横浜27団ローバー隊

ローバー隊の現スカウトや近況とOBとの連絡所

地球の行く末            小山

2008-01-15 14:51:12 | 投稿

今、「アース」という映画が封切されており、これは様々な地球上の生き物や自然界を捉えたすばらしい映像シーンだった「ディープブルー」の続編らしい。見に行きたいと思ってます。

ところで「不都合な真実」を観ましたか?今すぐにでも何かをしなければならないとあせってしまいませんか?私も昨年DVDで観て、地球と今の子供たちの将来を案じました。この映画でのゴア元副大統領のたくさんの警鐘を我々の今の立場でどうしたら良いのだろうか?この問題ほど一人一人が考えなければならないし、それぞれのライフスタイルの改善の早急な努力が必要だ。

単一製品を大量に生産する資本主義社会の経済のおかげで、 私たちは一年中快適な生活をすることができるようになった。BS活動でのテント生活を柱を建てた家屋の中で続けるようなものだった。しかも長い歴史の人類生活の過程でもやっとこの1950年代になってから、電気や家庭電器製品のおかげで衣食住の基礎が固まった。その恩恵の反動あるいは反面教師が自然界で生まれ、それを人類が敵に回したんだね。いつか宇宙人が地球をせめてきて地球を滅ぼすかもしれないという恐怖は消えてはいないのかもしれないが、宇宙人が攻めてきたときには地球は全滅しているのかもしれない。

私はこの英語のタイトルから、対策の一つがあるなと感じました。             ‘AN INCONVENIENT TRUTH’というからには、コンビニエンスストアは都合のいい店となる。もちろん本当の意味は違うのだけれど、今私たちは自分にとって都合のいい物や行動をできるだけ遠慮して違う形を模索することが大切なんだろうね。

観ていない人は必ず見てください!                         


こんな人知ってる?   小山

2008-01-15 14:05:09 | 投稿

今日は、レオナルドダヴィンチの書いたあのモナリザのモデルがようやく確定したとニュースで聞いた。予想どおりではあった。ところでみんなは、アルベルティという人を知ってますか?世界中で、ダヴィンチのことは有名ですが、実はイタリアルネッサンス時代を語るのにダヴィンチに影響を与えたもう一人の天才万能人が、このアルベルティという人なんです。私も偶然に昨年この人の存在を知って、実は天才がたくさんいるんだなと痛感しました。ダヴィンチの幸運さは、モナリザの存在でしょう。

ダヴィンチと同じ天才だけど、アルベルティは真面目な人のようです。ダヴィンチは、同姓愛好者だったり、多方面でいたずらを続けた、茶目っ気のあった変人と扱われていましたね。

レオン・バッティスタ・アルベルティ1404年2月14日 - 1472年4月25

 初期ルネサンスの人文主義者、建築理論家、建築家である。専攻分野は法学、古典学、数学、劇作、詩作であり、また絵画、彫刻については実作だけでなく理論の構築にも寄与する。音楽と運動競技にも秀で、両足を揃えた状態で人を飛び越したと伝えられる。

彼は多方面に才能を発揮し、ルネサンス期に理想とされた「万能の人」の最初の典型と言われた天才。確実に彼に帰属するとされる絵画、彫刻は現在のところ伝わっておらず、建築作品についても少数ではあるが、芸術理論は様々な分野で後世に影響を与えた。


カタルシス        小山

2008-01-15 09:22:55 | 投稿

朝青龍が稀勢の里に負けた解説で、これから‘カタルシス’が増えますねと語っていたので、思わず‘語る指数?’なんて思いながらネットの辞書を調べた。

【どういう意味?】「精神の浄化作用」のことです。

【もう少し詳しく教えて】カタルシスという言葉は、「心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること」を意味します。もともとは、アリストテレスが『詩学』に書き残した悲劇論から、「悲劇が観客の心に怖れと憐れみを呼び起こし感情を浄化する効果」をさす演劇学用語です。転じて、精神医療においては「抑圧されていた心理を意識化させ、鬱積(うっせき)した感情を除去することで症状を改善しようとする精神療法」をさします。さらに、一般化して、「心の中にあるわだかまりが何かのきっかけで一気に解消すること」をいいます。

【どんな時に登場する言葉?】哲学思想分野で用いられます。演劇学概論では、最初にならう専門用語のひとつです。ということからもわかるように、演劇・映画をはじめとするパフォーマンスや文芸関係に頻出します。例えば、「仮構の世界に陶酔することよってカタルシスをおこなう」とか、「アリストテレスが悲劇の効用として論じたカタルシス」といった表現は珍しくありません。 心理学・精神医学・カウンセリングなどでも登場します。「サイコドラマにおけるカタルシス」「カタルシスの必要性」といった言い方がされます。 また、俗に「苦痛を吐き出して解消すること」程度の意味で、個人的独白を綴った個人ページのタイトルなどにも見受けられます。

【どんな経緯でこの語を使うように?】 アリストテレスは『詩学』で、悲劇の効用としてカタルシス論を展開しましたが、「カタルシス」が意味するものを『詩学』の中で明確に定義していません。語源的には「カタルシス」は「排泄(はいせつ)」「浄化(作用)」を意味し、「体内の有害物質を瀉出(しゃしゅつ)すること」または「宗教的な浄め」をさすことから、学術研究領域では定義をめぐって、「瀉出(排泄)説」、「教化説」などさまざまな説が展開されています。 精神科医のS=F=フロイト(1856-1939)が、催眠療法と「悲惨な話を聞いて泣くこと」をあわせて用いて行なったヒステリー治療法における除反応を「カタルシス」と呼んだことから、精神療法の用語となりました。 日本では、演劇活動を展開した島村抱月(1871-1918)が、『囚われたる文芸』の中で「其の浄化(カタルシス)の説」と書いています。精神療法が日本に入ってくると、その意味でも用いられるようになります。

 【カタルシスの使い方を実例で教えて!】アリストテレスのカタルシス論 アリストテレスは『詩学』で、作品としてまとまりがあり、演技者の再現代行行為によって、観る人が「あわれみ(エレオス)とおそれ(ポボス)を通じて、そのような感情の浄化(カタルシス)を達成するものである」(1449b)と、悲劇を定義しています。 カタルシスを○○する 「言語化によるカタルシスを体験する」「観客をカタルシスへ誘う」「カタルシスを喚起する」「カタルシスを味わう」という使い方をします。 「カタルシス」 CDや本の題名に用いられています。松本英子のアルバム「カタルシス」、桑沢アツオの漫画『鉄拳のカタルシス』など。また、村上龍は『奇跡的なカタルシス―フィジカル・インテンシティ』の中で、サッカーのカタルシスは爆発的で宗教的ですらある、という中田英寿選手の言葉を伝えています。