『時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』 

男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』 

女『え?ごめんよく聞こえなかった』 

男『あ、えーと、ライトは点くかな?』 

女『何で?』 

男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね? バッテリーがあがってるかも知れないから』 

女『何の?』 

男『え?』 

女『ん?』 

男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』 

女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』 

男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』 

女『もしかしてちょっと怒ってる?』 

男『いや別に怒ってはないけど 

女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』 

男『だから怒ってないです!』 

女『・・・何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど? 

男『大丈夫だから。・・・怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』 

女『何が大丈夫なの?』 

男『バッテリーの話だったよね?』 

女『車でしょ?』

男『もともとは、そう。車の話でした。』

女『も~っ、友達との約束の時間にもう間に合いそうにないわ』 

男『ライト点いた?』 

女『なんの?』 

男『車の』 

女『あっ 屋根のライトついた』 

男『屋根?』 

女『聞こえなかった?』 

男『いや、聞こえたけど』 

女『じゃどうして聞き返すの?』 

男『・・・ごめん』 

女『ごめんじゃないわよ。急いでいるのに』 

男『えっと、屋根って室内灯のこと?』 

 

  ここで別の携帯電話の着信音

 

女『ちょっと待って、友達からこっちの携帯に電話が入った』 

男『あ、うん、OK 

女『もしもし、うんそうなの、あたし。車壊れちゃってさぁ・・・』 

 

  —— 20分経過 —— 

 

女『うん、そういうわけだから、じゃまた掛けるねー』 

男『終わった?』 

女『なにが?』 

男『いや、いいや。で、室内灯は? 

女『ちょっと待って、いいやってなに?』 

男『は?』 

女『あのね、確かに私はあなたに助けてもらっているかもしれないよ』 

男『いや、大したことじゃないし 

女『でもね、困っている人を助けるのってフツーじゃない?』 

男『・・・』 

女『助けてやってる~みたいな感じで、いやいいとか馬鹿にしてるの?』 

男『・・・』

 

   結局、こいつとは別れた。・・・・・

 

 

 

おやおや、若い男女の間ではよくありそうな話ですね。 

 

それでは次回もお楽しみに!


*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart5ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。


 

尋甸の風景 - 1(中国雲南省)

芒市の風景 - 3 市場(中国雲南省)

ネットで拾った面白い小話ー5