前回の続きです。
今回は清平村から50kmほど北西に移動した場所にある布京村の景色を紹介します。
この村は人口約2300人ほどで、その殆どがワ族の人たちです。
海抜はほぼ1220mで、この村を流れる布京川はチベットから流れる瀾滄江と合流してラオスを抜けメコン川となります。
かつてこの村の人たちは焼畑と狩猟で生活を営んでいましたが、文革の大躍進政策で政府によって森林が伐採されて稲作を営むようになったようです。
これから農作業
急な斜面に造られた段々畑
写真の右上に見える村落から毎日登ってきて農作業をしています
村落のアップ
生活圏と畑がはっきりと区分されています
ここでもトラクター型トラックが活躍しています
布京村の中心部
古くなった屋根は瓦からスレートへと変わってきています
布京小学校のこどもたち
小学校の売店
日の出前から売店の裏で自習をする寮生活の子供たち
この子たちの家は山向こうの村にあるので通うことが出来ず寮生活をしています
教室の前でも、起きてからすぐに教科書を広げて勉強をしています
寮の中を覗かせてもらいました
「早好(おはよう)!」と声をかけると元気な声が帰ってきます
子供たちはみな親しげに外国人の私を受け入れてくれたようです
小学校のトイレ
中がどのような状態かはあまりの凄さにとてもお伝え出来ません。ご想像にお任せしますが、このような地域のトイレに屋根と壁があるだけでも画期的と言えるでしょう
このような荒れ地にはバナナが栽培されているようです
布京村の棚田
田植え前の棚田
この辺りの棚田は、谷間の比較的緩やかな土地に造られています
山の上には今にも転がり落ちそうな巨大な岩が!
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