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2020.5.3 『三鞍山』(301m)~『江無須志山』(463m)  思いがけず雄大な風景が広がった

 『岩知志山』の下山途中でHiromiに言った、

「次は直近の山に登るわ」

「えっ!? 歩いていくの?」

「そんなわけねえべえ!」

こいつはどこまでもとぼけたやつだ。

Hiromiを連れて歩いて、

もうじき7年になるが、

いまだに考えられない返答が返ってくる。

 桂峠を南に下って行くと、

「額平川」を渡る「豊糠橋」がある。

その少し下流では「ぬかびらダム」の建設工事が行われていた。

そしてその辺りから、

まだ純白の『幌尻岳』が見えていた。

美しかったねえ!

次なる山へはそのほんの少し先の、

「ペンケヌプチミプ橋」のたもとから林道に入る。

林道を入ったところにゲートがあるので、

道路脇に駐車させていただき、

9時35分、スタート。

ゲートより「林業専用道路芽生線」に入った。

林道を歩き始めると、

間もなく伐採跡の風景が広がった。

これは私の好きな風景で、

Hiromiも同じく広々とした風景が好きになっている。

広く雄大な伐採風景を楽しみながら歩き、

9時55分、『三鞍山』(四等三角点)

これを計画したとき、

当然樹林帯の笹の中にあるであろうと想像した三角点の標石が、

広々とした風景を見下ろす斜面に存在した。

しかもそれはピークより少し下ったところにあった。

意外にも圧倒される風景を目にしたあとは、

一旦下って笹の尾根にのって進む。

笹の中にはご多分に漏れずシカ道が、

まるで人の踏み跡のように続いている。

しかし気を付けないとフンが落ちている。

しばらく進むと作業道が現れた。

重機で笹原を掘り返して作業道を形成して間もない。

この後更に奥の伐採作業が進められるのだろう。

そして間もなく作業道を離れ、

再び笹の尾根に取り付いた。

緩やかな登りはときに急登となるが、

長くは続かずここも晩秋のような風景が続く。

ただ、どこも同じような風景だが、

私もHiromiもこの里山の風景が大好きで、

決して飽きることなく歩き続ける。

ところがこのときの私、

なんか調子悪くてねえ、

どうにもこうにも辛くてたまらない。

もうヘロヘロでHiromiに着いていった次第。

それであまりHiromiとの間隔が開いてしまうと、

写真が撮れなくなってしまうので、

時々「Hiromi、止まれ!」と怒鳴る。

するとHiromiは「知らないうちにこのペースになってしまう」と、

それでこちらがまた何か言うと、

「師匠にこうされてしまったんだよ!」と・・・

えらそうにぃ~

ただでも汗かきなのによ、

スタスタ歩くから余計に汗が噴出する。

 10時55分、『江無須志山』(三等三角点)

いつものように三角点の標石まわりの笹をカットし、

小さなどら焼きを食べて下山。

最近はシケの真似してバウムクーヘンなんかを食べるから、

さっぱり腹が減らず、

ストックしてある昼食用のインスタントラーメンがなかなか減らない。

下山で目にする下部の伐採風景がまた素晴らしい。

思いのほか素晴らしい山行であったことに満足し、

11時50分、駐車地。

このまま何も食べないと中途半端になってしまうので、

片付けをしながらインスタントラーメンを作って食べた。

そしてまだ時間があるのでもう一座!

 

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