気侭に

その時々で気の向くままに

今年の味噌作り

2018年04月25日 | グルメ

昨年作った味噌が半分以下になりましたので、新たに味噌を仕込みました。
味噌作りはとても簡単で、しかも市販の高級味噌のような味を出すことができますので、皆様にもお薦めします。

 

味噌作りに必要な材料はこれだけです。
大豆 1kg
乾燥米麹 1kg
塩 350~500g

 

 

1.大豆は洗ってから一晩水に漬けておく。
*大豆は水を吸うと2倍以上の体積に膨れあがるので大きめの容器にたっぷりの水を入れること。

2.翌日、鍋に膨らんだ大豆を移し、ややとろ火で3~4時間じっくりと煮る。圧力鍋の場合は約15~20分でふっくらとする。
*アクが出てくればそれを取り除く。
4.豆を潰す。
 膨らんだ大豆を、熱いうちにすり鉢やミキサー、フードプロセッサー、ジャガイモ用のマッシャー、など、好みの道具を使って潰すが、丈夫なビニール袋に入れて足で踏みつけて潰しても良い。いずれにしても、この段階で出来上がる味噌の個性の違いが出る。




つぶし終えた大豆が人肌ほどの温度になるまで冷めるのを待ちます。




乾燥米麹と塩
・米麹と塩を手で揉むように混ぜ合わせ、冷蔵庫に一晩寝かせておいたもの。
これをつぶし終えた大豆と混ぜ合わせますが、この時ゆで汁を加えながらハンバーグ生地程度の柔らかさになるようにします。




混ぜ終わった味噌の素を4ℓのタッパウエアに移し、表面を薄く食塩でカバーします。
この時、中に空気が残らないようにしっかりと詰め込むことが肝心です。




表面に空気が触れないようにサランラップでカバーしてからフタをする。
それを冷暗所にしまってから、上に1kg程の重しを乗せ終えると作業が終了です。
熟成過程で汁が漏れ出る事がありますので、容器の下に紙とビニールを敷いておく方が良いでしょう。
3ヶ月後くらいから味わえるようになり、時間が経つに従って色も味も濃く変化していきますが、失敗しないコツは雑菌が入らないようにすることで、そのことさえ気をつければ上記のレシピに拘る必要もなく、自分流の美味しい味噌が作れるでしょう。








手作り餃子を作ってみました

2017年10月11日 | グルメ

久しぶりに餃子が食べたくなり、作ってみました。

餃子の皮も手作りだと粉っぽさもなく更に美味しくなるのですが、今回は手を抜いて30枚の大盤を買ってきました。

 

餃子の具の材料は、チーズやサツマイモやカボチャなど、何でも好みのものを入れて美味しく作ることが出来ますが、今回はオーソドックスな餃子にしてみました。

 

材料(2人前)

豚ひき肉   200g

ニラ     適量

キャベツ   150g

おろしニンニク 適量

生姜     適量

ごま油    大さじ1/2

酒      大さじ2

醤油     小さじ1

砂糖     小さじ1/2

鶏ガラスープの素 大さじ1/2

塩コショウ  適量

片栗粉    適量


餃子を皮で包み、熱して油を敷いておいたフライパンに隙間がないように並べていきます。

それをやや弱めの中火にかけ、片栗粉をひとつまみ入れた水をフライパンの周囲から全体に薄く行き渡る程度に流し込みます。

そのままフタをしてしばらく待つと、水分が熱で跳ねる音が小さくなりますので、蓋を取り、大皿をかぶせてひっくり返します。



はねつき餃子の出来上がり!

もし具が残りましたら、チャーハンの具にしても良いし、スープに入れても良いし、そのまま団子にして焼いても美味しく食べられます。




バズルマを作ってみました

2017年08月07日 | グルメ
ずっと旅の写真が続いていたので、ひと休み。

今回は私の簡単手作り料理の中の一つを紹介します。

昨夜のカレーが残っていたので、今日の昼はいつものナンではなくバズルマにしてみました。

6個分

強力粉 160g
薄力粉 40g
砂糖  小さじ2
塩   小さじ2/3
水   130ml
ドライイースト 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
打ち粉 適量


上記の打ち粉以外を全て混ぜてこねる。
生地がまとまってきたら適当な容器に移してラップをし、(エアコン無しの)常温で約1時間発酵させる。


生地が2倍くらいに膨らんだら軽く押してガスを抜き、6等分にして丸める。



固く絞った濡れ布巾をかけて約10分間おく。


布巾を外し、1個ずつ直径10~15cmほどに伸ばして少し置き、縁が膨らんできたら熱しておいたフライパンで両面を焼く。(表裏を何度も返しながら焼くと膨らみやすい。)


 
出来上がり。
カレーに良く合います。





雲南の蕎麦

2017年07月17日 | グルメ

先日雲南省を訪れた際に蕎麦米(蕎麦の実)を買ってきました。
野生の蕎麦を栽培するようになって起源は雲南省で、それが日本へも伝わり、今では日本を代表する食べ物のように思われています。
雲南省は今でも蕎麦の栽培が盛んに行われていて、日本へも多く輸出されています。
雲南省では蕎麦を麵にして食べるよりクレープ状にして食べるのが一般的ですが、私はやはり麵として食べる方が好みです。


蕎麦粉は石臼で粉にする方が良いに決まっていますが、それを保管するスペースがないので電動ミルを使って粉にしました。


蕎麦打ちに必要な一式。

 

蕎麦粉とのし棒、包丁と水と打ち粉。

 

二人前の蕎麦粉に真水を加え、手早く粘りが出るまでこねます。

 

 それをのし棒で広げて切るだけ。 

たっぷりと熱湯の入った鍋に入れ、さっと上げて冷水に通せば出来上がり。

 

 

絞り染めの周城村(中国雲南省大理市)

風陽邑村の尼寺(中国雲南省大理市)

手作りピザ




昆明料理 (中国雲南省)

2017年06月17日 | グルメ

 

昆明の代表的な料理の数々です。

 

水煮活蝦(川エビ料理)


 火鍋

 

臭豆腐

 

空芯菜蒸料理 

 

 

 

 ヒラメの煮付け

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクダミ入りの野菜サラダ

 

 

 

  蕎麦ロールと蜂蜜

 


手作りピザ

 


手作りピザ

2017年06月16日 | グルメ

 

たまには手作りピザもいいもんだ

 

 

 

 

材料:

 強力粉   80g

薄力粉   80g

塩     ひとつまみ

ドライイースト 小さじ1

バター   15g

ぬるま湯  50ml

オリーブ油 少々

とろけるチーズ 80gほど

具材ベーコンやトマトやピーマン玉葱などをお好みで

 

 

強力粉に薄力粉を混ぜ、イースト菌、溶かしたバター、塩、オリーブオイルを加えます

 

良く捏ねてそのまま20分寝かします

 

生地を綿棒で丸く伸ばした上にケチャップとソースを薄く塗り、好みの具材を乗せ、チーズをまんべんなく振りかけ、それをオーブンに。

20分程で美味しいピザの出来上がり!

 

 

昆明料理 (中国雲南省)

ネットで拾った面白い小話-10

失敗しない手打ちうどん

 


失敗しない手打ちうどん

2017年05月22日 | グルメ

 汗ばむような真夏日が続いていると、ざるうどんの味が懐かしくなり、久しぶりに手打ちうどんを作ってみました。

 手打ちうどんはを作るのは思いのほか簡単で、しかも驚くほど美味しいので、作ったことのない皆さんも一度お試しください。


使う道具や材料は下の写真にあるものだけ。

 コネ鉢はあるに越したことはありませんが、ボールや浅くて口が広い鍋でもいいですし、フライパンでも下に布巾などを敷いてグラグラさせないようにすれば大丈夫です。

 のし板も、少量ならばまな板を使っても良いし、多めに作るのでしたらキッチンテーブルの表面を綺麗に拭いてそのまま使用してもいいでしょう。

 のし棒は百均で売っているすりこぎでも充分です。

 包丁は刃が真っ直ぐな包丁が切りやすいのですが、それがなくても家庭用の包丁でも大丈夫でしょう。

 つまりそれらは皆さんが台所で普段ご使用になっている器具類で充分代用できるのです。

 

 

二人前の材料:

・中力粉200g(写真に写っているのは日清の手打ちうどん用の粉ですが、普通の中力粉であれば充分です)

・水90cc

・塩6g(小さじ1杯ほど)

 

1.コネ鉢に中力粉を山高に入れ、中央をくぼませる。

2.塩を混ぜた水をくぼませた部分に入れる。

3.指先で揉みほぐすようにしてよく混ぜる。

4.だんだんまとまってきて水が均等に染みているようならば団子状に丸め、そのかたまりをポリ袋などに移し、室温で3~4時間寝かせる。寝かせずにそのまま次の行程に移ってもいいのですが、なるべく長く寝かせることでグルテンの結びつきが強くなり食感が良くなります。 

5.寝かせた後、かたまりを取りだしてこねます。この時、二人前ほどの量ですとコネ鉢などを使ってこねてもいいのですが、四人前以上作るのですと、厚手のポリ袋に入れた状態のまま足で踏む方が楽ですしうどんのコシも強くなります。 

*うどん踏みは子供たちにとってはとても面白い遊びになるようです。お子様やお孫さんがいらっしゃる方はどうぞお試しください。うどん作りで一番疲れる作業からも開放されますし。

6.10分程こねたりあるいは踏んだりした後、それを団子状に丸めてのし板の上に乗せます。この際、のし板に充分な打ち粉をしておくと板にくっつきません。

*打ち粉は同じ中力粉でも良いのですが、私は薄力粉を使っています。また麵に切った後茹でるまで長く置いておくのでしたら片栗粉を使用するほうが麺どうしがくっつきにくくなります。 

7.かたまりを手で押さえるようにして円盤状に伸ばしてから、その上に打ち粉をし麺棒を転がしながら広げていきます。この時、麺棒にも打ち粉をしておくことと四方に伸ばすように広げていくことが大切です。

8.ある程度薄くなったら麺棒に巻きつけては裏返しに広げ、麺棒で伸ばすことを繰り返す。(麵が綿棒や板にくっつくようなら打ち粉を振る) 

9.3~6mmほどの厚さになったら生地にまんべんなく打ち粉を振り、屏風だたみに包丁で切れる長さにまで折りたたむ。

10.端から細切りにし、少し切りためるごとに上からパラパラと打ち粉をし、麵をほぐしてくっつかないようにしておく。

 

11.全て切り終えたら、なるべく広くて平らな皿に、山盛りにならないように広げておく。

*小さな器に山盛りにしてしまうと、麵の重さで麺どうしがくっついてしまいます。

 

12.強火の火にかけたたっぷりの熱湯が入っている大鍋に、麵をさばきながら入れ、再び煮立つまで箸でゆっくりと大きく混ぜる。

 

13.麵が浮いてきて煮立ったら少し差し水を加え、それを繰り返す。ゆで加減は麵をちぎってみて針ほどの白い芯があるくらいを目安に、食べて確認する。

 

14.自分の好みにゆであがったら、手早くザルに上げ、たっぷりの冷水で揉むように洗いながら表面のぬめりを取り、ザルや器に分ける。

 

 薬味は、天かすやネギやミョウガ、そして練り生姜などを事前にお好みで用意しておいてください。

 めんつゆも醤油とだし汁にみりんを入れたりと自分で作ってもいいのですが、市販のめんつゆでも充分です。またお好みでごまだれを使ってもいいでしょう。

 

 手打ちうどんは手打ち蕎麦のように難しくなく、初めての方でも失敗することなく作れ、しかも市販の乾麺にはない美味しさを味わうことができますので是非お試しください。

 

家庭で簡単に作れる美味しい味噌作り

2017年05月18日 | グルメ

昨日は年に一度のわが家の行事。

朝から味噌作りに励みました。

大豆・米(米麹)・食塩だけで、添加物の一切含まれない手作り味噌は、作り方も簡単というだけでなく驚くほど美味しいので、この味を覚えてしまうともう市販の味噌には戻れません。

これこそ「手前味噌」(笑)


失敗しない手作り味噌の作り方

ここでは出来上がる味噌の量を4kgに想定して説明していきます。

 

材料: 大豆   1kg

    乾燥米麹 1kg(生麹ならば1.5kg)

    塩    480gほど

 

1. 大豆は前日に洗ってから一晩水に漬けておきます。

*大豆は水を吸うと2倍以上の体積に膨れあがるので大きめの容器にたっぷりの水を入れます。

 

2. これも前日に、米麹1kgと塩370gほどを手で揉むように混ぜ合わせ、冷蔵庫に一晩寝かせます。

 

3. 翌日、大鍋に膨らんだ大豆を移し、ややとろ火で3~4時間じっくりと煮ます。圧力鍋の場合は約15~20分でふっくらとするようです。

*アクや大豆の皮が出てくればそれを取り除きます。

 

4. 豆を潰す。

 煮上がった大豆を、熱いうちにすり鉢やミキサー、フードプロセッサー、ジャガイモ用のマッシャー、など、ご家庭にある好みの道具を使って潰しますが、丈夫なビニール袋に入れて足で踏みつけて潰しても大丈夫です。いずれにしても、この段階で出来上がる味噌の個性の違いが出ますから、出来るだけ丹念に潰してください。

*また、大豆を茹でたゆで汁は次に使いますから捨てずに取っておきます。

 

5. つぶし終えた大豆が人肌になるまで冷めるのを待って、冷蔵庫に入れておいた麹と混ぜ合わせます。この時、取っておいた大豆のゆで汁を少しずつ加え、ハンバーグ生地程度の柔らかさになるようにします。

 

6. 内部を良く洗浄消毒した容器に、混ぜ終えた大豆ペーストを一掴みずつ空気が混ざらないよう強く押さえつけながら詰め込みます。

*容器の洗浄消毒が不完全ですと、味噌の発酵過程でカビが発生してしまいますので要注意です。

 

7. 詰め終わったら上部をラップなどを使って平らにし、雑菌の繁殖を抑えるために残しておいた塩を表面にまんべんなく振りかけ、その上をビニールなどで覆い、清潔な押し蓋を入れてから1kg程の重しを乗せます。

 

・以上で味噌作りの工程は終了ですが、これを冷暗所に保管後、3ヶ月後くらいから食べられるようになります。また、時間が経つに従って色も味も濃く変化していきますが、失敗しないコツは雑菌が入らないようにすることです。

そのことさえ気をつければ上記のレシピに拘る必要もなく、自分流の美味しい味噌が作れます。つまり、このレシピでは使用する塩を480gと書いていますが、コツをつかめば300g程度に減塩することすら可能です。

 

*味噌を仕込むには1月から2月にかけて行うのが最適だと言われていますが、どの季節でも大丈夫です。というより、仕込む季節によって出来上がりの味が変わりますので、それも楽しみの一つと言えるでしょう。


 

追記:

空気に触れないように注意していても、保存しているうちにカビが生えてしまうことがあります。ですが失敗だと思って味噌を捨てる必要はありません。 味噌を熟成している時に発生してしまうカビのような異変には主に3種類あります。

 一つは白カビですが、これは酵母ですから気にすることはありません。

 次に青カビですが、これが発生しだした場合はその部分だけをヘラなどで剝がして捨ててください。このカビの場合はまた発生する可能性がありますので、その後も定期的に熟成過程を見守る必要があります。

そして、味噌の表面が黒くなっている場合ですが、これは実はカビではなく酸化です。ですからそのままでもいいのですが、味や風味に影響を与えてしまいますので、その部分を取り除いておく方が無難です。

  味噌作りのレシピなどに、熟成途中の味噌を定期的に混ぜ合わせるようなことが書かれてあることがありますが、これは大量に造る場合ならば必要ですが家庭で消費する程度の味噌ですと必ずしも必要ではないでしょう。


 

昆明の市街-1(中国雲南省)

双江の小数民族の暮し(中国雲南省)ー2